MMAの歴史はいつから?発祥〜UFC誕生までを解説
第1章(起源・発祥)
MMAの歴史シリーズ|第1章:起源と発祥
どこから始まって、どう“総合格闘技”になったのか。まずはルーツを最短で押さえていきます。
最近、格闘技の動画とか試合を見てると、「MMA(エムエムエー)」って言葉をよく聞きませんか?
よく出てくるワードやけど…正直、「なんの略?」って思ってる人、多いはず。
「よく聞くけど、ボクシングとか柔道と何が違うの?」「格闘技ってルール複雑そう…今さら人に聞けない…」「ボクシングでもなく、柔道でもなく、え、全部やるの!?どういうルール!?」「なんかヤバい格闘技っぽいけど、正直よく知らん…」などなど、色んなことを耳にすると思います。
そんなモヤモヤしているあなたをスッキリさせちゃいますッ!!
「MMA」―つまり「総合格闘技」の世界を、ざっくり理解できる記事をご用意しました!
この記事では、
「MMAってなんの略?」
「どんな格闘技なの?」
「他の格闘技と何が違うの?」
っていう疑問を初心者目線でわかりやすく笑えるくらいざっくり紹介していくよッ!
格闘技ファンも、格闘技未経験のあなたも知ってると、試合観戦が5倍いや10倍面白くなるッ!!
読めば「とりあえずMMAって言っとけば通ぶれる」くらいにはなれるから、格闘技オタクの友達にドヤ顔で話せるチャンス!
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目次
- 結論:MMAはいつから?(30秒で腹落ち)
- MMAの歴史|発祥はどこ?いつから始まった?(年表で3分理解)
- MMAとは?(何の略?総合格闘技の正体)
- MMAのルール(勝ち方・禁止行為)
- 他の格闘技との違い(ボクシング/柔道/キック)
- 観戦のポイント(初心者が見るべき3つ)
- よく出る用語(まずはこれだけ)
- よくある質問(FAQ)
- まとめ
結論:MMAはいつから?(30秒で腹落ち)
MMA(総合格闘技)は「昔からある“異種格闘技の発想”」が源流にあります。
ただし、いま僕らが見てる“現代MMA”が世界的に広がった転機は1993年(UFC 1)。
さらに2001年4月3日の会合をきっかけに統一ルール整備が進み、スポーツとしての形がグッと固まりました。
覚え方
古代(源流)→ブラジル(近代の土台)→1993(世界に拡散)→2001(ルール標準化)
MMAの歴史|発祥はどこ?いつから始まった?(年表で3分理解)
「発祥=どこ?」は、MMAの場合“1国に決め打ちするとだいたい事故る”ジャンルです。
なので、歴史を3層(源流/近代/現代)に分けて整理します。
① 源流:古代ギリシャ(“混ぜる格闘技”は昔からあった)
MMAの原型としてよく挙げられるのが、古代五輪のパンクラチオン(紀元前648年に種目化)。
ざっくり言うと「殴る+組む」を同じ競技でやる、昔の“総合格闘技っぽい存在”です。
イメージは、ボクシングとレスリングを同じマップで同時にやるゲームみたいな感じ。
② 近代の土台:ブラジル(Vale Tudo=ルール少なめの流派対抗)
20世紀のブラジルでは、ルールを最小限にして戦うヴァーリ・トゥード(Vale Tudo / ポルトガル語で「何でもあり」)が広がりました。
ここで「流派対抗で強さを証明する」文化が育ち、後のMMAに繋がる近代の土台になります。
例えるなら、MMAが本格的に“リーグ化”する前の異種格闘技の草野球みたいなフェーズ。
③ 現代MMAの拡散:1993年(UFC 1で世界にバズる)
世界的に“現代MMA”が一気に広がった転機として語られるのがUFC 1(1993年11月12日)です。
「違う格闘技同士が戦う」というコンセプトが映像向きすぎて、一気に世界へ拡散しました。
初心者向けに例えると、「職業別の最強決定戦」が突然始まった、みたいな衝撃です。
ここがいちばん大事なポイント
MMAは「突然生まれた新競技」じゃなくて、昔からの流れが1990年代に一気に“見える形”になっただけ。
この見方が入ると、歴史がスッと頭に入ります。
日本の1990年代はガチで熱い(日本史ルート)
日本でも1990年代はガチで熱い。
- 修斗:1985年に枠組みが作られ、1986にアマ大会、1989にプロ興行へ
- PANCRASE:1993年9月21日に初期大会(東京ベイNKホール)
- PRIDE:1997年10月11日に旗揚げ(東京ドーム)
この辺りが国内のMMA文化を一気に育てました。
例えるなら、日本は「格闘技の実験と改良が早かった開発拠点」みたいな存在です。
④ 2001年:統一ルール整備で“スポーツ化”が加速(ここ超重要)
MMAは団体ごとにルールが違いやすい競技です。
そこで2001年4月3日の会合などを通じて、統一ルール(Unified Rules)の合意が進み、
階級・ラウンド・反則規定などが整理されていきました。
ここが“何でもアリっぽい印象”から「ルールのあるスポーツ」として認知が進む大きな分岐点です。
初心者向けたとえ(一発で腹落ち)
- ルール統一前のMMA=店ごとにローカルルールが違うカードゲーム
- ルール統一後のMMA=全国大会の公式ルールで遊べるカードゲーム
そりゃ普及する、って話です。
年表:MMAの歴史(“重要年号だけ”)
| 紀元前648年 | 古代五輪でパンクラチオンが種目化(混合型格闘の源流)。 |
| 20世紀 | ブラジルでVale Tudo(ヴァーリ・トゥード)が広がり、流派対抗文化が発展(近代の土台)。 |
| 1985年 | 修斗が日本で創設(1986アマ大会/1989プロ興行へ)。 |
| 1993年 | PANCRASE初期大会(東京ベイNKホール)。 |
| 1993年 | UFC 1開催。現代MMAが世界に拡散する象徴的な転機。 |
| 1997年 | PRIDE旗揚げ(東京ドーム)で日本のMMAが巨大コンテンツ化。 |
| 2001年 | 統一ルール整備に向けた合意が進む(スポーツ化が加速)。 |
MMAとは?(何の略?総合格闘技の正体)
「MMA」英語の頭文字をとって、略された名称で、正式には「Mixed Martial Arts(ミックスド・マーシャル・アーツ)」の略。
「Mixed(ミックスド)」→混合
「Martial(マーシャル)」→武道
「Arts(アーツ)」→芸術
といったように分けて、訳すとこんな感じ。
日本語では「総合格闘技」の名称で呼ばれています。
ざっくりなルールは「打撃」「投げ」「寝技」などをミックスした競技になります。
要は、「ボクシング」「キックボクシング」「柔道」「レスリング」「ブラジリアン柔術(BJJ)」を全て合わせた競技です。
初心者向けに言うと、立ってる間はキック/ボクシング寄り、倒れたら柔術/レスリング寄りになるイメージです。
詳しいルールは後で説明していくので、今はこんな感じで覚えてもらえれば大丈夫です。
- 打撃:パンチ・キック・ヒザ・ヒジ(※使用可否や細部は団体/地域で差が出ることあり)
- 投げ/テイクダウン:タックルや崩しで相手を倒す
- 寝技:上を取って殴る(パウンド)or 関節/絞めで一本
MMAのルール(勝ち方・禁止行為)
勝敗の決まり方は基本この3つです。
- KO / TKO:気絶 or レフェリー/ドクターが止める
- 一本(サブミッション):関節技・絞め技でギブアップ(タップ)
- 判定:ラウンド終了後のジャッジ採点
試合時間
多くの大会では1ラウンド=5分。
通常は3ラウンド、ただしタイトルマッチは5ラウンドが一般的。
さらに大会によってはノンタイトルでもメインイベントが5ラウンドになることもあります。
禁止されている行為(代表例)
- 頭突き
- 髪・耳・口・鼻などを掴む
- 目つぶし
- 噛みつき
- 喉への攻撃
- 金的攻撃
- 後頭部への打撃
- 手足の指への関節技
試合中の“反則ムーブ”もあります。
- 金網やロープを故意に掴む(ケージ/リングで差あり)
- マウスピースをわざと落とす/テーピングを剥がして時間を稼ぐ
- レフェリーの指示を無視する
上記の行為を意図的に何回も行うと、以下の処罰が下されます。※上から順に罰が軽い
- 口頭注意
- 減点(ポイント1減)
- 失格(重大・悪質な場合)+ファイトマネーの減額
これらの行為を意図的にかつ悪質な場合はこれらの処罰が与えられスポーツマンシップらしからぬ場合はさらに重い処分も課せられることもあります。
(※ルールは団体・地域で細部が違う)
もっと詳しいルールを知りたい人へ
他の格闘技との違い(ボクシング/柔道/キック)
MMAが分かりにくい理由はシンプルで、「1つに特化してない」からです。
比較すると一発で腹落ちします。
- ボクシング:パンチのみ(ダウン後は基本ストップ)
- キックボクシング:打撃特化(寝技なし)
- 柔道:投げ+寝技(打撃なし)
- プロレス:ショー要素が強く演出を含む
初心者向けの見方
「今は打撃の時間」→「組みの時間」→「寝技の時間」って、試合がモードチェンジするのがMMA。
この“切り替わり”が見えた瞬間、観戦が一気に面白くなります。
使用するグローブ
この特徴的なグローブを使って競技を行います。
名前が「オープンフィンガーグローブ」といいます。
団体によってカラーリングや形状が少し違いますが、基本的にはこの様な形のものを使用します。
ボクシングやキックボクシングなどの、一般的な大きなグローブ使用せず、指一本づつ個別に分かれて入れれるもので、これは先程にも説明した通り寝技があるので、ある程度指の動きや掴み動作が必要な競技なのでそういった特殊なグローブを使います。
試合場(リング・金網(ケージ))
各団体などで使用するものが変わってきます。
リング
皆さんおなじみで見たことあるのがこの「リング」になります。
ボクシングやプロレス、キックボクシングなどでも使われている一般的なものになります。
国内(日本)ではこの形状のものが多く使用されています。
金網(ケージ)
海外でのMMAでは一般的にこういった形のものを使用します。
団体によって少し形が違いますが、基本的にはこういった金網を使用し試合を行います。
名前が「ケージ(Cage)」と呼ばれています。
試合の時間構成
試合展開は基本的には、「5分・3ラウンド」の展開で試合が行われ、他の競技と比較するとボクシングでは「3分・12ラウンド(タイトルマッチ)」で試合が行われます。
あと、補足で少し特徴的なものが相手がダウンしても試合が引き続き継続されることです。
これは前にも説明した通り、寝技がありそのダウンした流れのままが試合が引き続き行われ、そこから寝技で逆転勝ちするような場面があるのが「MMA」の魅力でもあります!!
上記で上げたボクシングで比較すると、相手がダウンするとレフェリーが10カウント(10秒)数えその間はダウンを奪った選手はレフェリーがカウントを数え終わるまで何も(攻撃)できず、ダウンした選手が立ち上がれば、レフェリーが続行しても大丈夫と判断した場合に引き続き試合が継続されるというルールになります。
観戦のポイント(初心者が見るべき3つ)
初心者はまず、この3つだけ見ればOK。
- 距離(レンジ):遠い距離は打撃有利、近い距離は組み有利
- ポジション:上を取ると有利になりやすい(でも下から逆転もある)
- 攻防の目的:相手は「倒したい」のか「立ちたい」のかを当てるゲーム
ミニ練習(次の試合で即使える)
心の中で
「今どっちが“自分の得意距離”にしたい?」
って当ててみてください。これだけで“分からん…”が激減します。
よく出る用語(まずはこれだけ)
用語は無限にあるので、最初は頻出ワードだけでOK。
実況解説が“翻訳なしで理解”できるようになります。
| テイクダウン(Takedown) | タックルなどで相手を倒す。倒すタイミングと防ぐ動き(テイクダウンディフェンス)に注目。 |
| クリンチ(Clinch) | 密着して組み合う状態。ヒザ・ヒジ、テイクダウン、ケージの攻防に繋がる。 |
| ガード(Guard) | 下の選手が足を絡めてコントロールする。下から関節・絞めを狙えるのがMMAの面白いところ。 |
| パウンド(Pound) | 倒した後、上から殴る攻撃。ここでTKOが起きやすい。 |
| マウント(Mount) | 相手の上にまたがる超有利ポジション。強いパウンドや一本に直結。 |
| バック(Back) | 相手の背中を取る。RNC(リアネイキッドチョーク)に繋がりやすい。 |
| サブミッション(Submission) | 関節技・絞め技でギブアップを取ること(タップアウト)。 |
| RNC(Rear Naked Choke) | バックから首を絞める技。超頻出なので名前だけでも覚えると強い。 |
用語を一気に覚えたい人へ
よくある質問(FAQ)
Q. MMAの「発祥」ってどこの国?
MMAは単一の国で誕生した競技ではありません。
源流(古代の混合格闘)→近代の土台(ブラジルの流派対抗)→現代スポーツ化(1990年代〜)が合流して成立した、が一番ズレない理解です。
Q. MMAが世界的に広まったのはいつ?
1993年のUFC 1が、現代MMAが世界に広がる象徴的な転機として語られます。
さらに2001年4月3日の会合などを通じて統一ルール整備が進み、スポーツとしての受け入れが加速しました。
Q. MMAって危ない競技なの?
危ないのは事実
でも反則が細かく決まっていて、レフェリーやドクターが安全面で止める仕組みがあります。
「何でもアリ」ではなく、ルールのあるスポーツです。
Q. 寝技が分からないと楽しめない?
全然OK。最初は距離(レンジ)とポジションだけ見れば成立します。
迷ったら、「上を取ってる方がだいたい有利」だけ覚えておけば観戦できます(そこから沼へどうぞ)。
Q. 日本でMMA(UFC)ってどこで見れる?
視聴方法は別記事でまとめています。
UFCを見る方法まとめ
まとめ
ここまで読んだあなたへ。
もう「MMAって何?」で止まらない。「MMAっていつから?」まで語れる側です。
今回紹介した用語は、寝技まわりが多めでした。
理由はシンプルで、試合を観ていると寝技に移行する場面がかなり多いのに、初心者だと「今なにが起きてる?」で思考が止まりやすいから。
そこで最低限の用語だけでも先に入れておくと、あの“退屈ゾーン”が「なるほど、そういう攻防か」に変わってきます。
もちろん、用語はまだまだあります。
でも一気に詰め込むと混乱するので、今回はここまで。次回、もう一段階わかる用語を追加で解説します。
次の試合でドヤってOK。許可します。
……ただし、実況席で語り始めても僕は止めませんが、責任も取りません。