【UFC初心者ガイド】イヴロイエフvsマーフィーの見どころと配信時間|UFCロンドン
UFC初心者が『Evloev vs Murphy』に注目すべき理由、”無敗同士の頂上決戦”は一生に一度の入口になる
この記事は「UFC初見でも試合をちゃんと楽しめる状態になること」だけを目的に書いています。
- 対象:UFC未経験 or 名前は聞いたことあるレベルの人
- 所要時間:読むのに約5分、試合前に読むだけでOK!
2013年、イングランド・マンチェスター(Manchester, England)。
床屋を出たばかりの21歳の青年が、路上で銃撃され、顔と首を負傷。
弾丸の破片は、今も舌の中に残っています。
普通なら、ここで人生の物語は止まってもおかしくない…
でも、その青年は止まりませんでした!
格闘技と出会い、プロになり、UFCのケージに立つ。
そして17勝0敗1分。
無敗のまま、フェザー級トップ戦線まで駆け上がってきました!
人々は彼を「ザ・ミラクル(The Miracle)」と呼びます。
その男、レローン・マーフィー(Lerone Murphy/フェザー級3位)が、
3月21日、イギリス・ロンドンのO2アリーナ(The O2 Arena)でキャリア最大級の一戦に臨みます!
相手は、モフサル・イヴロイエフ(Movsar Evloev/フェザー級1位)。
19戦19勝。一度も負けたことがない、ロシアの”無敗マシン”です。
2人合わせて36戦無敗。
この夜、どちらかの「0」が消えます。
勝った方は、フェザー級タイトル挑戦に大きく前進します。
「奇跡は、最強の無敗を超えられるか?」
この問いだけ持って、画面の前に座ってください。
UFC公式試合カード(最終確認)はここでチェックできます。
※執筆時点の確認内容です。開始時刻・配信先・試合順・カードは直前変更の可能性があります。最終確認は公式表示を優先してください。
観る前の「3分予習」で、試合の見え方が全然変わります
UFC初観戦で一番よくある失敗、知ってますか?
それは「情報が少なかった…」じゃなくて、「どこを見るか決めてなかった!」ことです。
気づいたら判定…なんか終わってた…あれ、どっちが勝ったんだっけ?
そのモヤモヤ、たった3つを頭に入れておくだけでかなり減らせます。
- 今夜の主役を知る
- 何時から見ればいいかを知る
- 試合中に何を見ればいいかを知る
この順番で読めば、観戦準備はほぼ完了です。
① 今夜の主役
今大会は、まずメインイベントを頭に入れておけば十分です。
- モフサル・イヴロイエフ(Movsar Evloev)vs レローン・マーフィー(Lerone Murphy)
- フェザー級(Featherweight)/実質的なタイトル挑戦者決定戦クラスの一戦
UFCフェザー級ランキング1位と3位。しかも両者無敗対決!
勝った方は、フェザー級タイトル挑戦に大きく前進します!
2026年上半期でも屈指の”答え合わせ”が、ロンドンで行われます。
② 何時から見ればいいか?
時間が限られている場合は、メインカード開始(日本時間:3月22日(日)午前5:00ごろ)からで十分です。
注目カードはここに集中しています。
マイケル・ペイジの打撃戦、ロマン・ドリッゼ vs クリスティアン・リロイ・ダンカンのミドル級マッチ、そしてメインイベント。
メインカードだけでも、満足度は十分高いはずですッ!
時間に余裕があるのであれば、プレリムは3月22日(日)午前2:00ごろからスタート見込みです!ただし夜更かしすることになりますが…
※開始時刻・配信先・試合順は直前変更の可能性があります。最終確認は必ず公式表示を優先してください。
③ 試合中、ここだけ見ればOK!
技の名前は覚えなくて大丈夫です。
見るのはこれだけ。
「どっちの選手が相手に嫌なことをやらせているか?」
- 押しているのはどちらか?
- 下がらされているのはどちらか?
- 嫌がっているのはどちらか?
そこを追うだけで、初見でも試合の流れはかなり見えやすくなります。
目次
大会基本情報|UFC Fight Night: Evloev vs Murphy
「試合は観たいけど、何時に始まるか毎回調べ直してる…」
そういう人、けっこう多いはずです。
このセクションでは開催地・日時・視聴方法の3点を一気に整理します。
ここさえ読んでおけば、当日に慌てる理由はほぼなくなるはずですッ!
| 大会概要 | |
|---|---|
| 大会名 | UFC Fight Night: Evloev vs Murphy(UFCファイトナイト・ロンドン) |
| 開催日 | 現地:2026年3月21日(土)/日本時間:2026年3月22日(日) |
| 会場 | The O2(O2アリーナ)/ロンドン、イングランド、イギリス |
日本時間の開始目安
ロンドン開催のため、現地時刻はグリニッジ標準時(GMT)が基準です。
日本からのリアルタイム観戦は、日曜の深夜から早朝にかけてが本番の時間帯になります。
| 開始時刻の目安 | ||
|---|---|---|
| 区分 | ロンドン(GMT) | 日本(JST) |
| プレリム(Prelims) | 17:00(土) | 02:00(日) |
| メインカード(Main Card) | 20:00(土) | 05:00(日) |
※執筆時点の確認内容です。開始時刻・配信先・試合順・カードは直前変更の可能性があります。最終確認は公式表示を優先してください。
プレリムから観る?メインカードから観る?
どちらから観るかで、当日の体験はかなり変わります。
| どこから観るかの目安 | |
|---|---|
| プレリム | 興行前半の試合枠。ロンドン開催ということもあり、イギリス勢・欧州勢が多く並ぶため、プレリムから会場の熱量が上がりやすい大会です。時間と体力に余裕があるなら、最初から観る価値があります。 |
| メインカード | 注目カードが集中する本番枠。時間が限られているならここからで十分で、メインカードだけでも満足度は高いです。 |
プレリムとメインカードの違いをもう少し詳しく知りたい方はこちらが参考になります。
日本からどこで観られるか?
視聴先はUFC公式サイトで直前に確認するのが最も確実です。
現時点では、日本国内向けには「U-NEXTでのライブ配信」が案内されており、「UFC Fight Pass」でも視聴できます。
地域や契約状況によって表示・配信条件が変わる場合があるため、最終確認は必ず公式表示を優先してください。
どのサービスを使うか迷っている方には、こちらの比較記事が参考になります。
※配信条件は変更される場合があります。最終確認は公式表示を優先してください。
Fight Night観戦:おすすめTOP3
「結局どこを見れば盛り上がれるの?」そこだけ先に解決しておきます。
全試合を追う必要はありません。
このTOP3を押さえておくだけで、初見でも”わかって観ている人”として楽しめます。
① 今大会の”絶対に見逃せない男”
- 【注目選手】
・レローン・マーフィー(Lerone Murphy)
(フェザー級 / Featherweight / 65.8kg / 145 lbs) - 【なぜ見るべきか?】
2013年、21歳のときにマンチェスターで路上銃撃に遭い、顔と首を負傷。弾丸の破片は今も舌の中に残っています。それでも格闘技と出会い、プロになり、17勝0敗1分でフェザー級3位まで這い上がってきた。今回はイギリス開催のThe O2で、ついにフェザー級1位のイヴロイエフと激突します。壮絶な人生のバックグラウンドをそのままケージに持ち込んでくる男。この試合を観る理由として、これだけで十分すぎます。
② 試合の見え方を変える”もう一人の主役”|ロンドンという舞台
UFCロンドン大会には、ラスベガスとも、アブダビとも違う空気があります。
The O2は地元勢の熱量が剥き出しになる、特別な舞台です。
- 【注目ポイント1:地元勢・欧州勢の熱量】
メインカードにはレローン・マーフィー、マイケル・ペイジ、クリスティアン・リロイ・ダンカンら、イギリス勢・欧州勢の注目選手がズラリと並びます。ロンドンの観客はサッカースタジアム並みに熱く、歓声がケージ内の空気を確実に動かします。「声援が選手に影響しているか?」を意識するだけで、試合の見え方がガラッと変わります。 - 【注目ポイント2:スタイルのぶつかり合い】
マイケル・ペイジ vs サム・パタソンは変則的な打撃センスと総合力の読み合い。ロマン・ドリッゼ vs クリスティアン・リロイ・ダンカンはベテランの圧力と若い世代のキレが真っ向からぶつかる一戦です。「どちらが自分の得意な展開に引き込んでいるか?」だけ追えば、どの試合も十分楽しめます。
③ メインイベント|2人の「0」のうち、今夜どちらかが消える
モフサル・イヴロイエフ vs レローン・マーフィー
単なるメインイベントではありません。
この夜の勝者は、フェザー級タイトル挑戦に大きく前進します。
- 【この試合の構図】
イヴロイエフは19戦19勝。レスリングとグラウンドコントロールを武器に相手を完封する、勝利の再現性が異常に高いファイターです。対するマーフィーは無敗の実績に加え、壮絶な人生のストーリーをまるごとケージに持ち込む存在。「完璧なシステム」対「物語を背負った無敗ファイター」という構図で見ると、この試合の面白さが一段増します。 - 【ここだけ見ればOK】
イヴロイエフのテイクダウンをマーフィーがどう切るか?距離を保って打撃戦に持ち込めるか?それとも組みの展開に引きずり込まれるか?最初の2ラウンドで主導権がどちらに傾くかを意識するだけで、残りのラウンドが格段に面白くなります。
※試合順・対戦相手は直前変更の可能性があります。最終確認はUFC公式表示を優先してください。
UFC Fight Night: Evloev vs Murphy|全試合カード&見どころチェック(注目度★)
今大会は全14試合。最初から全部追う必要はありません。
ここでは各試合に「注目度★」をつけています。
★の基準は「UFC初観戦でも盛り上がりやすいか(主観)」です。
まず★4以上だけ追えば十分。慣れてきたら他の試合にも手を伸ばしてみてください。
※公開カードをもとに作成しています。直前変更の可能性があるため、最終確認は必ずUFC公式で行ってください。
メインカード(Main Card)
| 階級 | 対戦カード | 注目度 |
|---|---|---|
|
フェザー級 (Featherweight) (65.8kg / 145 lbs)
Main Event
|
モフサル・イヴロイエフ (Movsar Evloev / )(#1 / 19-0) vs レローン・マーフィー (Lerone Murphy / )(#3 / 17-0 (1D)) |
合計36戦無敗。ランキング1位と3位が正面衝突する、今大会の最重要マッチ!
勝者がフェザー級タイトル挑戦に大きく前進する、2026年上半期屈指の一戦です。 |
|
フェザー級 (Featherweight) (65.8kg / 145 lbs) |
ルーク・ライリー (Luke Riley / )(NR / 12-0) vs マイケル・アズウェルJr. (Michael Aswell Jr. / )(NR / 11-3) |
12戦無敗のイギリス期待株・ライリーがホームで真価を問われる一戦。
勢いのある無敗選手が地元の声援を背に戦う姿は、初観戦でも感情移入しやすいです。 |
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ウェルター級 (Welterweight) (77.1kg / 170 lbs) |
マイケル・ペイジ (Michael Page / )(#13 / 24-3) vs サム・パタソン (Sam Patterson / )(NR / 14-2 (1D)) |
“MVP”ことペイジは空手ベースの変則ストライカー。
見慣れない角度とタイミングの打撃が飛び出しやすく、初見でも「なんか違う」と感じられる楽しさがあります。 |
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ライトヘビー級 (Light Heavyweight) (93kg / 205 lbs) |
イヴォ・バラニェフスキ (Iwo Baraniewski / )(NR / 7-0) vs オーステン・レーン (Austen Lane / )(NR / 13-7) |
無敗のポーランド新鋭と、元NFLアメフト選手出身のレーンが激突。
ライトヘビー級ならではの重量感と一発決着の緊張感が楽しめるカードです。 |
|
ミドル級 (Middleweight) (83.9kg / 185 lbs) |
ロマン・ドリッゼ (Roman Dolidze / )(#11 / 15-4) vs クリスティアン ・リロイ・ダンカン (Christian Leroy Duncan / )(NR / 13-2) |
ランカーのドリッゼに地元ダンカンが真正面から挑む構図。
どちらが主導権を握るかを追うだけで、ミドル級の重さと圧力が体感できます。 |
|
フェザー級 (Featherweight) (65.8kg / 145 lbs) |
カーティス・キャンベル (Kurtis Campbell / )(NR / 8-0) vs ダニー・シウバ (Danny Silva / )(NR / 10-2) |
メインカードの幕開けを飾るイギリスの無敗選手・キャンベル。
地元ファンの最初の歓声がここから始まり、会場全体のボルテージが上がる一戦です! |
プレリム(Prelims)
| 階級 | 対戦カード | 注目度 |
|---|---|---|
|
ライト級 (Lightweight) (70.3kg / 155 lbs) |
メイソン・ジョーンズ (Mason Jones / )(NR / 17-2) vs アクセル・ソラ (Axel Sola / )(NR / 11-0 (1D)) |
ウェールズの百戦錬磨ジョーンズと、フランスの無敗新鋭ソラが激突!
UK勢と欧州新世代の対立構図が明確で、プレリムの中では追いやすい一戦です。 |
|
フェザー級 (Featherweight) (65.8kg / 145 lbs) |
ナサニエル・ウッド (Nathaniel Wood / )(NR / 22-6) vs ローゼン・ケイタ (Losene Keita / )(NR / 16-1) |
ロンドン大会で根強い人気を持つウッドが地元に帰ってくる一戦。
会場の反応が大きく、プレリムから空気を温めてくれる存在です。 |
|
ヘビー級 (Heavyweight) (120.2kg / 265 lbs) |
ルイ・サザランド (Louie Sutherland / )(NR / 10-4) vs ブランド・ペリチッチ (Brando Pericic / )(NR / 5-1) |
ヘビー級はいつでも「次の一発で終わる」緊張感があります。
プレリムで一番KO臭が漂うカードとして、拾っておく価値がある一戦です。 |
|
ミドル級 (Middleweight) (83.9kg / 185 lbs) |
マンタス ・コンドラタヴィチャス (Mantas Kondratavičius / )(NR / 8-1) vs アントニオ・トロコリ (Antonio Trócoli / )(NR / 12-6) |
リトアニアの新鋭とブラジルのベテランが激突するミドル級マッチ。
前に出てくる選手の圧力と前進力が見えやすく、パワーゲームが楽しみやすいカードです。 |
|
ヘビー級 (Heavyweight) (120.2kg / 265 lbs) |
マリオ・ピント (Mario Pinto / )(#15 / 11-0) vs フェリペ・フランコ (Felipe Franco / )(NR / 10-1) |
11戦全勝のランカー・ピントが登場するプレリムの注目株。
ヘビー級の一撃決着ロマンがあり、初見にも結果が分かりやすく盛り上がれる一戦です。 |
|
ライト級 (Lightweight) (70.3kg / 155 lbs) |
シェム・ロック (Shem Rock / )(NR / 12-2 (1D)) vs アブドゥル・カリーム ・アル・セルワディ (Abdul-Kareem Al-Selwady / )(NR / 15-4) |
地元イングランド出身のロックがホームで戦うライト級マッチ。
組みの攻防や柔術ベースの展開が見えやすく、寝技の流れを追う練習にもなります。 |
|
女子ストロー級 (Women’s Strawweight) (52.2kg / 115 lbs) |
シャネル・ダイアー (Shanelle Dyer / )(NR / 6-1) vs ハヴェナ・オリヴェイラ (Ravena Oliveira / )(NR / 7-3 (1D)) |
イングランド vs ブラジルの女子ストロー級対決!
どちらが先に自分の得意な距離へ持ち込むかを追うだけで、試合の流れが自然につかめます。 |
|
女子バンタム級 (Women’s Bantamweight) (61.2kg / 135 lbs) |
メリッサ・マリンズ (Melissa Mullins / )(NR / 7-2) vs ルアナ・カロリーナ (Luana Carolina / )(NR / 11-5) |
大会の最初を飾る、女子バンタム級の一戦。
ケージ中央を取っている方、前へ出ている方を追うだけで試合の主導権が見えてきます。 |
※本記事は執筆時点の公開情報をもとに作成しています。直前の負傷欠場や差し替えにより、対戦相手・試合順・カード構成が変更される場合があります。最終確認は必ずUFC公式表示を優先してください。
観戦前に見ておきたい予習動画3本
「選手の名前は分かったけど、どんな戦い方をするのか全然イメージできない…」
そういう人に向けて、動画を3本だけ厳選しました。
全部見なくても大丈夫です!
気になった1本だけ流し見するだけで、当日のケージの見え方がかなり変わります。
① イヴロイエフの”支配力”を体感する
- イヴロイエフがどうやって相手を封じるのか、その”圧のかけ方”が一番分かりやすい試合です。
- マーフィーが当日何と戦うことになるのかを、先にここで掴んでおいてください。
② マーフィーの”倒し方”を見ておく
- マーフィーの打撃の精度とフィニッシュ力が確認できる一戦です。
- 「奇跡の男」と呼ばれる理由が、この試合を見ると少しだけ実感できます。
③ ペイジの”変則打撃”を予習しておく
- “MVP”ことマイケル・ペイジの試合は、予備知識なしで見ると何が起きたか分からないことがあります。
- この試合で打撃のリズムと角度に慣れておくと、当日の試合がグッと楽しくなります。
※動画の公開・非公開、地域制限は変動する場合があります。表示できない場合はUFC公式サイト/公式YouTubeで再確認してください。
注目試合プレビュー(観戦チェック3つ)
ここでは難しい技術解説はしません。
試合中に本当に使えるのは、「今どっちが押してる?」「なぜこの試合が重要なのか?」という、シンプルな問いへの答えです。
各試合に観戦チェックを3つだけ用意しました。
この3つを頭に入れて観るだけで、解説なしでも試合の流れが読めるようになります。
メイン:フェザー級
モフサル・イヴロイエフ(Movsar Evloev)vs レローン・マーフィー(Lerone Murphy)
この試合には、スポーツを超えた引力があります。
フェザー級1位のイヴロイエフはロシア出身、19戦19勝の無敗ファイター。
グレコローマンレスリングのマスター・オブ・スポーツ資格を持ち、テイクダウンとグラウンドコントロールで相手を試合ごと支配するタイプです。
派手さよりも、勝利の再現性。それがイヴロイエフの本質です。
3位のマーフィーはイングランド・マンチェスター出身。
2013年、21歳のとき路上銃撃に遭い、顔と首に被弾。弾丸の破片は今も舌の中に残っています。
それでも格闘技と出会い、”ザ・ミラクル(The Miracle)”の異名とともに17勝0敗1分。
打撃の精度と冷静な試合運びで、一度も負けることなくここまで来ました。
構図を一言で言うなら、「支配するシステム」vs「そのシステムを壊す物語」です。
両選手のスタイル早見
- 【イヴロイエフ】
テイクダウンとグラウンドコントロールで試合を自分の展開に引き込む。勝利の形が決まっており、再現性が異常に高い。 - 【マーフィー】
打撃の精度と距離管理が武器。Aaron Pico戦ではスピニングエルボーでKOするなど、決定力も持ち合わせている。
この試合のカギはマーフィーがテイクダウンを切り続けられるかに尽きます。
スタンドが続けばマーフィーの土俵。グラウンドに引きずり込めればイヴロイエフの土俵。
そのせめぎ合いを意識するだけで、この試合は格段に面白くなります!
観戦チェック3つ
- イヴロイエフのテイクダウンが通るか?(試合全体の支配構造を決める最重要ポイント)
- マーフィーがスタンドで先にクリーンヒットを取れるか?(打撃の主導権を握れれば流れは一気に変わる)
- 後半ラウンドでペースを握っているのはどちらか?(5ラウンド制特有の消耗戦と戦略の差が出やすい)
「レスラーとストライカーって何が違うの?」と思ったらこちらが参考になります。
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注目カード:ウェルター級
マイケル・ペイジ(Michael Page)vs サム・パタソン(Sam Patterson)
「MMAって結局、力が強い方が勝つんでしょ?」
この試合を観ると、その考えが変わるかもしれません。
“MVP”の異名を持つペイジは、空手ベースの変則ストライカー。
他の選手とは明らかに違うリズム・角度・タイミングで打撃を当てにくる、UFCの中でも一際個性的なファイターです。
対するパタソンは打撃も組みも使えるオールラウンダーで、接近戦に持ち込んで総合力で崩すスタイルです。
この試合の本質は「距離の争奪戦」です。
ペイジは遠い間合いを維持してリズムを作りたい。パタソンはその距離を潰して近い展開に引き込みたい。
どちらの距離で試合が進んでいるかを見るだけで、優勢・劣勢が自然に読めてきます。
両選手のスタイル早見
- 【ペイジ】
変則的な打撃と独特の間合いで相手を翻弄するストライカー。近づかれると威力が落ちやすい。 - 【パタソン】
打撃と組みを両立できるオールラウンダー。距離を詰めてクリンチや組みの展開に持ち込めれば優位に立てる。
序盤の距離感を見るだけで、この試合の行方はかなり読みやすくなります。
ペイジのリズムで試合が進んでいるなら危険なKOの予感。パタソンが距離を潰せているなら接戦になる予感。
最初の1ラウンドがそのまま試合の設計図になりやすい一戦です。
観戦チェック3つ
- ペイジが遠い距離を維持できているか?(維持できればペイジ有利の展開になりやすい)
- パタソンがクリンチや組みを作れているか?(距離を潰せるかどうかが試合の分岐点)
- ペイジのフェイントにパタソンが反応しすぎていないか?(冷静に距離を詰められるかが鍵)
試合序盤の距離感と構え方をもう少し深掘りしたい方はこちら。
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注目カード:ミドル級
ロマン・ドリッゼ(Roman Dolidze)vs クリスティアン・リロイ・ダンカン(Christian Leroy Duncan)
ミドル級(83.9kg)は、UFCの中でも「パワーと動きのバランス」が最も見えやすい階級のひとつです。
軽量級ほど動きは速くないが、重量級ほど鈍くもない。KOと技術が同時に楽しめる、観戦入門に向いた階級です。
ドリッゼはランキング11位のジョージア出身ファイター。
UFCプロフィールによると、22歳ごろまでサッカー選手として活動し、28歳からMMAを本格的に始めたという異色のキャリアを持ちます。
KOパワーとグラップリングを武器に、着実にランキングを上げてきた実力者です。
対するダンカンはイングランド出身の新世代ストライカー。
地元イギリス開催の声援を背に、ランカーであるドリッゼに真正面から挑みます。
フィジカルの強さと打撃のキレで勢いに乗ると、一気に試合を動かせるタイプです。
両選手のスタイル早見
- 【ドリッゼ】
KOパワーとグラップリングを兼ね備えたオールラウンダー。経験と引き出しで試合を整理するタイプ。 - 【ダンカン】
打撃のキレとフィジカルが武器。地元の熱量を背に、勢いで押し切ることができれば一気に主導権を握れる。
見どころはシンプルで、「ベテランの冷静さ」と「新世代の勢い」のどちらが上回るかです。
The O2の大歓声がダンカンの背中を押す中で、ドリッゼがそのプレッシャーを冷静にいなせるかが最大の焦点です。
観戦チェック3つ
- 先に前へ出て圧力をかけているのはどちらか?(主導権の所在がここで分かる)
- ドリッゼがダンカンの圧力に対して冷静に対処できているか?(焦りが出ると展開が崩れやすい)
- 会場の熱量で雑になっているのはどちらか?(声援はプラスにもマイナスにも働く)
打撃用語や採点の見方を整理しておくと、この試合がさらに楽しくなります。
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UFC初観戦で「つまらなかった」を防ぐ、たった1つのコツ
UFC観戦で「よく分からなかった…」と感じたとき、その原因はほぼ決まっています。
情報が足りなかったんじゃなく、見るポイントが多すぎたんです。
実況を全部拾おうとする。技の名前を調べながら観る。どっちが優勢か常に正確に把握しようとする。
これをやると、情報の洪水に溺れて、試合が終わったときに「で、何が面白かったんだっけ?」になります。
- 選手の情報、スタッツ、バックグラウンド…予習すればするほど頭が重くなる…
- 「全部理解してから楽しもう!」と思うほど、観戦のハードルが上がっていく…
- 結果、試合中ずっと「分かってるつもり…」で終わる。
UFC観戦に”予習の満点”は必要ありません。
必要なのは「今日はここだけ見る!」を1個に決めること。それだけです。
1試合につき、テーマを1個だけ持って観る。
「どっちが前に出てる?」その1点だけ追うだけで、試合の流れは自然と見えてきます。
技の名前も、ルールの細かい話も、全部後回しでOKです。
| 試合の状況別|今日の「1個」の選び方 | |
|---|---|
| 打撃戦になっている | 前に出ているのはどちらか?下がらされているのはどちらか? |
| 組みが多い展開 | テイクダウン後にキープできているか? それともすぐ立たれているか? |
| 接戦で分からない | 各ラウンドで、より印象的な場面を作っていたのはどちらか? |
この表の中から1個だけ選んで、それだけを追いかける。
それだけで「何が起きていたか?」がかなり追いやすくなります。
最初から全部分かろうとしなくていいです!むしろその方が、試合をちゃんと楽しめます。
FAQ|観る前の「これだけ分かれば十分」
正直に言いますッ!
UFC初見で「全部完璧に理解できたッ!」となる人はほぼいませんッ!
分からないことが残っていて当然ですし、それでも十分楽しめます。
そしてよくある疑問は4つに絞れちゃいます。
この4つが頭に入れば、あとは画面の前に座るだけで完了ですッ!
Q1
深夜〜早朝の大会、どこから観るのが現実的? タップで答え
- メインカードには注目試合が集中しているので、ここからでも十分楽しめます。
- 体力と時間に余裕があれば、プレリム(午前2:00ごろ)から入ると当たり試合を拾いやすいです。※ただし夜更かし確定です…
- 開始時刻・試合順は直前変更の可能性があります。最終確認は必ずUFC公式表示を優先してください。
Q2
イヴロイエフの強さって、一言で言うとどういうこと? タップで答え
- 19戦19勝の無敗ファイター。グレコローマンレスリングでマスター・オブ・スポーツの実績を持ちます。
- テイクダウンとグラウンドコントロールで試合を支配するタイプで、派手さよりも勝利の再現性が際立ちます。
- UFC公式プロフィールでは、コンピュータプログラミングと法律の学位を持つことも紹介されています。
Q3
マーフィーのことを知らないけど、それで楽しめる? タップで答え
- 2013年、21歳のときにマンチェスターで路上銃撃に遭い、顔と首を負傷。弾丸の破片は今も舌に残っています。
- その壮絶な経験を経て格闘技と出会い、”ザ・ミラクル(The Miracle)”の異名とともに17勝0敗1分の無敗記録を築きました。
- 直近ではUFC 319でアーロン・ピコをスピニングエルボーで1ラウンドKOしており、決定力も十分あります。
Q4
UFC自体が初めてで何も分からない。それでも楽しめる? タップで答え
- メインなら「イヴロイエフがテイクダウンを取れているか?マーフィーが打撃戦を維持できているか?」だけ追えばOK。
- ペイジ戦なら「独特の遠い距離が保てているかどうか?」だけ見れば流れが読めます。
- 迷ったら、会場が一番沸いている瞬間を体感するだけでOKです。ロンドン大会の声援の熱量は本物です!
まとめ|あとは観るだけです
ここまで読んでくれたなら、準備は十分すぎるくらいできています!
今週末のUFCファイトナイト・ロンドンで、まず頭に入れておくべきことはシンプルです。
メインのイヴロイエフ vs マーフィーは、合計36戦無敗の2人が正面衝突するフェザー級の最重要マッチ。
勝った方がタイトル挑戦に大きく前進する、2026年上半期でも屈指の一戦です。
「支配するシステム」と「それを壊す物語」がケージの中でぶつかる夜を、ロンドンの大歓声とともに見届けてください。
ペイジ vs パタソンは、変則打撃と総合力の距離争奪戦として要チェック。
「どちらの距離で試合が進んでいるか?」だけ追えば、UFC観戦の多様さが一気に体感できます。
どこから入るか迷ったら★4以上から。まず外しにくいです。
日本時間はメインカード開始が3月22日(日)午前5:00ごろが目安。
深夜〜早朝帯なので、メインカードだけ狙うのが現実的でおすすめです。
開始時刻・カード・配信先は直前変更の可能性があるため、最終確認は公式表示を優先してください。
難しく考えなくていいです。
The O2の大歓声を背に、奇跡が起きる瞬間をただ楽しんでください。
最新情報・カード確認はUFC公式サイトを優先してください。












