【UFC 326 結果速報】オリヴェイラがホロウェイを完封!全12カード勝敗&採点まとめ
UFC 326: Holloway vs Oliveira 2(3/7)試合結果まとめ|オリヴェイラが新BMF王者、全12試合結果を総整理
- 大会:UFC 326: Holloway vs Oliveira 2
- 日時:2026年3月7日(土)
(米国放送目安:アーリープレリム 17:30 ET / プレリム 19:00 ET / メインカード 21:00 ET) - 開催地:T-Mobile Arena(ラスベガス/ネバダ州/アメリカ)
- メインイベント:マックス・ホロウェイ vs チャールズ・オリヴェイラ 2(BMFタイトル戦)
今大会はUFCナンバーシリーズ。
Fight Nightよりカード規模も注目度も一段上で、メインイベントはマックス・ホロウェイ vs チャールズ・オリヴェイラの再戦。
しかも今回はBMFタイトル戦という、ストーリー面までしっかり強い構図でした。
結果は、チャールズ・オリヴェイラがマックス・ホロウェイに50-45×3のユナニマス判定勝ち。
5ラウンドを通して主導権を握り、新BMF王者となりました。
UFC公式イベントページはこちら。公式スコアカードもあわせて確認しておくと、判定の見え方が一気にクリアになります。
UFC 326: Holloway vs Oliveira 2 全試合結果まとめ
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目次
- まず結論:UFC 326はどんな大会だった?
- 採点の優先順位
- 【メインイベント】マックス・ホロウェイ vs チャールズ・オリヴェイラ
- 【コ・メイン】カイオ・ボハーリョ vs ライニアー・デ・リダー
- 【メインカード】ロブ・フォント vs ラウル・ロサスJr.
- 【メインカード】ドリュー・ドーバー vs マイケル・ジョンソン
- 【メインカード】グレゴリー・ロドリゲス vs ブルンノ・フェヘイラ
- 【プレリム】コーディ・ガーブラント vs シャオ・ロン
- 【プレリム】ドンテ・ジョンソン vs コーディ・ブランデージ
- 【プレリム】リッキー・トゥルシオス vs アルベルト・モンテス
- 【プレリム】コーディ・ダーデン vs ニャムジャルガル・トゥメンデムベレル
- 【アーリープレリム】ス・ムダルジ vs ヘスス・アギラー
- 【アーリープレリム】ハファエル・トビアス vs ディヤル・ヌルゴジェイ
- 【アーリープレリム】ルーク・フェルナンデス vs ホドルフォ・ベラト
- ボーナス
- 総まとめ
まず結論:UFC 326はどんな大会だった?
UFC 326をひと言でまとめるなら、「支配して勝つ」と「終わらせて勝つ」が同居した大会でした。
メインではオリヴェイラがホロウェイを5R通してコントロールし、50-45×3で新BMF王者に!
コ・メインではボハーリョがデ・リダーを封じ、30-27×3の完封!
その一方で、ドーバー、グレゴリー・ロドリゲス、ベラトはKO/TKO、モンテスはアナコンダチョークで一本勝ち!
つまりこの大会、MMAの勝ち方のバリエーションが一夜で全部見えたんです。
「ただ殴り合ってるだけに見える」から一歩進みたい人には、かなり教材価値の高い大会でした。
採点の優先順位
「前に出てたのに、なんで負けたの?」
「テイクダウンを取ってたのに、なんで判定で落ちたの?」
UFC観戦で一度は出るこの疑問、答えは採点基準にあります。
UFCの採点で最優先されるのは
- 有効な打撃
- 有効なグラップリング
です。
ここで大事なのは、“有効な”という部分。
ただ前に出るだけ、ただ組むだけでは評価の中心にはなりません。
相手にどれだけ明確なダメージを与えたか、どれだけフィニッシュに近づいたかが軸です。
この2つで差がつかない場合にだけ、
アグレッシブネスやケージコントロールが補助的に見られます。
ここが分かると、判定結果へのモヤモヤがかなり減ります。
採点の詳細はこちら
1. 【Main Event】マックス・ホロウェイ vs チャールズ・オリヴェイラ
- 対戦:マックス・ホロウェイ(Max Holloway) vs チャールズ・オリヴェイラ(Charles Oliveira)
- 階級:ライト級 / Lightweight(155ポンド)
- 備考:BMFタイトル戦
- 結果:ユナニマス判定(50-45、50-45、50-45)
- 勝者:チャールズ・オリヴェイラ(Charles Oliveira)
- ラウンド/時間:5R 5:00
50-45が3枚。
この数字がまずすべてを物語っています。
ジャッジ3人全員が、5ラウンドすべてをオリヴェイラに付けたということ。
接戦でも取りこぼしでもなく、明確な判定勝ちでした。
この試合の見どころ
ホロウェイの得意なリズムを作らせなかった
ホロウェイの強みは、打撃の回転数、コンビネーション、後半に向けて上がるギアです。
でもオリヴェイラは、その打撃戦に長く付き合わなかった。
組みでテンポを切り、コントロールで立ちの時間を削り、寝技の脅威でホロウェイに自由を与えない。
ホロウェイが”いつものホロウェイ”になる時間を消したのが、この試合の核心でした。
50-45×3は”圧勝”のサイン
5Rのタイトル戦やメインイベントで、1Rも渡さず取り切るのは普通に難しいです。
一発の被弾、ラウンド終盤の失点、逆転の瞬間、そういう事故を全部回避しないといけない。
それをやり切った時に並ぶのが、この50-45×3です。
まとめ
オリヴェイラがやったのは、派手なKOではありません。
でも、相手の強い場所を消し、自分の勝てる形を25分維持するという、かなり高度な勝ち方でした。
“強さ”ってこういうことか、と静かに分からせる勝利です。
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2. 【Co-Main Event】カイオ・ボハーリョ vs ライニアー・デ・リダー
- 対戦:カイオ・ボハーリョ(Caio Borralho) vs ライニアー・デ・リダー(Reinier de Ridder)
- 階級:ミドル級 / Middleweight(185ポンド)
- 結果:ユナニマス判定(30-27、30-27、30-27)
- 勝者:カイオ・ボハーリョ(Caio Borralho)
- ラウンド/時間:3R 5:00
30-27が3枚。
これもまた、ジャッジ全員が3Rすべてをボハーリョに付けたということです。
派手な場面が少なく見えたとしても、スコアが示しているのは完封に近い内容でした。
何が良かったのか?
危険地帯に雑に入らなかった
デ・リダーは、組みの局面で一気に危険度が上がるタイプの選手です。
ボハーリョはそこを正確に理解していて、距離、間、展開の選び方がかなり丁寧でした。
勝つために必要なことだけを外さず積み上げた感じです。
30-27×3は”事故ゼロ”の証明
判定で3R全部取るというのは、派手さより再現性の話です。
相手の得意を出させず、自分の土俵に引き込み続ける。
KOほど目立たなくても、内容としてはかなり強いです。
まとめ
ボハーリョはこの試合で、「派手に倒す」ではなく「崩さず支配する」をやってのけました。
こういう勝ち方ができる選手は、上に行っても崩れにくいです。
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3. 【Main Card】ロブ・フォント vs ラウル・ロサスJr.
- 対戦:ロブ・フォント(Rob Font) vs ラウル・ロサスJr.(Raul Rosas Jr.)
- 階級:バンタム級 / Bantamweight(135ポンド)
- 結果:ユナニマス判定(30-27、30-27、30-27)
- 勝者:ラウル・ロサスJr.(Raul Rosas Jr.)
- ラウンド/時間:3R 5:00
30-27が3枚。
ラウル・ロサスJr.が、3R全部を取り切りました。
「若さで押し切った」ではなく、内容で上回ったと言える勝利です。
何が強かったのか?
勢いだけじゃなく、設計があった
フォントはバンタム級のベテラン。
経験値のある相手に対して、ラウル・ロサスJr.は突っ込むだけではなく、距離とテンポを自分で管理しながら進めました。
ここがかなり大きいです。
若手がベテランに勝つ時って、勢いだけで片づけられがちですが、今回はそれじゃない。
30-27×3は評価が重い
経験差をひっくり返して、しかも明確に3R取る。
これは普通に評価が高いです。
“有望株”から”本格的に上位と絡める選手”へ、一段階進んだ印象を残しました。
まとめ
ラウル・ロサスJr.は、ただ勢いのある若手ではなく、試合を設計できる若手として存在感を出しました。
この勝ち方は、かなり価値があります。
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4. 【Main Card】ドリュー・ドーバー vs マイケル・ジョンソン
- 対戦:ドリュー・ドーバー(Drew Dober) vs マイケル・ジョンソン(Michael Johnson)
- 階級:ライト級 / Lightweight(155ポンド)
- 結果:KO/TKO(パンチ)
- 勝者:ドリュー・ドーバー(Drew Dober)
- ラウンド/時間:2R 1:53
2R、1分53秒。
パンチで決着。しかもこの試合はPerformance of the Nightも受賞しています。
この試合のポイント
ライト級らしい”速くて重い”終わり方
ライト級は、スピードとパワーのバランスが本当に絶妙です。
だから一発の説得力が強い。
ドーバーのフィニッシュは、そのライト級らしさがそのまま出た形でした。
突然に見えて、突然だけじゃない
KO/TKOは急に起きたように見えます。
でも実際は、距離感、反応、タイミングの読みがあってこそ。
ドーバーの勝ちは、一撃の破壊力と、そこに至る流れの両方が見えるフィニッシュでした。
まとめ
ドーバーは、ライト級の怖さを一番わかりやすい形で見せました。
“当たれば終わる”を、本当に当てて終わらせる。シンプルだけど強いです。
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5. 【Main Card】グレゴリー・ロドリゲス vs ブルンノ・フェヘイラ
- 対戦:グレゴリー・ロドリゲス(Gregory Rodrigues) vs ブルンノ・フェヘイラ(Brunno Ferreira)
- 階級:ミドル級 / Middleweight(185ポンド)
- 結果:KO/TKO(パンチ)
- 勝者:グレゴリー・ロドリゲス(Gregory Rodrigues)
- ラウンド/時間:1R 1:47
1R、1分47秒。
試合開始から2分も経たずに終了。
しかもこちらもPerformance of the Nightです。
何が印象的だったか?
ミドル級の一発は空気ごと変える
ミドル級は、体格とスピードがまだ両立している階級です。
だからクリーンヒットした時の壊れ方がすごく分かりやすい。
ロドリゲスの一撃は、まさにその典型でした。
短時間KOは”運”で片づけにくい
早い決着はラッキーに見えがちです。
でも実際は、重心、距離、入り方、反応の読みが噛み合っていることが多い。
短時間で終わるほど、逆に精度が高いこともあります。
まとめ
ロドリゲスは、流れを作る前に流れごと終わらせたという感じでした。
ミドル級の破壊力が、そのまま形になった試合です。
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6. 【Prelims】コーディ・ガーブラント vs シャオ・ロン
- 対戦:コーディ・ガーブラント(Cody Garbrandt) vs シャオ・ロン(Xiao Long)
- 階級:バンタム級 / Bantamweight(135ポンド)
- 結果:ユナニマス判定(28-27、28-27、28-27)
- 勝者:コーディ・ガーブラント(Cody Garbrandt)
- ラウンド/時間:3R 5:00
28-27が3枚。
数字だけ見ると僅差ですが、こういう試合こそ採点の勉強になります。
このスコアの面白さ
28-27は、接戦の中で差を積み上げた形
28-27は、減点やラウンドごとの差が絡む時に出やすい数字です。
ただの”運勝ち”ではなく、要所の差が積み上がった結果として見ると、この試合の解像度が上がります。
完封じゃない試合ほど、学びが多い
50-45や30-27は分かりやすいです。
でも28-27は、「どの局面がラウンドを分けたのか?」を考える余地が大きい。
観戦力を上げるなら、むしろこっちの方が教材として優秀です。
まとめ
ガーブラントは、派手に倒したわけではありません。
でも、僅差の局面を落とさず拾ったことが勝ちにつながりました。
こういう勝ち方を読めるようになると、UFC観戦はかなり面白くなります。
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7. 【Prelims】ドンテ・ジョンソン vs コーディ・ブランデージ
- 対戦:ドンテ・ジョンソン(Donte Johnson) vs コーディ・ブランデージ(Cody Brundage)
- 階級:ミドル級 / Middleweight(185ポンド)
- 結果:スプリット判定(29-28、28-29、29-28)
- 勝者:ドンテ・ジョンソン(Donte Johnson)
- ラウンド/時間:3R 5:00
29-28、28-29、29-28。
1人のジャッジはブランデージを支持しました。
これがスプリット判定のリアルです。
何が面白いのか?
採点が割れる試合には、ちゃんと理由がある
スプリット判定は、単純に”ジャッジがおかしい”で終わらせると損です。
実際には、ラウンドごとの優勢がかなり接近していたからこそ割れています。
どこを強く評価するかで、見え方が変わる試合だったわけです。
判定の勉強には超いい素材
こういう試合は、「なぜ1人だけ違う採点になったのか?」を考えるだけで観戦力が上がります。
有効打か、印象か、主導権か。
採点基準を自分の中で整理するのに向いています。
まとめ
ジョンソンが勝ちは取りましたが、内容はかなり紙一重。
勝者は明確でも、見え方は割れた。
それがこの試合の面白さでした。
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8. 【Prelims】リッキー・トゥルシオス vs アルベルト・モンテス
- 対戦:リッキー・トゥルシオス(Ricky Turcios) vs アルベルト・モンテス(Alberto Montes)
- 階級:フェザー級 / Featherweight(145ポンド)
- 結果:一本(アナコンダチョーク)
- 勝者:アルベルト・モンテス(Alberto Montes)
- ラウンド/時間:2R 0:40
2R開始から40秒。
アナコンダチョークで一本。
しかもこちらもPerformance of the Nightです。
何が強かったのか?
アナコンダチョークは”逃げ道を消す”技
首と腕を巻き込み、逃げるルートを潰す。
サブミッションの怖さって、派手さよりもハマった瞬間に出口がなくなる精度なんです。
モンテスはそこをきっちり決めました。
2R開始直後の一本は、準備の匂いがする
いきなり決まったように見えても、1Rでの観察や布石があることが多いです。
ラウンド間で整理して、2Rの頭で一気に回収する。
この試合は、そういう一本に見えました。
まとめ
モンテスは、流れを掴んだ瞬間に逃がさなかったです。
サブミッションの完成度が、タイムにそのまま出た試合でした。
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9. 【Prelims】コーディ・ダーデン vs ニャムジャルガル・トゥメンデムベレル
- 対戦:コーディ・ダーデン(Cody Durden) vs ニャムジャルガル・トゥメンデムベレル(Nyamjargal Tumendemberel)
- 階級:フライ級 / Flyweight(125ポンド)
- 結果:ユナニマス判定(30-27、30-27、29-28)
- 勝者:ニャムジャルガル・トゥメンデムベレル(Nyamjargal Tumendemberel)
- ラウンド/時間:3R 5:00
30-27、30-27、29-28。
勝者は全員一致。ただし、差の見え方は完全一致ではありませんでした。
ここが観戦ポイント
29-28が混じる時は、どこかに”揺れるラウンド”がある
30-27が2人、29-28が1人。
つまり1ラウンド分だけ、ジャッジ間で温度差があったということです。
優勢は明確だったけど、全部が一方的には見えなかった。
そのニュアンスが、この並びに出ています。
フライ級は細かい差がスコアに出やすい
テンポが速く、見た目のダメージ差が大きく出にくい階級です。
だから主導権や有効打の細かい積み上げが、そのまま採点に反映されやすい。
フライ級の判定は、見る目が試されます。
まとめ
トゥメンデムベレルが勝ちを取り切りました。
ただしスコアの並びには、“完封に近いけど、完全な満場一致の見え方ではなかった”という試合の温度が残っています。
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10. 【Early Prelims】ス・ムダルジ vs ヘスス・アギラー
- 対戦:ス・ムダルジ(Sumudaerji) vs ヘスス・アギラー(Jesus Aguilar)
- 階級:フライ級 / Flyweight(125ポンド)
- 結果:ユナニマス判定(30-27、30-27、30-27)
- 勝者:ス・ムダルジ(Sumudaerji)
- ラウンド/時間:3R 5:00
30-27が3枚。
アーリープレリムでこういうスコアが並ぶと、内容はかなり分かりやすいです。
主導権が3Rを通してブレなかったということ。
見どころ
やることが最初から最後まで一貫していた
完封系の判定で大事なのは、派手さより一貫性です。
ス・ムダルジは、自分の距離と展開を崩さず、アギラーに修正させなかった。
ここが強かった。
地味に見えて、上に行く選手の勝ち方
こういう試合って目立ちにくいです。
でも再現性が高い。
だから階段を上がっていく選手の特徴として、実はかなり大事です。
まとめ
ス・ムダルジは、試合全体を自分で管理して完走したという感じでした。
派手ではない。でも安定感は強い。そういう勝利です。
11. 【Early Prelims】ハファエル・トビアス vs ディヤル・ヌルゴジェイ
- 対戦:ハファエル・トビアス(Rafael Tobias) vs ディヤル・ヌルゴジェイ(Diyar Nurgozhay)
- 階級:ライトヘビー級 / Light Heavyweight(205ポンド)
- 結果:ユナニマス判定(30-27、29-28、29-28)
- 勝者:ディヤル・ヌルゴジェイ(Diyar Nurgozhay)
- ラウンド/時間:3R 5:00
30-27、29-28、29-28。
勝者は一致。でも、差の見え方は割れました。
このスコアの読み方
完封に見たジャッジと、1Rは接戦と見たジャッジがいた
ここがこの試合のポイントです。
ユナニマス判定でも、ラウンド評価まで全員一致とは限らない。
勝者は同じでも、どれだけ差があったかは揃わない。
MMAの判定って、そこが面白いです。
ライトヘビー級は一発の重さが判定の見え方を揺らす
205ポンドは、1発の印象が強い階級です。
だからそのラウンドをどう切り取るかで、ジャッジの印象も変わりやすい。
スコアのバラつきには、その階級特性も出ています。
まとめ
ヌルゴジェイが勝ち切ったことは明確。
でも内容は、きれいに一本線で整理できるタイプの試合ではなかった。
その温度差が、スコアにちゃんと残っています。
12. 【Early Prelims】ルーク・フェルナンデス vs ホドルフォ・ベラト
- 対戦:ルーク・フェルナンデス(Luke Fernandez) vs ホドルフォ・ベラト(Rodolfo Bellato)
- 階級:ライトヘビー級 / Light Heavyweight(205ポンド)
- 結果:KO/TKO(パンチ)
- 勝者:ホドルフォ・ベラト(Rodolfo Bellato)
- ラウンド/時間:1R 2:42
1R、2分42秒。
大会の一番早い時間帯でいきなりKO/TKO。
しかもこの試合もPerformance of the Nightです。
何が良かったのか?
アーリープレリムで空気を変えた
早い時間のKOって、イベント全体の温度を変えます。
「今日は何か起きるぞ」と会場の空気が変わる。
その最初のスイッチを入れたのが、この試合でした。
ライトヘビー級の”序盤でも終わる”怖さ
まだ探り合いの時間、なんて感覚が通じないのがライトヘビー級。
クリーンヒットすれば、序盤でも試合は終わる。
ベラトのフィニッシュは、その怖さをまっすぐ見せました。
まとめ
ベラトは、大会の空気を最初に爆発させた選手でした。
アーリープレリムから観ていた人には、かなりおいしい試合です。
ボーナス
今大会のボーナス、個人的にはかなり納得の配分でした。
KO、一本、圧巻のフィニッシュが複数出た夜だったので、「誰が選ばれたか」よりも「なぜ選ばれたか」が分かりやすい回です。
ボーナスの基準を知っておくと、試合中の「これ、ボーナス来そう」という感覚が自然と身につきます。
- Performance of the Night:ドリュー・ドーバー(Drew Dober)
- Performance of the Night:グレゴリー・ロドリゲス(Gregory Rodrigues)
- Performance of the Night:アルベルト・モンテス(Alberto Montes)
- Performance of the Night:ホドルフォ・ベラト(Rodolfo Bellato)
今回はFight of the Nightなしで、4人のPerformance of the Nightという形でした。
“支配型の判定”と”明快なフィニッシュ”が両立した大会だったので、この配分にはかなり納得感があります。
ファイトボーナスの仕組みをもっと知りたい方はこちら
総まとめ:UFC 326は「支配」「爆発力」「採点の奥行き」が全部入った大会だった
UFC 326は、ただ結果を追うだけでも面白い大会でした。
でも、もう一段深く見るともっと面白いです。
メインイベントではオリヴェイラがホロウェイを50-45×3で完封し、新BMF王者に。
コ・メインではボハーリョがデ・リダーを30-27×3で封じました。
ここだけ見ると「支配した選手が勝った夜」です。
一方で、ドーバー、ロドリゲス、ベラトはKO/TKOで大会に爆発力を加えました。
モンテスはアナコンダチョークで一本。
つまりこの大会では、削って勝つ、支配して勝つ、一撃で終わらせる、極めて終わらせるが全部出ています。
全試合結果一覧
- ライト級/BMFタイトル戦:チャールズ・オリヴェイラ def. マックス・ホロウェイ(ユナニマス判定 50-45/50-45/50-45|5R 5:00)
- ミドル級:カイオ・ボハーリョ def. ライニアー・デ・リダー(ユナニマス判定 30-27/30-27/30-27|3R 5:00)
- バンタム級:ラウル・ロサスJr. def. ロブ・フォント(ユナニマス判定 30-27/30-27/30-27|3R 5:00)
- ライト級:ドリュー・ドーバー def. マイケル・ジョンソン(KO/TKO[パンチ]|2R 1:53)
- ミドル級:グレゴリー・ロドリゲス def. ブルンノ・フェヘイラ(KO/TKO[パンチ]|1R 1:47)
- バンタム級:コーディ・ガーブラント def. シャオ・ロン(ユナニマス判定 28-27/28-27/28-27|3R 5:00)
- ミドル級:ドンテ・ジョンソン def. コーディ・ブランデージ(スプリット判定 29-28/28-29/29-28|3R 5:00)
- フェザー級:アルベルト・モンテス def. リッキー・トゥルシオス(一本[アナコンダチョーク]|2R 0:40)
- フライ級:ニャムジャルガル・トゥメンデムベレル def. コーディ・ダーデン(ユナニマス判定 30-27/30-27/29-28|3R 5:00)
- フライ級:ス・ムダルジ def. ヘスス・アギラー(ユナニマス判定 30-27/30-27/30-27|3R 5:00)
- ライトヘビー級:ディヤル・ヌルゴジェイ def. ハファエル・トビアス(ユナニマス判定 30-27/29-28/29-28|3R 5:00)
- ライトヘビー級:ホドルフォ・ベラト def. ルーク・フェルナンデス(KO/TKO[パンチ]|1R 2:42)
全12試合を通して見ると、この大会はかなり優秀な教材です。
「MMAってどうやって勝つの?」
その答えを、UFC 326は1大会でかなり幅広く見せてくれました。
判定は地味じゃありません。
30-27や50-45には、試合を崩さず設計し続ける技術が詰まっています。
KO/TKOや一本には、終わらせるためのタイミングと精度がある。
UFC 326は、勝ち方の多様さそのものが主役だった大会です。