MMA/UFC観戦12用語|試合の見方が一気に楽しくなる!
MMA・UFCを見始めたばかりの初心者がUFC観戦をすると、
「展開が速すぎて何が起きてるか分からない」「今どっちが勝ってるの?」と感じるのはごく普通です。
気づいたら試合が終わっていて、実況は盛り上がっているのに、自分だけ置いていかれている感じ。
でも、そこがスタートラインです。
「MMA/UFCの専門用語」を全部暗記する必要はありません。
MMA初心者にとって本当に大事なのは、技名の数ではなく、
「いま何を取り合っている試合なのか?」
をざっくり掴めるようになることです。
この記事では、UFC観戦でよく出てくる基本用語12語を、
MMA/UFC初心者でもスッと理解できるように、できるだけシンプルな言葉と例え話で解説します。
結論から言うと、MMA/UFCの試合は、ほとんどがこの3つの奪い合いです。
- 距離(Range)
- 位置(Position)
- 得点(Scoring / Judging)
この順番で見るだけで、「MMA/UFC専門用語」を全部知らなくても、
試合の見え方がかなりラクになります。
最新の大会情報や選手のランキングは、UFC公式サイトでチェックできます。
目次|UFC観戦でまず覚えたい基本用語12選
- ① 距離:レンジ(Range)で「どっちが有利か」が見える
- ② 位置:ポジション(Position)で「終わりが近い場面」が分かる
- ③ 得点(判定)を知ると、「なぜその結果?」が一気に減る
- 初心者が一気に伸びる見方:1試合につき「テーマを1つ」
- よくある質問(FAQ)|初心者がつまずきやすいポイントまとめ
ルールの全体像を先にサクッと知っておきたい MMA 用語 初心者 は、先にこちらを読んでおくと、この記事の内容がさらに入ってきやすくなります。
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① 距離(レンジ / Range)を見ると「どっちが有利か」が見える
まず最初に覚えたいのが、距離(レンジ)です。
ここが分かるようになると、
「今はどっちが主導権を握っているのか?」
が一気に見えやすくなります。
距離(レンジ)は、ざっくり言うと
「相手に攻撃が届くかどうか?」のこと。
- 近すぎたら攻撃の力が乗らない
- 遠すぎたら攻撃が当たらない
なので、
「自分の攻撃が一番当てやすくて、相手の攻撃はもらいにくい距離」
をキープできている選手が、有利になりやすいです。
イメージは、ゲームのステージで「自分のテリトリー」を取り合っている感じです。
- 遠い距離が得意な選手:ジャブや前蹴りで外側から削る
- 近い距離が得意な選手:パンチ連打・クリンチ・テイクダウンまで一気に近づきたい
超シンプルな結論
自分の当てたい距離に“居続けられている側”が有利になりやすい。
レンジの見方:チェックポイントは2つだけ
試合を観ながら、まずはこの2つだけを意識してみてください。
① どっちが前に出て、どっちが下がっている?
相手に下がらされている側は、自分の距離を作りにくくなりがちです。
ケージが近づくほど、近距離の打ち合いや組み合いに巻き込まれやすくなります。
ただし、下がりながらカウンターを狙う選手もいるので、
- ずっと押されて下がっているのか?
- 下がりながらも当て返せているのか?
このあたりをザックリ見るだけでもOKです。
② ケージ(壁)に近いのはどっち?
ケージに背中が近いと、逃げ道が減ります。
結果として、
- 詰められる
- 組まれる
- 倒される
といった展開につながりやすくなります。
MMA/UFC観戦初心者 のうちは、「ケージに追い込まれている側は不利になりやすい」と覚えておけば十分です。
- 今、どっちが前に出ている?
- どっちがケージに近い?
この2つが見えるようになると、
「どっちが自分の距離で戦えているか?」 = 距離の主導権
が分かるようになります。
フェイント / Feint とカウンター / Counter
フェイント / Feint
フェイントは、本命の攻撃を当てるための「ウソの動き」です。
ちょっと肩を動かしたり、軽く踏み込んだりするだけで、相手は
- 下がる
- 手を上げる
- 足が止まる
といった反応を返します。
その反応を見て「どこが空きやすいか?」を探っています。
MMA/UFC観戦初心者は、
「フェイント=相手から答え(反応)を引き出す質問」とイメージすると◎です。
小さな動きの直後に、相手の足が止まる・下がるなら、フェイントが効いているサイン。
カウンター / Counter
カウンターは、「相手の攻撃や動きに合わせて当てる一撃」です。
相手が動いた瞬間 = 隙が出やすい瞬間
と覚えておけばOK。
技名より先に、
「どっちが“動いた直後に当てられたか?”」
だけを見るようにすると、打撃戦の見え方が一気に変わります。
② 位置(ポジション / Position)を見ると「終わりが近い場面」が分かる
次は「位置(ポジション)」です。
ここが分かると、
「この後、危ないのはどっちか?」がざっくり読めるようになります。
細かい寝技の名前はまだいりません。
まずは
- 上か下か?
- 背中を取っているか?
ここだけでOKです。
テイクダウン / Takedown
テイクダウンは、「立った状態から相手を倒して、寝技の局面に持ち込む動き」のこと。
タックル・投げ・足払いなど、立っていた相手を倒したら全部テイクダウンでOKです。
初心者は「倒れた瞬間」より「倒した後の3秒」が大事。
- すぐ離れて立ち直る → まだ大きな差になっていないことも多い
- 上のまま押さえ込む → パウンドやサブミッションにつながりやすく、一気に危険度アップ
ガード / Guard
ガードは、「下になった側が守りながらも、まだ攻めの選択肢を持っている形」です。
- 足がよく動いていて距離をコントロールできている → まだ戦えている
- 上に潰されて足がほとんど使えていない → 危険度アップ
マウント / Mount と バック / Back
マウントとバックは、MMAで最強クラスの危険ポジションです。
マウント / Mount
「上の選手が相手の胴体にまたがっている状態」です。
- 逃げにくい
- 殴られやすい
が同時に起きるので、「フィニッシュ(TKO / 一本)にかなり近い位置」と覚えてOK。
バック / Back(Back Control)
「相手の背中側を支配している状態」です。
- 攻撃が見えづらい
- 首を狙われやすい
ので、ここからチョークで一気に終わることも多いです。
背中を取られて、相手の腕が首の前に回りそうなら、かなり危険なサイン。
パウンド / Pound と サブミッション / Submission
パウンド / Pound(Ground and Pound)
パウンドは、「寝技の中で、上の選手が上から打つ打撃」です。
体重を乗せたまま殴れるので、
ダメージもたまりやすく、TKOにつながりやすい攻撃です。
サブミッション / Submission
サブミッションは、「関節技や絞め技で一本を取るフィニッシュ」です。
- 首が固定されている → 絞め技(チョーク)
- 腕や足が伸ばされている・捻られている → 関節技
タップ(マットや相手を叩く降参のサイン)か、意識が落ちたタイミングで試合終了です。
寝技を見るときの超シンプルなチェック
「上? 下? 背中? 殴れてる? 首・腕・足が捕まっている?」
この5つだけ意識するだけでも、寝技の流れはかなり追いやすくなります。
③ 得点(判定)を知ると、「なぜその結果?」が一気に減る
最後に、多くの初心者がモヤっとしがちなのが「判定」です。
- なんとなく押してた気がするのに負けた
- ダメージ少なそうだったのに、なんであっちが勝ち?
これはセンスではなく、「どういうルールで点数をつけているか?」を知らないだけです。
押さえたいポイントは1つ。
判定は“試合全体の印象”ではなく、“ラウンドごとの勝負”で決まる。
10点法 / 10-Point Must System
UFCを含むプロMMAでは、「10点法(10-Point Must System)」が使われています。
- そのラウンドの勝者が10点
- 負けた側が9点以下
一番多いのは「10-9」。
圧倒的なら「10-8」、さらに差があれば「10-7」になることもあります。
大事なのは「何本ラウンドを取ったか?」であり、最後の印象ではなく、ラウンドごとの積み重ねになります。
ジャッジの見る優先順位
ジャッジは、だいたい次の順番で評価します。
- 有効な打撃・有効なグラップリング(どれだけ効いたか・決定機の大きさ)
- 攻撃性(どちらが攻めていたか)
- 試合のコントロール(ケージコントロールなど)
②③は、①で差がつかないときに初めて考えられます。
つまり、
- 前に出ていた
- ケージに押し込んでいた
だけでは不十分で、
「どれだけ相手に効いた攻撃や、試合を決めかけたシーンを作ったか?」が最優先になります。
観ながらできる簡単トレーニング
各ラウンドが終わるたびに、心の中で
「今のラウンドはどっち?」
と決めてみてください。
そのあと公式スコアと答え合わせをしていくうちに、「判定の感覚」が育っていきます。
初心者が一気に伸びる見方:1試合につき「テーマを1つ」
ここまで読んだあなたは、
すでに「ただ何となく見るだけ」から一歩抜けています。
あとは、覚えたことを実際の試合で使いながら、ムリなく広げていくだけです。
おすすめは一貫してこれです。
「1試合につき、見るテーマを1個に絞る」
距離・ポジション・パウンド・サブミッション・判定……
全部を一気に追おうとすると、誰でもパンクしちゃいます。
おすすめの練習メニュー
- この試合は距離(Range)だけを見る(近い? 遠い? どっちが押している?)
- 次の試合はテイクダウンだけを見る(倒した? 防いだ?)
- 次はマウント・バックだけを見る(どっちが危ない位置か?)
- 別の日は10点法で各ラウンドの勝者だけ当ててみる
「全部分かろうとしない」 = 「分かるところから少しずつ広げる」
これが、MMA観戦初心者 が一番速く伸びる観戦の方法です。
よくある質問(FAQ)|初心者がつまずきやすいポイントまとめ
Q. “サブミッション”って結局なに?
サブミッションは、「関節技・絞め技で相手をギブアップさせる勝ち方」です。
相手がタップ(降参の合図)をするか、意識を失った時点で試合終了。
「極まったら即終了の必殺技」くらいのイメージでOKです。
Q. タップって何?
タップは、「これ以上は危ないのでやめてください」という降参のサインです。
関節が壊れそう、首が苦しい、もう逃げられない……というときに、自分の身を守るために行います。
Q. “ガード”って守ってるだけ?
ガードは、「下から攻撃もできるポジション」です。
足で相手との距離や姿勢をコントロールしながら、
- 立ち上がる
- 極める
- 上を返す
といった選択肢を狙っています。
Q. “マウント”や“バック”が危ないと言われるのはなぜ?
- マウント:上からまたがられて逃げ道が少ない状態
- バック:背中を取られて、首を狙われやすい状態
どちらも、「上の選手の勝ち筋にかなり近い位置」なので、試合が一気に終わることも多いです。
Q. 手数が多い方が負けることがあるのはなぜ?
MMAでは、「当てた数」より「当てた質(ダメージ・効き方)」が重視されます。
軽いジャブの連打より、相手の動きを止めた一発の方が高く評価されることもよくあります。
Q. レッグキックやカーフキックって何がそんなにヤバいの?
- レッグキック:太ももあたりを蹴る
- カーフキック:ふくらはぎ(カーフ)を蹴る
どちらも効いてくると、
- 足が動かない
- 踏み込みが遅れる
- 避けづらくなる
といった形で、じわじわ試合運びを壊していきます。
足が流れたり、スタンスが崩れたりしたら「効いているサイン」です。
Q. スタミナ切れはどうやって見抜く?
チェックポイントは4つです。
- 口呼吸になっている
- ガードが下がりがち
- 足が止まりがち
- 攻撃後の戻りが遅い
このあたりが見え始めたら、「後半に流れが変わるかも」というサインになります。
まとめ|UFC 観戦 用語は「暗記」より「見る場所」を決める
この記事で紹介した12語は、「テストのために暗記する単語」ではなく、
「試合のどこを見るかを教えてくれる道具」です。
次に試合を見るときは、いきなり全部を追おうとしなくて大丈夫です。
- まずは「レンジ(距離)」だけ
- 次は「テイクダウン」だけ
- その次は「マウント・バック」だけ
というように、
「1試合1テーマ」
で少しずつ広げていけば、
MMA 用語 初心者 でも、観戦の解像度は確実に上がっていきます。
UFCをどこで視聴できるか知りたい人は、こちらの記事もあわせてどうぞ。
【UFCはどこで見れる?初心者向け公式視聴サービス完全ガイド】
「何が起きているか分からない」から、
「今どっちが有利で、どう終わりそうかが少し分かる」に変化していきます。
その変化を、次の1試合からさっそく体感してみてください!