【UFC Vegas 117 結果】アレンが5R判定でコスタを圧倒!チェ・ドゥホ2R逆転TKO・全13試合まとめ
※UFC公式サイト・UFC公式リザルト・UFC公式スコアカードをもとに作成しています。
UFC Vegas 117(アレンvsコスタ)2026 試合結果まとめ|全13試合
- 大会:UFC Fight Night: Allen vs. Costa(UFC Vegas 117)
- 日時:日本時間 2026年5月17日(日)/現地ラスベガス:2026年5月16日(土・PDT)
- 開催地:Meta APEX/ラスベガス(米国ネバダ州)
- メインイベント:フェザー級マッチ アーノルド・アレン vs メルキザエル・コスタ
UFC Vegas 117 2026の結果サマリー
メインイベントは、アーノルド・アレンがメルキザエル・コスタを5Rユナニマス判定(50-45、50-45、49-46)で下し、フェザー級上位戦線での存在感をあらためて示しました。
アレンは1Rに左フックでコスタをぐらつかせてダウンを奪い、序盤からボクシングの精度と圧力で主導権を握りました。
コスタもローキックやボディへの蹴り、4Rの反撃で食い下がりましたが、アレンは左のパンチ、クリンチ、テイクダウン、グラウンドでのエルボーを織り交ぜながら試合をコントロール。
5Rには要所のテイクダウンとトップコントロールでコスタの反撃を封じ、公式スコアでは大差の判定勝利となりました。
コ・メインでは、チェ・ドゥホがダニエル・サントスとの激しい打撃戦を制しました。
1Rはサントスの勢いに苦しむ場面もありましたが、2Rに入るとチェがペースを奪い返し、ボディへの強打と追撃のパウンドで2R 4:29にTKO勝利!
両者の攻防はFight of the Nightに選ばれ、「コリアン・スーパーボーイ」の勝負強さが光った一戦となりました。
メインカードでは、フアン・ディアスがUFCデビュー戦でマルコム・ウェルメーカーを2Rリアネイキッドチョーク(RNC)で一本勝ちし、Performance of the Night(POTN)を受賞!
さらにプレリムでは、アリス・アルデレアンがポリアナ・ヴィアナからUFC史上初のカプセルロックで一本勝ち。カーフスライサー系の珍しいレッグロックとしても話題を呼び、こちらもPerformance of the Night級のインパクトを残しました。
大会全体では13試合中8試合がフィニッシュ決着!
内訳はTKOが4試合、一本が4試合で、フィニッシュ率は約62%。メインイベントの技術戦、コ・メインの激闘、プレリムの歴史的サブミッションまで、見どころの多い大会となりました。
- アーノルド・アレンが5R判定でメルキザエル・コスタに勝利。1Rの左フックによるダウンを皮切りに、左のパンチ、テイクダウン、グラウンドの攻撃で主導権を握った
- チェ・ドゥホが2R逆転TKO。1Rに苦しんだ展開から立て直し、サントスの消耗を見逃さずボディ攻撃と追撃で仕留めた
- フアン・ディアスがUFCデビュー戦でRNC一本勝ち。ウェルメーカーの強打を封じ、グラップリングで試合を決めた
- アリス・アルデレアンがUFC史上初のカプセルロックで一本勝ち。カーフスライサー系の珍しい極め技として大会最大級の話題をさらった
- トミー・ガントもUFCデビュー戦でTKO勝利。新顔の選手たちが結果を残し、プレリムから熱量の高い大会となった
- 全13試合中8試合がフィニッシュ決着。TKO4試合、一本4試合で、フィニッシュ率は約62%
この試合の見どころ事前記事はこちら
目次
- UFC Vegas 117 結論:どんな大会だった?
- 【メインイベント・FW】アレン vs コスタ 結果
- 【コ・メイン・FW】チェ・ドゥホ vs サントス 結果
- 【メインカード・BW】フアン・ディアス vs ウェルメーカー 結果
- 【メインカード・CW215】ブカウスカス vs エドワーズ 結果
- 【メインカード・BW】ソパイ vs クアンバ 結果
- 【メインカード・WW】ウィリアムズ vs ヴェレテニコフ 結果
- 【プレリム・LHW】エルスラン vs トコス 結果
- 【プレリム・LW】ガント vs ミネフ 結果
- 【プレリム・W-BW】ヴィエラ vs カヴァウカンチ 結果
- 【プレリム・MW】ブランデージ vs ペトロスキー 結果
- 【プレリム・WSW】アルデレアン vs ヴィアナ 結果
- 【プレリム・FLW】グルレー vs バレス 結果
- 【プレリム・WSW】カリアーリ vs バノン 結果
- ボーナス受賞者
- 全試合結果一覧
- 総まとめ
- よくある質問(FAQ)
UFC Vegas 117 結論:どんな大会だった?
UFC Vegas 117は、「フェザー級が主役になった夜」として記憶される大会になりました。
メインイベントとコ・メインの2試合はいずれもフェザー級戦。
それぞれまったく異なるドラマを生み出しました。アーノルド・アレンは5Rを通じてメルキザエル・コスタをコントロールし、ユナニマス判定勝利で直近4戦3敗の苦しい流れから復調を強く印象付けました。
一方のチェ・ドゥホは、1Rにサントスの猛攻を受けながらも、2Rに流れをひっくり返して逆転TKO勝利!「コリアン・スーパーボーイ」の勝負強さをあらためて見せつけました。
メインカードとプレリムでも、大会を彩る場面が続きました。
フアン・ディアスはUFCデビュー戦でマルコム・ウェルメーカーをリアネイキッドチョーク(RNC)で仕留め、Performance of the Night(POTN)を受賞!
アリス・アルデレアンはポリアナ・ヴィアナからUFC史上初のカプセルロックで一本勝ちを収め、こちらもPerformance of the Night(POTN)に輝きました!カーフスライサー系の珍しいレッグロックとしても注目され、大会のハイライト級の歴史的フィニッシュとなりました。
フィニッシュが8試合、判定が5試合。Meta APEXのコンパクトな会場に、フェザー級2試合を軸とした熱量がぎゅっと詰まった一夜でした。
- 【アレンの復調アピール】
5R判定勝利(50-45、50-45、49-46)。1Rに左の強打でコスタをぐらつかせ、以降も打撃、組み、テイクダウン、トップコントロールを織り交ぜて試合を支配。フェザー級上位戦線での再浮上を印象付けた - 【チェ・ドゥホの逆転劇】
1Rはサントスの激しい打撃に苦しんだが、2Rに相手の失速を見逃さず、ボディ攻撃と追撃のパウンドでTKO勝利。3連勝でランキング入りへ強烈にアピールした - 【鮮烈デビューと歴史的サブミッション】
フアン・ディアスはUFCデビュー戦でRNC一本勝ちを収めPOTNを受賞。アリス・アルデレアンはUFC史上初のカプセルロックで一本勝ちを決め、こちらもPOTNに選出された
※選手のランキングは試合前時点のものです。試合後の公式ランキング更新で変動する場合があります。
| 今大会のデータスナップショット | |
|---|---|
| 総試合数 | 13試合(メインカード6・プレリム7) |
| フィニッシュ | 8試合(TKO×4・一本×4) |
| 判定決着 | 5試合(フィニッシュ率 約62%) |
| ボーナス受賞 |
・FOTN:チェ・ドゥホ & ダニエル・サントス(各100,000ドル) ・POTN:フアン・ディアス、アリス・アルデレアン(各100,000ドル) ・フィニッシュボーナス:ベナルド・ソパイ、カオス・ウィリアムズ、トミー・ガント、コーディ・ブランデージ、ニコーレ・カリアーリ(各25,000ドル) |
| カード変更 | ・ブカウスカス戦:ロドルフォ・ベラト→クリスチャン・エドワーズに変更。 ・ガント戦:トレイ・オグデン→アルトゥール・ミネフに変更 |
※フィニッシュ率は実施13試合中8試合がフィニッシュ決着だったことをもとに算出しています。
関連記事
【メインイベント・フェザー級】アーノルド・アレン vs メルキザエル・コスタ 結果|アレンが5R判定勝利で復活を宣言
- 【対戦】
・アーノルド・アレン(Arnold Allen /
)(#7 / 21-4)
・メルキザエル・コスタ(Melquizael Costa /
)(#12 / 26-8) - 【階級】フェザー級 / Featherweight(145lbs / 約65.8kg)
- 【結果】アーノルド・アレンがユナニマス判定勝ち(50-45、50-45、49-46)
- 【ラウンド/時間】5R 5:00
試合結果まとめ
- アレンがコスタを5Rユナニマス判定(50-45、50-45、49-46)で下し、直近4戦3敗の苦しい流れから復調を強く印象付けた
- 1Rにアレンが左フックでコスタをぐらつかせてダウンを奪い、試合の主導権を最初に握った
- コスタは蹴りとスクランブルで抵抗したが、アレンは左のパンチ、組み、テイクダウン、グラウンドでのエルボーを織り交ぜながら要所を支配した
- 2Rはコスタのローキックとボディへの蹴りが機能し、アレンにとって楽な展開ではなかった。それでもアレンはボクシングの精度と前進圧力で流れを渡し切らなかった
- 4Rもコスタが右のパンチや蹴りで反撃する場面を作ったが、アレンは左のパンチと組みで押し返し、終盤にかけて再び自分のペースへ戻した
- 5Rはコスタがフィニッシュを狙って序盤から前に出たが、アレンはテイクダウンとトップコントロールで対応。最後は背中側から細かいパンチを入れながら試合を締めた
- ジャッジ3名中2名が50-45、残る1名が49-46をつける大差の判定で、アレンがフェザー級上位ランカーとしての意地を見せた
5Rで証明した「アレンのMMAはまだ終わっていない」
アレンは2023年以降、マックス・ホロウェイ、モフサル・イヴロイエフ、ジェアン・シウヴァに敗れ、直近4戦で1勝3敗という苦しい状況にいた。
今回のコスタ戦は、フェザー級上位に踏みとどまるための重要な一戦だった。
しかしアレンが選んだのは、無理な打ち合いではなく、徹底して自分の強みを積み上げる試合運びでした。
1Rに左フックでコスタを大きく崩し、そこから組み、テイクダウン、グラウンドでの攻撃へ移行。コスタも6連勝中の勢いを見せ、ローキックやボディへの蹴り、スクランブルで反撃したが、アレンは左のパンチと組みの圧力で試合の流れを引き戻し続けた。
特に印象的だったのは、アレンがコスタの反撃を受けても焦らなかったこと。
2Rや4Rにはコスタが有効打を当てる時間帯もあったが、アレンは前進圧力を切らさず、打撃から組みへつなげてリスクを管理した。
派手な一撃で終わらせる試合ではなかったが、5Rを通じて勝つための選択を積み上げた、ベテランらしい勝利でした。
コスタの戦略が機能しきらなかった理由
コスタは序盤からローキックとボディへの蹴りを使い、アレンの前進を止めようとした。実際に2Rはその蹴りが機能し、アレンにとって簡単なラウンドではなかった。
ただし、アレンは蹴りを受けても前に出続け、ボクシングレンジに入ると左のパンチでコスタにダメージを与えた。
コスタがパンチで反撃しようとした場面でも、アレンは組みやテイクダウンを混ぜて展開を切り替えたため、コスタは打撃だけで流れを固定できなかった。
5Rのコスタはフィニッシュを狙って前に出たが、そこでアレンがテイクダウンを奪い、トップやバック気味のポジションで時間を使ったことで勝負あり。
コスタに見せ場はあったが、ラウンド全体を奪い切るだけの継続力と決定打を最後まで出せなかった。
まとめ
アレンは5Rを通じて、左のパンチ、組み、テイクダウン、グラウンドコントロールを組み合わせ、コスタの6連勝に終止符を打った。
50-45、50-45、49-46というスコアが示すとおり、公式判定では明確な勝利。
苦しい時期を過ごしていたアレンにとって、フェザー級上位戦線に踏みとどまる大きな1勝となった。
一方のコスタも、蹴りやスクランブルで見せ場を作り、上位ランカー相手に通用する部分を示した。
勝者アレンにとっては復調を示す勝利、敗れたコスタにとっては上位戦線で戦うための課題がはっきり見えた一戦でした。
【コ・メイン・フェザー級】チェ・ドゥホ vs ダニエル・サントス 結果|チェ・ドゥホが2R逆転TKOで「スーパーボーイ」復活を証明
- 【対戦】
・チェ・ドゥホ(Dooho Choi /
)(NR / 17-4-1D)
・ダニエル・サントス(Daniel Santos /
)(NR / 14-3) - 【階級】フェザー級 / Featherweight(145lbs / 約65.8kg)
- 【結果】チェ・ドゥホがTKO勝ち(ボディへのパンチと追撃)
- 【ラウンド/時間】2R 4:29
試合結果まとめ
- チェ・ドゥホがダニエル・サントスを2R 4:29、ボディへのパンチと追撃によるTKOで下し、Fight of the Night(FOTN)に選出(各100,000ドル)
- 1Rはサントスの打撃が機能。前に出ながら強いパンチをまとめ、チェ・ドゥホを後退させる場面を作った
- 2Rに入るとサントスの勢いが落ち始め、チェ・ドゥホがジャブとコンビネーションで反撃を開始した
- 終盤にチェ・ドゥホがボディへの強打を打ち込み、サントスを崩して追撃。レフェリーが試合を止め、2R 4:29でTKO決着となった
- これでチェ・ドゥホは3連勝。ランキング入り、あるいはフェザー級トップ15圏内との対戦が現実的になってきた
1Rの劣勢から2Rで全部ひっくり返した逆転劇
チェ・ドゥホは長期欠場や苦しい時期を経ながらも、近年は少しずつ勝ちを積み上げてきた。
今回の相手ダニエル・サントスは、ブラジル出身の4連勝中の選手。勢いという意味では、かなり厄介な相手。
実際、1Rはサントスの圧力が目立った。
サントスは序盤から前に出て、パワフルなパンチとコンビネーションでチェ・ドゥホを後退させた。
クリンチ際のアッパーでチェ・ドゥホの鼻から出血する場面もあり、最初の5分だけを見ると、サントスが試合を先に動かしていた印象が強かった。
しかし2Rに入ると、空気が変わった。チェ・ドゥホはジャブを突きながら距離を作り、サントスの前進を受けるだけではなく、自分から打ち返す時間を増やしていった。
サントスの動きが鈍くなったタイミングを見逃さず、チェ・ドゥホは右の強打とコンビネーションで流れを奪い返した。
決定的だったのは終盤のボディショット!
サントスがケージ際へ下がったところに、チェ・ドゥホがボディへの強打を打ち込み、サントスを崩した。
そのまま追撃に入り、レフェリーがストップ!1Rの劣勢を耐え、2Rで一気に試合を終わらせる、まさに「スーパーボーイ」らしい逆転TKOだった。
FOTNにふさわしい激戦
Fight of the Night(FOTN)に選ばれた理由は分かりやすいです。
1Rはサントスの猛攻、2Rはチェ・ドゥホの立て直しと逆転フィニッシュ!短い2R決着ながら、試合の流れがはっきり入れ替わるドラマでした。
チェ・ドゥホは、カブ・スワンソン戦がUFC殿堂のファイト部門に選ばれたことでも知られる選手。
その激闘型ファイターとしての魅力は、今回のサントス戦でも健在だった。派手に打ち合うだけではなく、苦しい時間を耐えて、相手が落ちた瞬間に仕留める。ベテランとしての冷静さと、昔からの爆発力が同居した勝利だった。
まとめ
チェ・ドゥホは1Rの苦境を耐え、2Rにボディショットからの追撃で逆転TKO勝利!Fight of the Nightを受賞するにふさわしい、展開のある一戦でした。
これでチェ・ドゥホは3連勝!フェザー級のランキング入りを目指すうえで、かなり大きなアピールになった。
次はトップ15前後の相手、あるいは本人が試合後に名前を出したパトリシオ・ピットブルのような知名度のある相手との対戦も見えてくる。スーパーボーイ、まだ終わっていない。むしろここから再点火、という一戦だった。
【メインカード・バンタム級】フアン・ディアス vs マルコム・ウェルメーカー 結果|ディアスがUFCデビュー戦でRNC一本!パフォーマンス・オブ・ザ・ナイト受賞
- 【対戦】
・マルコム・ウェルメーカー(Malcolm Wellmaker /
)(NR / 10-2)
・フアン・ディアス(Juan Diaz /
)(NR / 16-1-1D) - 【階級】バンタム級 / Bantamweight(135lbs / 約61.2kg)
- 【結果】フアン・ディアスがサブミッション勝ち(RNC / リアネイキッドチョーク)
- 【ラウンド/時間】2R 4:08
試合結果まとめ
- フアン・ディアスがマルコム・ウェルメーカーをリアネイキッドチョークで2R 4:08に仕留め、UFCデビュー戦を鮮やかな一本勝ちで飾った
- ディアスはダナ・ホワイトのコンテンダーシリーズで、ウォン・イル・クォンをスピニングバックエルボーKOで下し、UFC契約を勝ち取ったペルー出身のプロスペクト
- 1Rは互いに慎重な立ち上がり。ウェルメーカーのボディキックが目立つ場面もあったが、ディアスは蹴りをキャッチして右を返し、終盤にはダウンを奪う場面を作った
- 2Rにディアスが素早くテイクダウンを成功させ、トップコントロールからバックへ移行。リアネイキッドチョークを絞り込んでタップを奪った
- Performance of the Night(100,000ドル)を受賞し、バンタム級の注目プロスペクトとして一気に存在感を高めた
コンテンダーシリーズ出身のプロスペクトが理想的なUFCデビューを飾る
ディアスはダナ・ホワイトのコンテンダーシリーズ(DWCS)で、スピニングバックエルボーKOという派手なフィニッシュを決めてUFC契約を勝ち取った選手。
今回のデビュー戦では、ハイライトKOではなく、打撃、組み、テイクダウン、バック奪取、絞め技までをつなげる総合力で勝利をつかんだ。
1Rは、ディアスが序盤から蹴りを使って動いた一方で、ウェルメーカーも強いボディキックを返し、簡単に主導権を渡さなかった。
ディアスはクリーンヒットを量産したというより、相手の蹴りに反応して右を返し、組みで展開を作りながら少しずつ流れを引き寄せた。終盤には蹴りをキャッチして右を当て、ウェルメーカーを落とす場面も作った。
2Rに入ると、ディアスはさらに試合を自分の土俵へ持ち込んだ。
ウェルメーカーが前に出ようとしたところで素早くレベルチェンジし、テイクダウンに成功。
ウェルメーカーがケージを使って立とうとしても離れず、再び倒してバックへ移行した。そこからリアネイキッドチョーク(RNC)を深く絞り、タップを奪った。
バンタム級プロスペクトとしての評価
Performance of the Night(POTN)に選ばれたことで、ディアスの名前はUFCファンに強く印象づけられた。
バンタム級はUFCでも屈指の激戦区だが、ディアスはDWCSでの豪快なKOに続き、UFCデビュー戦では一本勝ちを記録!打撃の一撃だけではなく、組みとグラウンドでも勝負できることを示したのは大きいです。
いきなりランキング入り候補と断言するにはまだ早いですが、次戦で同じように強い内容を見せれば、一気に評価が跳ねる可能性は十分にあります。
派手なKOで契約を勝ち取り、デビュー戦ではRNCで勝つ。プロスペクトとしては、かなり理想的な名刺交換だった。
まとめ
フアン・ディアスはUFCデビュー戦を2R RNC一本勝ちで飾り、Performance of the Night(POTN)も受賞。
コンテンダーシリーズで見せた決定力が、UFC本戦でも通用することを証明した一戦だった。
ウェルメーカーのパワーを警戒しながらも、ディアスは焦らずに展開を作り、最後はテイクダウンからバックを奪って一本勝ち。バンタム級の新顔として、次戦がかなり楽しみになる勝利だった。
【メインカード・キャッチウェイト 215lbs】モデスタス・ブカウスカス vs クリスチャン・エドワーズ 結果|ブカウスカスがスプリット判定で接戦を制す
- 【対戦】
・モデスタス・ブカウスカス(Modestas Bukauskas /
)(NR / 20-7)
・クリスチャン・エドワーズ(Christian Edwards /
)(NR / 8-5) - 【階級】キャッチウェイト / Catchweight(215lbs / 約97.5kg)
- 【結果】モデスタス・ブカウスカスがスプリット判定勝ち(28-29、29-28、29-28)
- 【ラウンド/時間】3R 5:00
試合結果まとめ
- ブカウスカスがエドワーズを3Rスプリット判定(28-29、29-28、29-28)で下した
- 本来はロドルフォ・ベラトとの対戦が予定されていたが、ベラトが欠場し、エドワーズがショートノーティスで代役出場
- 試合は215lbsキャッチウェイトで実施。実計量ではブカウスカスが213.5lbs、エドワーズが214.5lbsでクリアした
- ブカウスカスは序盤から中央を取り、右のパンチやボディキックで有効打を作った
- エドワーズも組みとケージ際のプレッシャーで反撃し、3Rは押し込む時間を作った
- 接戦の末、ジャッジ1名はエドワーズ、2名はブカウスカスを支持。ブカウスカスがスプリット判定で勝利
代役登場のエドワーズが接戦を演じる
ブカウスカスは当初、ホドルフォ・ベラトとの対戦が予定されていたが、ベラトの欠場により、クリスチャン・エドワーズがショートノーティスで代役出場した。
エドワーズは元Bellatorのライトヘビー級選手で、今回がUFCデビュー戦。試合は215lbsのキャッチウェイトで行われた。
1Rはブカウスカスがケージ中央を取り、ジャブ、右のパンチ、ボディキックで試合を進めた。
エドワーズも右やローキック、組みで対抗したが、ラウンド全体ではブカウスカスが有効打と前進圧力で上回った。
2Rもブカウスカスが右のパンチでエドワーズをぐらつかせる場面を作った。
ただし、そこで一気に仕留めきるのではなく、クリンチで押し込む展開を選んだことで、試合は最後まで接戦のまま進んだ。エドワーズもケージ際で時間を作り、完全には流れを渡さなかった。
3Rはエドワーズが前に出て、シングルレッグの仕掛けやケージ際の組みでブカウスカスを押し込む時間を作った。
大きなダメージを与えたわけではないが、圧力とコントロールでラウンドを取り返す内容だった。終盤にはブカウスカスもスピニングバックキックをボディに当てて反撃したが、ラウンド単位ではエドワーズに見せ場があった。
最終的には、1Rと2Rでより明確な有効打を作ったブカウスカスを2名のジャッジが支持。
エドワーズにも1票が入る接戦となったが、ブカウスカスがスプリット判定で勝利をつかんだ。
ブカウスカスの今後
ブカウスカスはリトアニア出身のライトヘビー級ファイター。
今回はショートノーティスの代役相手に接戦となったため、内容面で圧倒的なアピールとは言いにくい。それでも、相手変更があった中で勝ち切ったことは大きい。
ライトヘビー級は一撃で流れが変わる階級だけに、こういう接戦を落とさず拾えるかどうかは重要になる。
派手な勝利ではなかったが、ブカウスカスにとってはランキング外の生存競争を勝ち抜くための現実的な1勝だった。
まとめ
ブカウスカスはクリスチャン・エドワーズを相手に、3Rスプリット判定で接戦を制した。
序盤は右のパンチやボディキックで有効打を作り、終盤はエドワーズの組みと圧力に苦しみながらも、2名のジャッジの支持を得た。
エドワーズはショートノーティスのUFCデビュー戦ながら、3Rに押し込む時間を作り、スプリット判定まで持ち込んだ。
勝者ブカウスカスにとっては内容よりも結果を拾った試合、敗れたエドワーズにとっては今後につながるデビュー戦だった。
【メインカード・バンタム級】ベナルド・ソパイ vs ティミー・クアンバ 結果|ソパイがダウン後のRNCで2R一本!フィニッシュボーナス受賞
- 【対戦】
・ティミー・クアンバ(Timmy Cuamba /
)(NR / 10-4)
・ベナルド・ソパイ(Benardo Sopaj /
)(NR / 13-3) - 【階級】バンタム級 / Bantamweight(135lbs / 約61.2kg)
- 【結果】ベナルド・ソパイがサブミッション勝ち(RNC / リアネイキッドチョーク)
- 【ラウンド/時間】2R 2:25
試合結果まとめ
- アルバニア出身のソパイがクアンバをリアネイキッドチョークで2R 2:25に仕留め、フィニッシュボーナス(25,000ドル)を受賞した
- 1Rはソパイがジャブ、右ストレート、インローを当てながら主導権を握った。クアンバもボディショットやローキックで返したが、終盤はソパイがバックを奪ってチョークを狙う場面を作った
- 2Rにソパイが左フックでクアンバをダウンさせ、パウンドとハンマーフィストで追撃。マウントからバックへ移行し、リアネイキッドチョークを絞り込んでタップを奪った
左フックからバックへ。圧力を一本勝ちに変えたソパイ
ソパイは1Rから積極的に前に出て、クアンバにプレッシャーをかけた。
ジャブと右のパンチ、インローを使いながら距離を作り、クアンバの入り際にも落ち着いて対応。
クアンバもボディへのパンチやローキック、コンビネーションで反撃したが、ラウンド終盤にはソパイがレベルチェンジからバックを奪い、チョークを狙う場面まで作った。
2Rは序盤にローブローで一時中断があったものの、再開後もソパイは集中を切らさなかった。
クアンバが前に出てきたところに左フックを合わせてダウンを奪い、そのままパウンドで追撃。
クアンバが耐えようとする中、ソパイはマウントからバックへ移行し、片方のフックだけでも十分な形でリアネイキッドチョーク(RNC)を完成させた。
派手な打撃だけで終わらず、ダウンを奪ったあとにポジションを進め、最後は絞めで仕留める。ソパイにとっては、打撃とグラップリングのつながりをしっかり見せた勝利だった。
まとめ
ソパイは左フックでダウンを奪い、パウンド、マウント、バック移行、RNCという流れで2R一本勝ち。
フィニッシュボーナスも獲得し、バンタム級での存在感を高める勝利となった。
クアンバも序盤はボディ攻撃やローキックで抵抗したが、ソパイの圧力とフィニッシュまでの判断が上回った。
ランキング戦線にすぐ絡む段階とまでは言い切れないが、次戦でさらに強い相手を引き寄せるには十分なアピールだった。
【メインカード・ウェルター級】カオス・ウィリアムズ vs ニコライ・ヴェレテニコフ 結果|ウィリアムズが1R TKOで圧倒的フィニッシュ
- 【対戦】
・カオス・ウィリアムズ(Khaos Williams /
)(NR / 16-5)
・ニコライ・ヴェレテニコフ(Nikolay Veretennikov /
)(NR / 14-8) - 【階級】ウェルター級 / Welterweight(170lbs / 約77.1kg)
- 【結果】カオス・ウィリアムズがTKO勝ち(パンチ)
- 【ラウンド/時間】1R 3:31
試合結果まとめ
- ウィリアムズがヴェレテニコフを1R 3:31、パンチによるTKOで下し、フィニッシュボーナス(25,000ドル)を受賞した
- 序盤はヴェレテニコフも右を当てる場面を作ったが、ウィリアムズは強いカウンターと前進圧力で流れを引き戻した
- ウィリアムズは左フックでヴェレテニコフのバランスを崩し、右の強打でダウンを奪った
- ヴェレテニコフは一度立ち上がったが、ウィリアムズが再び右を効かせ、最後は重いパンチの連打で座り込ませてレフェリーストップを呼び込んだ
一発の重さで流れを変えたウィリアムズ
カオス・ウィリアムズは、ウェルター級でも屈指の一撃の重さを持つファイター。今回のヴェレテニコフ戦でも、その破壊力が勝敗を分けた。
試合序盤は、完全な一方通行ではなかったが、ヴェレテニコフも前に出て右を当て、打ち合いの中でウィリアムズに反応を迫る場面を作った。
ただ、ウィリアムズはそこで慌てなかった。近距離で右を返し、クリンチでは相手を押し込みながら、少しずつ自分の爆発力を当てる距離を作っていった。
流れが大きく変わったのは、ウィリアムズの左フック。
ヴェレテニコフのバランスを崩すと、そこから右の強打でダウンを奪う。
ヴェレテニコフは一度立ち上がったものの、ウィリアムズは逃さず再び右をヒット。最後はリセットしてから重い右を連続で叩き込み、ヴェレテニコフを座り込ませたところでレフェリーが試合を止めた。
派手な秒殺ではなく、相手の反撃を受けたうえで、自分の一撃を通して破壊する。ウィリアムズらしさが濃く出た1R TKOだった。
まとめ
ウィリアムズはヴェレテニコフを1R 3:31、パンチによるTKOで撃破!
フィニッシュボーナスも獲得し、ウェルター級での危険な強打者ぶりを改めて示した。
ヴェレテニコフも序盤に右を当てる場面はあったが、ウィリアムズのパワーとフィニッシュへの嗅覚が上回った。
連敗中だったウィリアムズにとっては、悪い流れを断ち切る意味でも大きな勝利。まさに名前どおり、オクタゴンに“Khaos”を持ち込んだ一戦だった。
【プレリム・ライトヘビー級】イヴァン・エルスラン vs トゥコ・トコス 結果|エルスランが3Rユナニマス判定でUFC初勝利を飾る
- 【対戦】
・トゥコ・トコス(Tuco Tokkos /
)(NR / 11-6)
・イヴァン・エルスラン(Ivan Erslan /
)(NR / 15-6) - 【階級】ライトヘビー級 / Light Heavyweight(205lbs / 約93.0kg)
- 【結果】イヴァン・エルスランがユナニマス判定勝ち(29-28、29-28、29-28)
- 【ラウンド/時間】3R 5:00
試合結果まとめ
- エルスランがトコスを3Rユナニマス判定(29-28、29-28、29-28)で下し、UFC初勝利を挙げた
- 1Rはエルスランが重いパンチでトコスを下がらせる場面を作ったが、終盤にはトコスも打撃で反撃し、激しい打ち合いになった
- 2R以降はエルスランがテイクダウン、トップコントロール、ショートパンチを使って試合を安定させた
- トコスも前に出て打撃やテイクダウンを狙ったが、エルスランの圧力と組みの対応を崩し切れなかった
エルスランが打撃戦からレスリング勝負へ切り替えて勝利
エルスランとトコスのライトヘビー級マッチは、1Rから荒い打撃戦で始まった。
エルスランは重いジャブや右、アッパーでトコスにダメージを与え、前半は強打で試合を動かした。トコスも簡単には下がらず、終盤にはパンチをまとめてエルスランを苦しめる場面を作った。
ただし、2R以降はエルスランが試合の質を変えた。
打撃だけで打ち合い続けるのではなく、テイクダウン、トップキープ、ハーフガードからのショートパンチを使い、トコスの反撃時間を削っていった。
トコスはシングルレッグや打撃で流れを変えようとしたが、エルスランは組み際で崩されず、逆に上を取ってポイントを積み上げた。
3Rも同じ構図だった。
トコスは蹴りやジャブで前に出ようとしたが、エルスランはスプロールからすぐにトップを奪い、ケージ際でも相手を寝かせ直して時間を支配。
大きなフィニッシュには届かなかったが、試合を勝ち切るための現実的な選択を徹底した。
まとめ
エルスランはトコスを3Rユナニマス判定で下し、UFC初勝利を飾った。
1Rは打撃で見せ場を作り、2R以降はレスリングとトップコントロールで試合を安定させる内容だった。
派手なフィニッシュではなかったものの、連敗中だったエルスランにとっては大きな1勝。ライトヘビー級で生き残るために、まずは結果を出した試合だった。
【プレリム・ライト級】トミー・ガント vs アルトゥル・ミネフ 結果|ガントがUFCデビュー戦で2R TKO!コンテンダーシリーズ出身の無敗選手が存在感
- 【対戦】
・アルトゥル・ミネフ(Artur Minev /
)(NR / 7-1)
・トミー・ガント(Tommy Gantt /
)(NR / 12-0) - 【階級】ライト級 / Lightweight(155lbs / 約70.3kg)
- 【結果】トミー・ガントがTKO勝ち(パンチ)
- 【ラウンド/時間】2R 2:51
試合結果まとめ
- ガントがミネフを2R 2:51、パンチによるTKOで下し、UFCデビュー戦を無敗のまま飾った。フィニッシュボーナス(25,000ドル)も受賞
- 本来はトレイ・オグデンとの対戦が予定されていたが、オグデン欠場によりミネフがショートノーティスの代役として出場した
- 1Rからガントは組みを軸に前へ出て、クリンチ、膝、肩打ち、テイクダウンの仕掛けでミネフを削った
- 2Rもガントがしつこく組み続け、マットリターンを繰り返してトップポジションを確保。リストをコントロールしながらパウンドを落とした
- 最後はバックマウント気味のポジションから無防備になったミネフへパンチを連打し、レフェリーが2R 2:51で試合を止めた
コンテンダーシリーズ組がまたもやデビュー勝利
ガントはダナ・ホワイトのコンテンダーシリーズ(DWCS)でUFC契約を勝ち取ったライト級の無敗選手。
今大会ではフアン・ディアスに続き、コンテンダーシリーズ出身者がUFCデビュー戦でフィニッシュ勝利を飾った。
試合内容は、ガントの強みがかなり分かりやすく出た。
派手な一撃で倒すタイプではなく、組み続けて、押し込み続けて、削り続ける。
1R開始直後からタックルに入り、ミネフが倒されまいと粘っても、ガントは膝、肩打ち、ボディロックで離れなかった。
ミネフも腹への膝やボディ打ちで反撃したが、試合の温度を決めていたのはガントだった。
2Rに入っても、ガントのプランは変わらなかった。
距離を詰め、ケージへ押し込み、倒して、立たれてもまた倒す。
ミネフが一度は立ち上がっても、ガントは高く持ち上げるようなマットリターンで再びグラウンドへ戻した。
ここからリストを押さえ、逃げ道を消しながらパウンドを重ねていく展開に入る。
最後はガントがバックマウント気味のポジションで上からパンチを連打。
ミネフは防御できず、動きも落ちたため、レフェリーがストップした。
UFCデビュー戦としては、ただ勝っただけでなく、自分の勝ち方をそのまま持ち込めた試合だった。
まとめ
ガントはプロ無敗のまま、UFCデビュー戦を2R TKOで勝利!
コンテンダーシリーズで評価されたフィジカル、レスリング、トップコントロールをUFC本戦でも発揮し、フィニッシュボーナスも獲得!
ミネフもショートノーティスの代役ながら、序盤は倒されまいと粘り、ボディへの反撃も見せた。
ただ、ガントのしつこい組みとマットリターンを最後まで断ち切れなかった。ガントにとっては、ライト級で「この選手、面倒くさいぞ…」と思わせるには十分すぎるデビュー戦だった。
【プレリム・女子バンタム級】ケトレン・ヴィエラ vs ジャケリン・カヴァウカンチ 結果|ヴィエラが3R判定でランカー対決を制す
- 【対戦】
・ケトレン・ヴィエラ(Ketlen Vieira /
)(#5 / 16-5)
・ジャケリン・カヴァウカンチ(Jacqueline Cavalcanti /
)(#11 / 10-2) - 【階級】女子バンタム級 / Women’s Bantamweight(135lbs / 約61.2kg)
- 【結果】ケトレン・ヴィエラがユナニマス判定勝ち(29-28、29-28、29-28)
- 【ラウンド/時間】3R 5:00
試合結果まとめ
- ヴィエラがカヴァウカンチを3Rユナニマス判定(29-28、29-28、29-28)で下した
- 女子バンタム級上位のヴィエラが、勢いのあるカヴァウカンチを相手に、打撃と組みを組み合わせて接戦を制した
- 1Rはヴィエラが右のパンチやコンビネーションでポイントを作り、カヴァウカンチも前蹴りやローキックで対抗した
- 2Rはヴィエラがテイクダウンを奪い、トップコントロールと細かいパウンドで明確にラウンドを取った
- 3Rはカヴァウカンチが前に出てパンチ、ローキック、ボディキックで反撃したが、試合全体をひっくり返すには届かなかった
経験のヴィエラが、勢いのカヴァウカンチを止めた
ヴィエラとカヴァウカンチは、女子バンタム級のランカー同士の対戦。
ヴィエラはブラジル出身の実力者で、カヴァウカンチはブラジル生まれながらポルトガル代表として扱われる選手。
勢いという点ではカヴァウカンチに注目が集まっていたが、試合を勝ち切ったのは経験で上回るヴィエラだった。
1Rは慎重な立ち上がりの中で、ヴィエラが右のパンチやコンビネーションを当ててリードを作った。
カヴァウカンチも前蹴り、インロー、ローキックで距離を作り、終盤には手数を増やしたが、ラウンド全体ではヴィエラのクリーンヒットが印象に残った。
2Rはヴィエラの組みが大きく機能した。
開始早々にタックルへ入り、ケージ際で粘るカヴァウカンチを持ち上げるようにしてテイクダウン。
そこからフルガード内でトップをキープし、重い一発やショートパンチ、ハンマーフィストを落としながら時間を支配した。
カヴァウカンチも下からエルボーやハンマーフィストを返したが、立ち上がる道を作れなかった。
3Rはカヴァウカンチが明らかにギアを上げた。
前に出てストレート、ローキック、ボディキックを当て、ヴィエラをフェンス際に下げる時間も作った。
ただ、フィニッシュにつながる大きな場面までは作れず、ヴィエラもジャブや右を返して完全には流れを渡さなかった。
結果は29-28が3枚。派手な完勝ではないが、ヴィエラが1Rと2Rを押さえ、カヴァウカンチの終盤の追い上げを振り切った判定勝利。
まとめ
ヴィエラはカヴァウカンチを3Rユナニマス判定で下し、女子バンタム級ランカー対決を制した。
1Rは打撃、2Rはテイクダウンとトップコントロールでポイントを作り、3Rのカヴァウカンチの反撃を受けながらも逃げ切った。
カヴァウカンチは敗れたものの、3Rには前に出て反撃する場面を作り、上位勢と戦えるだけの力を示した。
一方のヴィエラにとっては、連敗を避けてランキング上位に踏みとどまる大きな勝利!
タイトル戦線にもう一度絡むためにも、次戦でさらに明確な内容が求められる。
【プレリム・ミドル級】コーディ・ブランデージ vs アンドレ・ペトロスキー 結果|ブランデージが2R開始44秒の逆転TKO!フィニッシュボーナス受賞
- 【対戦】
・コーディ・ブランデージ(Cody Brundage /
)(NR / 12-9-1D)
・アンドレ・ペトロスキー(Andre Petroski /
)(NR / 13-7) - 【階級】ミドル級 / Middleweight(185lbs / 約83.9kg)
- 【結果】コーディ・ブランデージがTKO勝ち(パンチ)
- 【ラウンド/時間】2R 0:44
試合結果まとめ
- ブランデージがペトロスキーを2R 0:44、パンチによるTKOで下し、フィニッシュボーナス(25,000ドル)を受賞
- 1Rはペトロスキーがローキックやコンビネーションで試合を作り、テイクダウンからサイドコントロール、マウントまで進める優勢な展開だった
- 2R開始直後、ブランデージが右のフェイントから強烈な左フックを当て、ペトロスキーをダウンさせた
- ブランデージはすぐにパウンドで追撃し、ペトロスキーが防御しきれなくなったところでレフェリーが試合を止めた
1R劣勢から、2R開始44秒でひっくり返したブランデージ
ブランデージにとって、この試合は決して最初から楽な展開ではなかった。
1Rはペトロスキーがローキック、コンビネーション、テイクダウンを使って主導権を握った。
ブランデージはギロチンを狙う場面もあったが、ペトロスキーはサイドコントロールに入り、さらにマウントまで進めてラウンドを終えた。
ただ、2Rが始まると試合の空気は一瞬で変わった。
ブランデージは右を振るように見せてから、強烈な左フックをヒット!ペトロスキーを一気に倒すと、そのまま上からパウンドを連打。
ペトロスキーも最初は防御しようとしたが、ブランデージの追撃は止まらなかった。
パンチが徐々に通り始め、ペトロスキーが状況を改善できなくなったところでレフェリーがストップ!2R開始わずか44秒の逆転TKOとなった。
まとめ
ブランデージは1Rにペトロスキーのグラップリングで苦しんだが、2R開始直後の左フックから一気に試合を終わらせた。
内容としては「一方的な快勝」ではなく、劣勢を一撃でひっくり返した逆転フィニッシュだった。
この勝利でブランデージはフィニッシュボーナスも獲得!
ミドル級のランキング戦線にすぐ食い込む段階ではないが、悪い流れを断ち切るには十分すぎる1勝だった。まさに、MMAの怖さが44秒に凝縮された試合だった。
【プレリム・女子ストロー級】アリス・アルデレアン vs ポリアナ・ヴィアナ 結果|UFC史上初のカプセルロックで一本!アルデレアンが歴史に名を刻む
- 【対戦】
・アリス・アルデレアン(Alice Ardelean /
)(NR / 12-7)
・ポリアナ・ヴィアナ(Polyana Viana /
)(NR / 13-9) - 【階級】女子ストロー級 / Women’s Strawweight(115lbs / 約52.2kg)
- 【結果】アリス・アルデレアンがサブミッション勝ち(カプセルロック / Capsule Lock)
- 【ラウンド/時間】2R 4:36
試合結果まとめ
- アルデレアンがヴィアナからカプセルロックで2R 4:36にバーバルタップを奪い、Performance of the Night(100,000ドル)を受賞
- これはUFC史上初めてカプセルロックで決着がついた試合。アルデレアンが珍しいレッグロック系サブミッションで記録に名を刻んだ
- アルデレアンは序盤から手数の多い打撃で試合を進め、2Rにトップポジションを取った
- ヴィアナが下からボディトライアングル気味にアルデレアンを固定したが、アルデレアンはその脚の絡みを利用してカプセルロックを完成させた
- ヴィアナは膝周辺に強い圧力を受け、口頭でタップ。アルデレアンにとってUFC初フィニッシュとなった
「UFC史上初」のレッグロックが生まれた瞬間
ヴィアナはグラウンドでのフィニッシュ力を持つ選手として知られているが、この試合で歴史を作ったのはアルデレアンだった。
アルデレアンは序盤から打撃の手数でペースを作り、ヴィアナに単発の反撃を強いる展開を作った。
2Rに入ってもアルデレアンは前に出続け、打撃で流れを握ったあと、グラウンドではトップポジションを取った。
ここでヴィアナは下からボディトライアングル気味に脚を絡め、アルデレアンの動きを止めようとした。
しかし、その脚の絡みが逆にアルデレアンのチャンスになった。
アルデレアンは体をまたぐようにポジションをずらし、自分の体重と脚の配置を使ってヴィアナの脚を圧縮。膝周辺に強い圧力をかける形を作り、ヴィアナからバーバルタップを引き出した。
公式結果は「サブミッション(カプセルロック)」。
本人は試合後、この技をカーフスライサー系の形として説明しているため、技術的にはカーフスライサーに近い要素を含む。
ただし、記録上はカーフスライサーではなく、カプセルロックと表記するのがもっとも正確です。
カプセルロックとは何か?
カプセルロックは、相手の脚の絡みを利用し、膝やふくらはぎ周辺に強い圧力をかけてタップを狙うレッグロック系サブミッション。
今回の場面では、ヴィアナが下から脚を絡めた状態を、アルデレアンが逆に利用する形で成立。
一般的なアームバーやリアネイキッドチョークのように頻繁に見られる技ではなく、UFCの試合でこの技による決着が記録されたのは今回が初めて。
だからこそ、ただの一本勝ちではなく、2026年のサブミッション・オブ・ザ・イヤー候補として語られてもおかしくないフィニッシュだった。
まとめ
アルデレアンはポリアナ・ヴィアナを相手に、2R 4:36、UFC史上初のカプセルロックで一本勝ちを収めた。
公式記録上はカプセルロックであり、カーフスライサー系の要素を含む珍しいレッグロックとして扱うのが正確。
さらにPerformance of the Night(POTN)も受賞し、インパクトは大会全体でもトップクラス!
アルデレアンにとってはUFC初フィニッシュであり、同時にUFCの記録にも残る大きな勝利となった。
まとめ
アルデレアンはUFC史上初のカプセルロックによる一本勝ちを決め、Performance of the Night(POTN)も受賞。
技術的にはカーフスライサー系の要素を含む珍しいレッグロックであり、記録面でもインパクト面でも大会を象徴するフィニッシュとなった。
【プレリム・フライ級】ルイス・グルレー vs ダニエル・バレス 結果|グルレーが3R判定でUFC初勝利をつかむ
- 【対戦】
・ダニエル・バレス(Daniel Barez /
)(NR / 17-8)
・ルイス・グルレー(Luis Gurule /
)(NR / 11-3) - 【階級】フライ級 / Flyweight(125lbs / 約56.7kg)
- 【結果】ルイス・グルレーがユナニマス判定勝ち(30-27、30-27、30-27)
- 【ラウンド/時間】3R 5:00
試合結果まとめ
- グルレーがバレスを3Rユナニマス判定(30-27、30-27、30-27)で下し、UFC初勝利を挙げた
- 1Rはバレスが右やローキック、テイクダウンからバックを奪う場面を作ったが、グルレーもスクランブルで上を取り返し、右のパンチとエルボーで印象を残した
- 2Rはバレスのカウンターやコンビネーションが機能する時間もあったが、グルレーは前進圧力と右の強打で流れを引き戻した
- グルレーは2Rにバレスのタックルを切ってバックへ回り、スープレックスを決めるなど、打撃だけでなくスクランブルでも見せ場を作った
- 3Rもグルレーが手数と圧力で前に出続け、右のパンチや連打でバレスを下がらせた。バレスも最後まで応戦したが、3名のジャッジ全員が30-27でグルレーを支持
全ラウンドを取り切ったグルレー
グルレーとバレスのフライ級戦は、30-27が3枚というスコア以上に、互いが最後まで打ち合うタフな試合だった。
序盤はバレスもリードハンド、右、ローキックを使い、さらにテイクダウンからバックを取る場面まで作った。
ただ、そこでグルレーは崩れなかった。
スクランブルで上を取り返し、立ち上がってからは右のパンチ、ショートエルボー、前進圧力で流れを引き戻した。
1R終盤にはグルレーの右がより強い印象を残し、ラウンドを取る材料になった。
2Rはバレスがカウンターの右やコンビネーションで反撃し、グルレーにとって簡単な時間ではなかった。
それでもグルレーは前に出る姿勢を崩さず、右の強打でバレスをぐらつかせる場面を作った。
さらにバレスのタックルに対してバックへ回り、スープレックスで投げるなど、試合の流れを掴む見せ場も作った。
3Rもグルレーは手数を落とさなかった。
パンチの連打、ローキック、ボディへの攻撃を混ぜながら前に出続け、バレスが反撃してもすぐに打ち返す。
バレスも最後まで心は折れず、右やスピニング系の攻撃を狙ったが、流れを完全にひっくり返す場面までは作れなかった。
まとめ
グルレーはバレスを相手に3Rユナニマス判定で勝利し、UFC初勝利を手にした。
30-27×3という明確なスコアではあるが、内容は一方的というより、バレスの反撃を受けながらもグルレーが各ラウンドでより強い印象を残した試合だった。
ランキング圏内へ一気に近づいたとまでは言い切れない。
ただ、UFCで苦しいスタートを切っていたグルレーにとって、この勝利はキャリアをつなぐ大きな1勝。
次戦で連勝を作れれば、フライ級での評価をさらに上げるチャンスが見えてくる。
【プレリム・女子ストロー級】ニコーレ・カリアーリ vs ショーナ・バノン 結果|カリアーリがアームトライアングルで3R一本勝ち!大会開幕戦を飾る
- 【対戦】
・ショーナ・バノン(Shauna Bannon /
)(NR / 7-3)
・ニコーレ・カリアーリ(Nicolle Caliari /
)(NR / 9-4) - 【階級】女子ストロー級 / Women’s Strawweight(115lbs / 約52.2kg)
- 【結果】ニコーレ・カリアーリがサブミッション勝ち(アームトライアングルチョーク)
- 【ラウンド/時間】3R 3:08
試合結果まとめ
- カリアーリがバノンをアームトライアングルチョークで3R 3:08に仕留め、フィニッシュボーナス(25,000ドル)を受賞
- UFC Vegas 117の開幕戦として行われた女子ストロー級マッチで、カリアーリがUFC初勝利を一本で飾った
- 1Rはカリアーリが投げとトップコントロールで主導権を握り、バノンをグラウンドに置く時間を作った
- 2Rもカリアーリが組みを仕掛けたが、終盤はバノンが上を取り返してエルボーやパウンドで反撃した
- 3Rはカリアーリが打撃の連打から組みにつなげ、テイクダウン後にハーフガードからアームトライアングルをセット。サイド側へ抜けて絞めを完成させ、タップを奪った
大会を開いた一本勝ち
大会の最初の試合に登場したカリアーリとバノンは、序盤からグラップリング色の強い攻防を展開した。
1Rはカリアーリが距離を詰め、投げからトップポジションを奪う時間を作った。
バノンも下からパンチやサブミッションの仕掛けを見せたが、ラウンド全体ではカリアーリのトップコントロールが目立った。
2Rもカリアーリが組みを軸に試合を進めたが、バノンは簡単には崩れなかった。
終盤にはバノンが上を取り返し、ハーフガードやサイド気味の位置からエルボーやパウンドを落とす場面を作った。試合は一方的ではなく、3R勝負に持ち込まれる展開だった。
最終ラウンドで流れをつかんだのはカリアーリだった。
打撃の連打から組みにつなげ、テイクダウンでトップを確保。
ハーフガードでプレッシャーをかけながらアームトライアングルを狙い、サイド側へ抜けて絞めを完成させた。バノンは逃げ切れず、3R 3:08でタップ。カリアーリがUFC初勝利を一本で飾った。
まとめ
カリアーリは大会開幕戦で3Rアームトライアングルチョーク一本勝ちを収め、フィニッシュボーナスも受賞した。
1Rはトップコントロール、2Rはバノンの反撃、3Rはカリアーリのテイクダウンからサブミッションという、流れのある試合だった。
UFCでは苦しいスタートを切っていたカリアーリにとって、この勝利は大きなUFC初白星。
しかも女子ストロー級転向初戦で一本勝ちという形だったため、今後の同階級での再出発に向けても意味のある一戦になった。
ボーナス受賞者|UFC Vegas 117
UFC Vegas 117では、コ・メインのチェ・ドゥホとダニエル・サントスの打撃戦がFight of the Nightに輝いたほか、UFCデビュー戦でRNC一本勝ちを決めたフアン・ディアスと、UFC史上初のカプセルロックを決めたアリス・アルデレアンがPerformance of the Nightを受賞しました。
- Fight of the Night(各100,000ドル)
チェ・ドゥホ(Dooho Choi)&ダニエル・サントス(Daniel Santos)。1Rのサントスの攻勢から2Rのチェ・ドゥホの逆転TKOまで、目が離せない激戦として評価された。 - Performance of the Night(100,000ドル)
フアン・ディアス(Juan Diaz)。UFCデビュー戦でマルコム・ウェルメーカーを2R RNCで仕留めた鮮やかな一本勝ちが評価された。 - Performance of the Night(100,000ドル)
アリス・アルデレアン(Alice Ardelean)。UFC史上初となるカプセルロックによる一本勝ちという歴史的な決着が評価された。技術的にはカーフスライサー系の要素を含む珍しいレッグロックとしても注目を集めた。 - フィニッシュボーナス(各25,000ドル)
ベナルド・ソパイ(Benardo Sopaj)、カオス・ウィリアムズ(Khaos Williams)、トミー・ガント(Tommy Gantt)、コーディ・ブランデージ(Cody Brundage)、ニコーレ・カリアーリ(Nicolle Caliari)
※2026年1月のUFC 324以降、FOTN・POTNは各100,000ドル。FOTN/POTNに選ばれなかったフィニッシュ勝者には25,000ドルのフィニッシュボーナスが付与されます。
UFC Vegas 117 全試合結果一覧
UFC Vegas 117は、フェザー級2試合を主軸としたメインカード6試合と、プレリム7試合で構成された全13試合の大会でした。
アレンの5R判定勝利とチェ・ドゥホの逆転TKOで盛り上がったメインカードから、プレリムで生まれたUFC史上初のカプセルロックまで、全試合の結果を一覧でまとめます。
| カード | 勝者 | 方法 | R/時間 |
|---|---|---|---|
| メイン・FW | アレン | UD(50-45×2、49-46) | 5R 5:00 |
| コ・メイン・FW | チェ・ドゥホ | TKO(パンチ)★FOTN | 2R 4:29 |
| メイン・BW | ディアス | 一本(RNC)★POTN | 2R 4:08 |
| メイン・CW215 | ブカウスカス | SD(29-28×2、28-29) | 3R 5:00 |
| メイン・BW | ソパイ | 一本(RNC) | 2R 2:25 |
| メイン・WW | ウィリアムズ | TKO(パンチ) | 1R 3:31 |
| プレリム・LHW | エルスラン | UD(29-28×3) | 3R 5:00 |
| プレリム・LW | ガント | TKO(パンチ) | 2R 2:51 |
| プレリム・W-BW | ヴィエラ | UD(29-28×3) | 3R 5:00 |
| プレリム・MW | ブランデージ | TKO(パンチ) | 2R 0:44 |
| プレリム・WSW | アルデレアン | 一本(カプセルロック)★POTN | 2R 4:36 |
| プレリム・FLW | グルレー | UD(30-27×3) | 3R 5:00 |
| プレリム・WSW | カリアーリ | 一本(アームトライアングル) | 3R 3:08 |
※UD=ユナニマス判定、SD=スプリット判定、RNC=リアネイキッドチョーク、FW=フェザー級、BW=バンタム級、WW=ウェルター級、CW=キャッチウェイト、LHW=ライトヘビー級、LW=ライト級、W-BW=女子バンタム級、MW=ミドル級、FLW=フライ級、WSW=女子ストロー級。★FOTN=Fight of the Night、★POTN=Performance of the Night。アルデレアンの一本は公式記録上カプセルロックで、カーフスライサー系の要素を含む珍しいレッグロックです。選手のランキングは試合前時点のものです。
UFC Vegas 117 総まとめ|フェザー級が主役になった夜、そして「UFC史上初」が生まれた夜
UFC Vegas 117は、メインイベントとコ・メインの両方がフェザー級戦という、フェザー級2本柱の大会として記憶に残るものになりました。
アーノルド・アレンは直近4戦3敗という苦しい流れから、メルキザエル・コスタを相手に5Rユナニマス判定勝利。
1Rに左の強打でダウンを奪い、その後も打撃、組み、テイクダウン、グラウンドでの攻撃を織り交ぜながら試合をコントロールしました。
スコアは50-45、50-45、49-46。公式判定では明確な勝利で、「アレンはまだ上位戦線で戦える」というメッセージを強く発した夜でした。
チェ・ドゥホは1Rの苦境から2Rに逆転TKO。
かつて「コリアン・スーパーボーイ」としてUFCのフェザー級を沸かせた男が、ベテランらしい試合勘で相手の失速を捉え、ボディへの強打と追撃でフィニッシュしました。
Fight of the Night(FOTN)に輝いたこの試合は、大会を盛り上げた最大の見せ場のひとつです。
メインカードでは、フアン・ディアスがUFCデビュー戦でマルコム・ウェルメーカーをRNCで仕留め、Performance of the Night(POTN)を受賞!
さらにプレリムでは、アリス・アルデレアンがポリアナ・ヴィアナを相手に、UFC史上初のカプセルロックで一本勝ちを収めました。
ディアスは鮮烈なデビュー、アルデレアンは歴史的サブミッション。違う形で大会に強烈なインパクトを残した2人でした。
UFC Vegas 117の夜、ラスベガスのMeta APEXでは、フェザー級の2つの物語と、UFC史上初のカプセルロックという歴史的フィニッシュが刻まれました。
関連記事
よくある質問(FAQ)
Q1
アレンはなぜコスタに勝てたの? タップで答え
- 1Rにアレンは左の強打でコスタをぐらつかせ、序盤から試合の流れを握りました。
- コスタもローキックやボディへの蹴り、4Rの打撃で反撃する場面を作りましたが、アレンは打撃から組み、テイクダウンへつなげて流れを引き戻しました。
- 最終スコアは50-45、50-45、49-46。接戦というより、公式判定ではアレンの明確な勝利でした。
Q2
チェ・ドゥホはUFC殿堂入りしているの? タップで答え
- 対象となったのは、2016年12月のUFC 206で行われたカブ・スワンソン vs チェ・ドゥホです。
- この試合は激しい打撃戦として高く評価され、2022年にUFC Hall of FameのFight Wing入りを果たしました。
- つまり、チェ・ドゥホは「UFC殿堂入りの名勝負に関わった選手」と表現するのが正確です。今大会では1Rに苦しみながらも、2Rに逆転TKOを決め、ベテランとしての勝負強さを見せました。
Q3
カプセルロックってどんな技? タップで答え
- ヴィアナが下からボディトライアングル気味に脚を絡めた場面で、アルデレアンはその脚の配置を逆に利用しました。
- アルデレアンは体をまたぐようにポジションをずらし、ヴィアナの膝周辺に強い圧力をかけ、2R 4:36にバーバルタップを引き出しました。
- 本人はカーフスライサー系の技と説明していますが、公式記録・主要メディア表記では「カプセルロック」とするのが安全です。
Q4
フアン・ディアスはどういう経緯でUFCに来た選手? タップで答え
- コンテンダーシリーズは、UFC契約を狙う選手たちが出場する登竜門的なイベントです。勝てば必ず契約というわけではなく、内容や将来性も含めてダナ・ホワイトらが契約可否を判断します。
- ディアスはUFCデビュー戦でもマルコム・ウェルメーカーをRNCで仕留め、Performance of the Nightを受賞。打撃だけでなく、組みとグラウンドでも勝負できることを示しました。
Q5
UFC Vegas 117のカード変更はあった? タップで答え
- モデスタス・ブカウスカス vs ロドルフォ・ベラトで予定されていた試合は、ベラトが欠場し、クリスチャン・エドワーズがショートノーティスの代役として出場。215lbsのキャッチウェイトで実施されました。
- トミー・ガント vs トレイ・オグデンで予定されていたライト級マッチは、オグデンが欠場し、アルトゥル・ミネフが代役として出場しました。