結果|UFCラスベガス116 スターリングがザラルを49-45×3でUD制圧!全13試合まとめ
UFCラスベガス116(スターリングvsザラル)2026 試合結果まとめ|全13試合
- 大会:UFC Fight Night: Sterling vs. Zalal(UFCラスベガス116 / UFC Fight Night 274)
- 日時:日本時間 2026年4月26日(日)(現地ラスベガス:2026年4月25日)
- 開催地:Meta APEX/ラスベガス(アメリカ・ネバダ州)
- メインイベント:フェザー級 アルジャメイン・スターリング vs ユーセフ・ザラル
UFCラスベガス116 2026の結果サマリー
メインイベントは、アルジャメイン・スターリングがユーセフ・ザラルを49-45×3のユナニマス判定で下しました。
スターリングは5Rを通じてグラップリングとバックコントロールで主導権を握り、フェザー級タイトル戦線で存在感を示した一戦となりました。
コ・メインでは、ショートノーティス出場のヨセリン・エドワースがノルマ・ドゥモンを判定で撃破!
さらにライアン・スパンのKO勝利、ジャクソン・マクヴェイの一本勝ちもあり、全13試合の中でも大きなインパクトを残しました。
- スターリングがザラルを49-45×3のUDで撃破
- エドワースが#3ドゥモンを下す番狂わせ
- 全13試合中フィニッシュは2試合、判定決着が多い技術戦大会に
この試合の見どころ事前記事はこちら
目次
- UFCラスベガス116 2026 結論:どんな大会だった?
- 【メインイベント・FW】スターリング vs ザラル 結果
- 【コ・メイン・Women’s BW】ドゥモン vs エドワース 結果
- 【メインカード・LW】ガルシア vs ヘルナンデス 結果
- 【メインカード・BW】グラント vs マルティネッティ 結果
- 【メインカード・BW】ジャクソン vs バルセロシュ 結果
- 【メインカード・HW】ブシェシャ vs スパン 結果
- 【プレリム・MW】ヴィエイラ vs マコーニコ 結果
- 【プレリム・MW】デュマス vs マクヴェイ 結果
- 【プレリム・Women’s BW】ブエノ・シウヴァ vs モンタギュー 結果
- 【プレリム・CW】フィーリョ vs ダーデン 結果
- 【プレリム・LW】マーシャル vs ブレナン 結果
- 【プレリム・WW】グリフィン vs ヴァレンズエラ 結果
- 【プレリム・Women’s SW】アレンカー vs ポライシュトリ 結果
- ボーナス受賞者
- 全試合結果一覧
- 総まとめ
- よくある質問(FAQ)
UFCラスベガス116 2026 結論:どんな大会だった?
UFCラスベガス116は、フィニッシュこそ少なかったものの、番狂わせ・グラップリング・判定勝負が色濃く出た全13試合の大会でした。
メインイベントでは、アルジャメイン・スターリングがユーセフ・ザラルを49-45×3のユナニマス判定で撃破!
テイクダウン、バックコントロール、トップキープを軸に試合を組み立て、フェザー級タイトル戦線での存在感をさらに強めました。
コ・メインでは、ショートノーティス出場のヨセリン・エドワースが#3ノルマ・ドゥモンを判定で撃破!
さらにライアン・スパンがBJJレジェンドのマーカス・ブシェシャ・アルメイダを2R KOで仕留めるなど、数字以上に見どころの多い一夜となりました。
- スターリングが49-45×3のUDでザラルを撃破し、フェザー級王座戦線で大きく前進
- エドワースがショートノーティスで#3ドゥモンを下す今大会最大級の番狂わせ
- スパンがBJJレジェンドのブシェシャを2R KOで仕留め、Performance of the Night(POTN)を受賞
- マクヴェイが1R ダースチョークで初UFC白星を挙げ、もう1つのPOTNを獲得
- 全13試合中11試合が判定決着。フィニッシュ率は約15%のテクニカルな大会に
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大会を彩った3つのドラマ
- 【5Rを制したグラップリングマスター】
スターリングは、バンタム級時代からの武器であるバックコントロールとトップキープをフェザー級でも発揮。ザラルも3Rにギロチンやトップを取る場面を作ったものの、全体の主導権はスターリングが握り、49-45×3という説得力のあるスコアで勝利した。 - 【ショートノーティスの番狂わせ】
エドワースは代替出場ながら、上位ランカーのドゥモンを相手に落ち着いた試合運びを見せた。組みと打撃が交差する接戦を制し、女子バンタム級戦線で一気に存在感を高める勝利。 - 【BJJレジェンドを沈めた右】
複数回のBJJ世界王者として知られるブシェシャを、スパンが打撃で崩して2R KO。グラップラー相手にスタンドで勝負を決めた一撃は、今大会のハイライトのひとつとして強く印象に残りました。
| 今大会のデータスナップショット | |
|---|---|
| 総試合数 | 13試合(メインカード6・プレリム7) |
| フィニッシュ | 2試合(KO×1・一本×1) |
| 判定決着 | 11試合(フィニッシュ率 約15%) |
| ボーナス受賞 | 4人(POTN×2選手 + FOTN×2選手 ※各$100,000) |
※フィニッシュ率は全13試合中2試合がフィニッシュ決着だったことをもとに算出しています。
※選手のランキングは試合前時点のものです。試合後に変動する場合があります。
【メインイベント・フェザー級】アルジャメイン・スターリング vs ユーセフ・ザラル 結果|スターリングが49-45×3のUD勝利、タイトル戦線へ前進
- 【対戦】
・アルジャメイン・スターリング(Aljamain Sterling /
)(#5 / 26-5)
・ユーセフ・ザラル(Youssef Zalal /
)(#7 / 18-6-1D)
- 【階級】フェザー級 / Featherweight(145ポンド/約65.77kg)
- 【結果】アルジャメイン・スターリングがユナニマス判定勝ち(49-45×3)
- 【ラウンド/時間】5R 5:00
試合結果まとめ
- アルジャメイン・スターリングがユーセフ・ザラルを5R、ユナニマス判定(49-45×3)で下した
- スターリングはテイクダウン、バックコントロール、グラウンド&パウンドで試合の大半を支配した
- ザラルは3Rにギロチン、トップコントロール、バック奪取で巻き返したが、終盤はスターリングが再び流れを引き戻した
- 試合後、スターリングはモフサル・イヴロイエフと王者アレクサンダー・ヴォルカノフスキーの名前を挙げ、フェザー級タイトル戦線への意欲を示した
グラップリングが流れを決めた5ラウンド
1Rはスターリングが前に出ながらカーフキックと組みの圧力でペースを作った。ザラルもジャブや下からの仕掛けで抵抗したが、スターリングはトップポジションを確保し、終盤までグラウンドで主導権を握った。
2Rもザラルは打撃で応戦したものの、スターリングがテイクダウンからバックへ移行。ボディトライアングルでコントロールしながらパンチを重ね、ポイントを積み上げた。
3Rはザラルの反撃、4・5Rでスターリングが再加速
3Rはザラルが大きく巻き返したラウンドだった。スターリングのテイクダウンに対してギロチンを合わせ、そこからトップ、サイド、バックまで展開。一本には届かなかったが、このラウンドはザラルが明確に取り返した。
しかし4Rに入ると、スターリングは再び圧力を強める。打撃で前に出てから組みつき、バックコントロールとグラウンド&パウンドでザラルを削った。5Rもザラルが序盤に打撃で前進する場面はあったが、スターリングが組みで展開を止め、最後はグラップリングで試合を締めた。
まとめ
スターリングは、バンタム級時代から磨き上げてきたバックコントロールとスクランブル対応をフェザー級でも高いレベルで機能させた。
ザラルも3Rに見せ場を作ったが、25分を通した支配力ではスターリングが上回った一戦だった。試合後にはモフサル・イヴロイエフとアレクサンダー・ヴォルカノフスキーの名前を挙げており、フェザー級タイトル戦線の重要な一角として存在感を強めた。
【コ・メイン・女子バンタム級】ノルマ・ドゥモン vs ヨセリン・エドワース 結果|ショートノーティスのエドワースが#3ドゥモンを番狂わせUD
- 【対戦】
・ノルマ・ドゥモン(Norma Dumont /
)(#3 / 13-3)
・ヨセリン・エドワース(Joselyne Edwards /
)(#11 / 18-6)
- 【階級】女子バンタム級 / Women’s Bantamweight(135ポンド/約61.24kg)
- 【結果】ヨセリン・エドワースがユナニマス判定勝ち(29-28、29-28、30-27)
- 【ラウンド/時間】3R 5:00
試合結果まとめ
- ヨセリン・エドワースがノルマ・ドゥモンを3R、ユナニマス判定(29-28、29-28、30-27)で下した
- エドワースはショートノーティスでの代替出場ながら、打撃の圧力と前進で#3ランカーを最後まで苦しめた
- ドゥモンは組みや蹴りで流れを戻そうとしたが、エドワースの勢いを完全には止めきれなかった
- この勝利でエドワースは5連勝となり、女子バンタム級上位戦線に一気に存在感を示した
ショートノーティスを跳ね返したエドワースの前進力
本来出場予定だったヤナ・サントスの欠場を受け、エドワースは急きょ代替出場となった。
準備期間が短い状況だったが、1Rから下がりすぎることなく前に出て、パンチと蹴りでドゥモンにプレッシャーをかけ続けた。
ドゥモンも上位ランカーらしく、組みや蹴りでエドワースの前進を止めようとした。しかし、エドワースは打撃の手数とフィジカルの強さでリズムを崩さず、接戦のラウンドでも自分の攻撃を印象づけた。
接戦のスコアが示す「大きな価値のある勝利」
スコアは29-28が2枚、30-27が1枚。完全なワンサイドゲームというより、競った場面をエドワースが取り切った試合だった。
特にショートノーティスで#3ランカーを相手に勝ち切った点は、単なる1勝以上の価値がある。
ドゥモンにとっては痛い敗戦となったが、試合全体を通じてエドワースの前進、打撃、勝負どころでの強さが目立った。女子バンタム級の勢力図に、新しい名前が割り込んできた一戦だった。
ドゥモンは連勝ストップ、再浮上への道を模索
#3ランクのドゥモンにとって、この敗戦はタイトル戦線に向けて大きなブレーキとなった。事前評価では優位と見られていたが、エドワースの圧力を受けて思うように試合をコントロールできなかった。
それでもドゥモンは女子バンタム級上位の実力者であることに変わりはない。次戦でどのように立て直すかが、再び上位戦線に戻るための重要なポイントになる。
まとめ
エドワースは、ショートノーティスという不利な条件をはね返し、#3ドゥモンを相手に大きな番狂わせを起こした。
5連勝という結果だけでなく、上位ランカー相手に自分の戦い方を貫いた内容も大きい。女子バンタム級のタイトル戦線に向けて、エドワースが新たな注目株として浮上した一戦だった。
【メインカード・ライト級】ハファ・ガルシア vs アレクサンダー・ヘルナンデス 結果|ガルシアが3連勝をUD達成
- 【対戦】
・ハファ・ガルシア(Rafa García /
)(NR / 19-4)
・アレクサンダー・ヘルナンデス(Alexander Hernandez /
)(NR / 18-9)
- 【階級】ライト級 / Lightweight(155ポンド/約70.31kg)
- 【結果】ハファ・ガルシアがユナニマス判定勝ち(29-28、29-28、30-27)
- 【ラウンド/時間】3R 5:00
試合結果まとめ
- ハファ・ガルシアがアレクサンダー・ヘルナンデスを3R、ユナニマス判定(29-28、29-28、30-27)で下した
- ガルシアは前進圧力、カウンター、テイクダウンを組み合わせ、1・2Rで試合の主導権を握った
- ヘルナンデスは3Rに前へ出てフィニッシュを狙ったが、ガルシアは打ち合いでも崩れず最後まで押し切った
- この勝利でガルシアは3連勝となり、試合後にはトップ15との対戦をアピール
前進圧力とカウンターで流れを作ったガルシア
1Rはヘルナンデスがレッグキックとフットワークで外側を使おうとしたが、ガルシアは中央を取りながらじわじわ前進した。大振りで追いかけるのではなく、ヘルナンデスの動きに合わせて角度を切り、カウンターで確実に打撃を当てていった。
中盤には、ガルシアがパンチで距離を詰めてテイクダウンを奪う場面も作った。ヘルナンデスはすぐに立ち上がったが、ガルシアは離れ際も逃さずプレッシャーを継続。打撃、組み、ケージ際の圧力を混ぜながら、1Rから自分の土俵に引き込んだ。
2Rで差を広げ、3Rの反撃も受け止めた
2Rもガルシアは落ち着いて試合を進めた。ボディと顔面に打ち分け、ヘルナンデスが外へ回ろうとするたびに中央を取り直す。無理に倒し切りにいくのではなく、前進とカウンターで相手の選択肢を削っていく内容だった。
3Rは劣勢を自覚したヘルナンデスが前に出て、ワンツーやコンビネーションで流れを変えようとした。終盤は打ち合いの時間も増えたが、ガルシアは下がりっぱなしにならず、離れ際のフックやクリーンヒットで応戦。最後まで集中力を切らさず、判定勝利につなげた。
まとめ
ガルシアは、派手なフィニッシュこそなかったものの、前進圧力・カウンター・テイクダウンをバランスよく使った完成度の高い3Rを見せた。
ヘルナンデスも最終Rに勝負をかけたが、ガルシアの試合運びの精度が一枚上だった。3連勝という結果に加え、トップ15戦を求める発言もあり、ライト級の中堅上位争いに向けて存在感を強めた一戦だった。
【メインカード・バンタム級】デイビー・グラント vs アドリアン・ルナ・マルティネッティ 結果|UFCデビューのマルティネッティと激戦演じてグラントがUD、Fight of the Night受賞
- 【対戦】
・デイビー・グラント(Davey Grant /
)(NR / 18-8)
・アドリアン・ルナ・マルティネッティ(Adrian Luna Martinetti /
)(NR / 17-2)
- 【階級】バンタム級 / Bantamweight(135ポンド/約61.24kg)
- 【結果】デイビー・グラントがユナニマス判定勝ち(29-28×3)
- 【ラウンド/時間】3R 5:00
試合結果まとめ
- デイビー・グラントがUFCデビューのアドリアン・ルナ・マルティネッティを3R、ユナニマス判定(29-28×3)で下した
- グラントはカーフキック、右の強打、コンビネーションを軸に試合の流れを作った
- マルティネッティも前進と打撃で応戦し、3Rにはテイクダウンも奪ったが、グラントの経験値と要所の打撃が上回った
- 両者の激しい攻防が評価され、この試合はFight of the Night(FOTN)を受賞
ベテランの技術とデビュー選手の気迫がぶつかった15分
1Rはグラントがカーフキックを軸に試合を作った。内外に蹴りを散らしながら、右のオーバーハンドやヒザも合わせ、マルティネッティに簡単には前へ出させなかった。マルティネッティも蹴り返しや前進で応戦したが、序盤はグラントの攻撃の多彩さが目立った。
グラントはただ蹴るだけではなく、パンチから蹴り、蹴りから組み際の対応までつなげることで、マルティネッティのリズムを削っていった。UFCデビュー戦のマルティネッティにとっては、いきなり経験豊富なベテランの引き出しを浴びる展開となった。
2R以降はマルティネッティも反撃、最後まで熱量が落ちなかった
2Rに入ると、マルティネッティも手数を増やして打撃戦に持ち込もうとした。しかしグラントはカーフキックで前足を削り続け、パンチと蹴りを連動させながら主導権を渡さなかった。マルティネッティはスピニングバックフィストを当てる場面も作り、完全に飲まれたわけではなかった。
3Rはマルティネッティがフィニッシュを狙うように前へ出た。ボディへのコンビネーションや終盤のテイクダウンで見せ場を作ったが、グラントはすぐに立ち上がり、最後まで打撃で応戦。終盤の打ち合いまで含めて、両者の気持ちがぶつかった好勝負となった。
まとめ
グラントは、40歳のベテランらしい落ち着きと多彩な攻撃で、UFCデビューのマルティネッティを退けた。
マルティネッティも初戦とは思えないタフさと前進力を見せたが、15分を通して試合を組み立てたのはグラントだった。判定勝利に加えてFight of the Night(FOTN)も受賞し、グラントの経験値と勝負強さが改めて光った一戦。
【メインカード・バンタム級】モンテル・ジャクソン vs ハオニ・バルセロシュ 結果|バルセロスがスプリット判定でジャクソンに競り勝つ
- 【対戦】
・モンテル・ジャクソン(Montel Jackson /
)(#14 / 15-4)
・ハオニ・バルセロシュ(Raoni Barcelos /
)(NR / 22-5)
- 【階級】バンタム級 / Bantamweight(135ポンド/約61.24kg)
- 【結果】ハオニ・バルセロシュがスプリット判定勝ち(29-28、28-29、29-28)
- 【ラウンド/時間】3R 5:00
試合結果まとめ
- ハオニ・バルセロシュがモンテル・ジャクソンを3R、スプリット判定(29-28、28-29、29-28)で下した
- ジャクソンは1R序盤にパンチでバルセロスを大きく揺らし、フィニッシュ寸前まで追い込んだ
- バルセロスはそこを耐え抜き、2R以降は前進、組み、テイクダウンで試合の流れを引き戻した
- 判定は割れたものの、終盤のコントロールと粘りでバルセロスが接戦をものにした
1Rの危機を乗り越えたバルセロスの粘り
1Rの序盤、ジャクソンが鋭いパンチでバルセロスを捉えた。バルセロスは右目付近にダメージを負い、ジャクソンが一気にフィニッシュを狙って畳みかける展開に。開始早々から、ジャクソンが勝負を決めてもおかしくない空気を作った。
しかし、バルセロスはここで崩れ切らなかった。ダメージを受けながらも組みに移行し、テイクダウンで流れを切ることに成功。ジャクソンは立ち上がって大きなダメージを避けたが、バルセロスは2度目のテイクダウンからトップ時間も作り、試合を完全に壊されることを防いだ。
2・3Rで前進と組みを重ね、接戦を引き寄せた
2Rに入ると、バルセロスはより前に出る時間を増やした。ジャクソンも単発のクリーンヒットで迎撃したが、バルセロスは下がらず、脚を取ってテイクダウンやコントロールにつなげていった。打撃だけではなく、組みとケージ際の圧力を使ったことで、ジャクソンのリズムを少しずつ削っていった。
3Rも勝負は僅差だった。ジャクソンの手数が落ちる場面が出る中、バルセロスは前進を続け、足払い、シングルレッグ、ボディロックからのテイクダウンでポイントを積み上げた。ジャクソンも立ち上がる力は見せたが、最後はバルセロスがバックを取る形でラウンドを締め、判定の印象を引き寄せた。
まとめ
バルセロスは、1R序盤の大きなピンチをしのぎ、そこから組みと前進で試合を立て直した。
ジャクソンにとっては、最初の攻勢で仕留めきれなかったことが惜しまれる接戦だった。一方のバルセロスは、ダメージを受けても折れずに戦術を遂行し続けたことで、スプリット判定の勝利をつかんだ。ベテランの粘りと修正力が光った一戦だった。
【メインカード・ヘビー級】マーカス・ブシェシャ vs ライアン・スパン 結果|スパンがBJJレジェンドを2R KO、Performance of the Night受賞
- 【対戦】
・マーカス・ブシェシャ(Marcus “Buchecha” Almeida /
)(NR / 5-3-1D)
・ライアン・スパン(Ryan Spann /
)(NR / 24-11)
- 【階級】ヘビー級 / Heavyweight(265ポンド/約120.20kg)
- 【結果】ライアン・スパンがKO勝ち(右ストレート)
- 【ラウンド/時間】2R 2:10
試合結果まとめ
- ライアン・スパンがマーカス・ブシェシャを2R 2:10、KOで下した
- ブシェシャは1Rにテイクダウンやグラウンドで脅威を作ったが、スパンは落ち着いてサバイブした
- 2R、スパンは左フックから右ストレートにつなげ、BJJレジェンドをキャンバスに沈めた
- この鮮烈なKO勝利により、スパンはPerformance of the Night(POTN)を受賞
グラップリングの危機を越えたスパンの一撃
1Rは、ブシェシャが得意のグラップリングで流れを作ろうとした。ローキックから組み、テイクダウン、さらに腕三角や足関節を狙うような場面もあり、スパンにとっては決して楽な立ち上がりではなかった。
それでもスパンは、ギロチン気味のフロントヘッドロックやスクランブルでブシェシャの寝技を完全には許さなかった。倒されてもすぐに立ち上がり、グラウンドに長く付き合わない判断を徹底。BJJレジェンドの土俵に引きずり込まれなかったことが、後のKOにつながった。
2R、左フックから右ストレートで試合を終わらせる
2Rに入ると、ブシェシャは再び組みを狙ったが、スパンは距離と姿勢をうまく管理した。ブシェシャがジャブを出して前に出たところで、スパンは左フックから右ストレートを一気に振り抜く。右がクリーンヒットすると、ブシェシャはそのまま後方に崩れ落ちた。
レフェリーのハーブ・ディーンがすぐに間に入り、試合は2R 2:10でストップ!判定決着が多かった今大会の中で、このKOはひときわ強いインパクトを残した。スパンにとっては、ヘビー級での存在感を一気に押し上げる勝利!
まとめ
スパンは、ブシェシャのグラップリングを耐え抜き、最後は自分の武器である打撃で試合を終わらせた。
複数回のBJJ世界王者として知られるブシェシャをMMAで初めてフィニッシュした意味は大きい。Performance of the Night(POTN)受賞も納得の内容で、スパンがヘビー級で新たなポジションを築くきっかけになりそうな一戦だった。
【プレリム・ミドル級】ホドルフォ・ヴィエイラ vs エリック・マコーニコ 結果|マコーニコがグラップリングの危機を耐えてUD勝利
- 【対戦】
・ホドルフォ・ヴィエイラ(Rodolfo Vieira /
)(NR / 11-5)
・エリック・マコーニコ(Eric McConico /
)(NR / 11-4-1D)
- 【階級】ミドル級 / Middleweight(185ポンド/約83.91kg)
- 【結果】エリック・マコーニコがユナニマス判定勝ち(29-28×3)
- 【ラウンド/時間】3R 5:00
試合結果まとめ
- エリック・マコーニコがホドルフォ・ヴィエイラを3R、ユナニマス判定(29-28×3)で下した
- ヴィエイラは1Rにテイクダウン、バック奪取、サブミッションの仕掛けで大きなチャンスを作った
- マコーニコは序盤のグラップリング地獄を耐え、2R以降は打撃とスタミナで流れを引き戻した
- UFC4戦目での2勝目となり、ミドル級で踏みとどまる価値ある白星を手にした
1Rの危機を耐え、打撃で流れを変えたマコーニコ
1Rはヴィエイラが得意のグラップリングで試合を動かした。序盤から強いプレッシャーをかけ、テイクダウンでマコーニコを倒すと、バックを奪ってチョークを狙う場面を作った。
マコーニコにとってはかなり危険な立ち上がりだったが、ここで極めさせなかったことが大きかった。ポジションを取られても冷静に防御し、首や腕を守りながらサブミッションの完成形を作らせない。ヴィエイラの得意分野に引き込まれながらも、致命傷だけは避けて1Rを乗り切った。
2R以降はマコーニコが前に出てポイントを奪い返す
2Rに入ると、試合の流れは少しずつマコーニコへ傾いていった。ヴィエイラは1Rでエネルギーを使った影響もあり、タックルの勢いが落ち始める。そこにマコーニコがワンツー、右ストレート、細かい連打を重ね、スタンドで確実にポイントを取り返していった。
3Rもヴィエイラは組みの展開を狙ったが、マコーニコはケージ際で粘り、倒されても長く抑え込ませなかった。距離が離れるとすぐに打撃で攻め返し、終盤まで手数を落とさなかった。結果的に、1Rのピンチを耐えたマコーニコが、2・3Rを打撃とスタミナで取り返す形になった。
まとめ
マコーニコは、ヴィエイラの最大の武器であるグラップリングを1Rで耐え抜き、2R以降に打撃とスタミナで試合をひっくり返した。
ヴィエイラにとっては、序盤のチャンスで仕留めきれなかったことが痛い敗戦となった。一方のマコーニコは、危険な展開を乗り越えて勝ち切ったことで、UFCミドル級での生き残りに向けて大きな1勝をつかんだ。
【プレリム・ミドル級】ジャクソン・マクヴェイ vs セドリクエス・ドゥマス 結果|マクヴェイが1R ダースチョーク一本!待望の初UFC白星でPOTN受賞
- 【対戦】
・ジャクソン・マクヴェイ(Jackson McVey /
)(NR / 7-2)
・セドリクエス・ドゥマス(Sedriques Dumas /
)(NR / 10-5(1NC))
- 【階級】ミドル級 / Middleweight(185ポンド/約83.91kg)
- 【結果】ジャクソン・マクヴェイが一本勝ち(ダースチョーク)
- 【ラウンド/時間】1R 2:14
試合結果まとめ
- ジャクソン・マクヴェイがセドリクエス・ドゥマスを1R 2:14、ダースチョークで一本勝ち
- マクヴェイは序盤から打撃で前に出て、右アッパーでダウンを奪うと、そのままグラウンドでチョークへつなげた
- UFC3戦目で待望の初白星を挙げ、これまでの連敗を断ち切る大きな勝利となった
- この鮮やかなフィニッシュでPerformance of the Night(POTN)を受賞し、ミドル級の新戦力として存在感を示した
2分14秒でつかんだ初UFC白星
マクヴェイは試合開始直後から迷いなく前に出た。ドゥマスが距離を取りながら様子を見ようとする中、マクヴェイはプレッシャーをかけ続け、右アッパーで一気にダウンを奪った。
そこからの判断も速かった。倒れたドゥマスに対して無理にパウンドを続けるのではなく、首の位置を見てダースチョークへ移行。腕を深く差し込み、ポジションを固めながら絞め上げると、ドゥマスはタップを余儀なくされた。
勝利はすべてフィニッシュ、マクヴェイが存在感を示す
マクヴェイにとって、この勝利はただの1勝ではなかった。UFCでは過去2戦で黒星を喫していたため、ここで結果を出せるかどうかはキャリアの流れを左右する重要な一戦だった。
そのプレッシャーの中で、わずか2分14秒の一本勝ち。しかも大会で数少ないフィニッシュのひとつとなり、Performance of the Night(POTN)にも選ばれた。勝利がすべてフィニッシュという持ち味を、UFCの舞台でもしっかり証明した形だ。
まとめ
マクヴェイは、打撃で崩してからダースチョークで仕留める理想的な流れで、UFC初勝利をつかんだ。
ドゥマスにとっては序盤の被弾から立て直す前に極められた痛い敗戦となった。一方のマクヴェイは、連敗を止めただけでなくPOTNまで獲得し、ミドル級で生き残るための強烈なアピールに成功した一戦だった。
【プレリム・女子バンタム級】マイラ・ブエノ・シウヴァ vs ミシェル・モンタギュー 結果|無敗プロスペクトのモンタギューがランカーを撃破!
- 【対戦】
・マイラ・ブエノ・シウヴァ(Mayra Bueno Silva /
)(#12 / 10-7-1D(1NC))
・ミシェル・モンタギュー(Michelle Montague /
)(NR / 8-0)
- 【階級】女子バンタム級 / Women’s Bantamweight(135ポンド/約61.24kg)
- 【結果】ミシェル・モンタギューがユナニマス判定勝ち(30-27、29-28、29-28)
- 【ラウンド/時間】3R 5:00
試合結果まとめ
- ミシェル・モンタギューが#12ランクのマイラ・ブエノ・シウヴァを3R、ユナニマス判定(30-27、29-28、29-28)で下した
- モンタギューはテイクダウンとトップコントロールを軸に、元タイトル挑戦者のブエノ・シウヴァを苦しめた
- 1Rからグラウンドで強い支配力を見せ、2R以降も要所でテイクダウンを奪って試合をコントロールした
- この勝利でモンタギューはプロMMA戦績を8戦無敗とし、女子バンタム級の注目株として存在感を高めた
1Rのドミネーションが勝敗を決めた
モンタギューは1Rから迷わず組みの展開を選んだ。ブエノ・シウヴァが打撃で距離を作ろうとする前にプレッシャーをかけ、テイクダウンからトップポジションを奪うと、グラウンド&パウンドで主導権を握った。
ブエノ・シウヴァは下からの仕掛けやスクランブルで状況を変えようとしたが、モンタギューはポジションを崩しすぎず、上から圧力をかけ続けた。1Rの支配時間とインパクトは大きく、このラウンドで試合の流れを一気に引き寄せた。
2R以降も組みの圧力でランカーを攻略
2R以降はブエノ・シウヴァも打撃とサブミッションの仕掛けで反撃を狙った。元タイトル挑戦者らしく、モンタギューが雑に入ればカウンターや極めのチャンスを作れる怖さはあった。
それでもモンタギューは、無理に打撃戦へ付き合いすぎなかった。要所でテイクダウンを奪い、トップから時間を使ってブエノ・シウヴァの反撃を削る。3Rも再びグラウンドで主導権を握る場面を作り、最後まで自分の勝ち筋を徹底した。
まとめ
モンタギューは、無敗プロスペクトらしい勢いだけでなく、テイクダウンとトップコントロールを使った堅実な試合運びで#12ブエノ・シウヴァを攻略。
ブエノ・シウヴァにとっては厳しい連敗となったが、モンタギューにとっては女子バンタム級ランキング入りへ大きく近づく勝利だった。8戦無敗のままランカーを下したことで、次戦以降のマッチメイクにも期待が高まる一戦となった。
【プレリム・キャッチウェイト】ジャフェル・フィーリョ vs コーディ・ダーデン 結果|ダーデンがショートノーティスで一本取り名手のフィーリョをUD撃破!
- 【対戦】
・ジャフェル・フィーリョ(Jafel Filho /
)(NR / 17-5)
・コーディ・ダーデン(Cody Durden /
)(NR / 18-10-1D)
- 【階級】キャッチウェイト / Catchweight(135.5ポンド/約61.46kg)
- 【結果】コーディ・ダーデンがユナニマス判定勝ち(30-27、30-27、29-28)
- 【ラウンド/時間】3R 5:00
試合結果まとめ
- コーディ・ダーデンがジャフェル・フィーリョを3R、ユナニマス判定(30-27、30-27、29-28)で下した
- ダーデンは6日前のショートノーティス出場ながら、フィーリョのサブミッションを封じて判定勝利をつかんだ
- フィーリョはUFCでの勝利をすべて1R一本で飾ってきた危険なグラップラーだったが、この日はダーデンの粘りを崩しきれなかった
- 終盤はダーデンがレスリングとスタミナで優位を作り、連敗ストップにつながる大きな白星を手にした
一本師をフィニッシュさせなかったダーデン
フィーリョは、これまでUFCで挙げた勝利をすべて1R一本で決めてきたサブミッションの名手。今回も序盤から組みや極めの展開に持ち込み、ダーデンを危険なグラウンド勝負へ引き込もうとした。
しかしダーデンは、ショートノーティスとは思えない落ち着きで対応した。フィーリョが首や腕を狙う場面でも慌てず、ポジションをずらして極めの形を完成させない。フィーリョの得意な早期決着パターンを許さなかったことが、この試合の大きな分岐点になった。
ショートノーティスでも最後まで落ちなかった運動量
中盤以降は、ダーデンの粘りと運動量がじわじわ効いていった。フィーリョはサブミッションの仕掛けを見せたものの、ラウンドが進むにつれて疲れも見え始め、ダーデンが組みとトップコントロールで流れを引き寄せた。
特に3Rはダーデンのレスリングが光った。フィーリョが得意の一本に持ち込む前にポジションを潰し、上を取る時間を作ってポイントを重ねる。フィニッシュこそなかったが、相手の最大の武器を封じた上で勝ち切った内容は、判定以上に価値のある勝利。
まとめ
ダーデンは、6日前のショートノーティスという難しい条件をはね返し、フィーリョのサブミッションゲームを封じてユナニマス判定勝利を収めた。
フィーリョにとっては、得意の早期一本に持ち込めなかったことが痛い敗戦となった。一方のダーデンは、粘り強いディフェンス、レスリング、終盤のスタミナで勝負を引き寄せ、キャリアの流れを変える大きな白星をつかんだ。
【プレリム・ライト級】フランシス・マーシャル vs ルーカス・ブレナン 結果|マーシャルがUFCデビューの新鋭に30-27×3の完封UD
- 【対戦】
・フランシス・マーシャル(Francis Marshall /
)(NR / 10-3)
・ルーカス・ブレナン(Lucas Brennan /
)(NR / 11-3)
- 【階級】ライト級 / Lightweight(155ポンド/約70.31kg)
- 【結果】フランシス・マーシャルがユナニマス判定勝ち(30-27×3)
- 【ラウンド/時間】3R 5:00
試合結果まとめ
- フランシス・マーシャルがUFCデビューのルーカス・ブレナンを3R、ユナニマス判定(30-27×3)で下した
- マーシャルはカーフキック、右の強打、トップコントロールを軸に、3Rを通じて主導権を握った
- ブレナンはサブミッションやレッグロックで反撃を狙ったが、マーシャルは落ち着いて対処し続けた
- マーシャルにとっては2連勝となり、ライト級での再浮上へ向けて価値ある白星となった
UFC経験の差が30-27完封に表れた
マーシャルは1Rから落ち着いて試合を作った。カーフキックでブレナンの前進を止め、右のオーバーハンドを何度も当ててプレッシャーをかける。ブレナンが組みに来ると、逆に脚をすくってトップを奪い、グラウンドでも主導権を握った。
ブレナンはUFCデビュー戦ながら、下からのサブミッションやレッグロックで流れを変えようとした。しかしマーシャルは極めの形を作らせず、上から肘とパウンドを落としてコントロール。危ない場面を作らせない試合運びで、1Rから明確にポイントを取った。
2・3Rもマーシャルが要所を締めて主導権を維持
2Rもマーシャルは右の強打を軸に前へ出た。ブレナンがシングルレッグで組みつく場面はあったが、マーシャルはスプロールとケージ際の対応で流れを切り、再びトップポジションへ。サブミッションのセットアップを避けながら、重いコントロールでブレナンの攻撃を封じた。
3Rはブレナンもローキックや組みで突破口を探したが、マーシャルの対応力が上回った。右のフェイントと実打でブレナンを下がらせ、必要な場面では組みでも優位を取る。最後まで大きなピンチを作らせず、30-27×3というスコア通りの完勝につなげた。
まとめ
マーシャルは、打撃・レスリング・トップコントロールをバランスよく使い、UFCデビューのブレナンを完封。
ブレナンにとっては厳しい初陣となったが、短期オファーでUFCデビューを果たした経験は大きい。一方のマーシャルは2連勝で流れを作り、ライト級でのポジションを上げるための堅実な勝利を手にした。
【プレリム・ウェルター級】マックス・グリフィン vs ヴィクトル・ヴァレンズエラ 結果|UFCデビューのヴァレンズエラがベテランをUD撃破
- 【対戦】
・マックス・グリフィン(Max Griffin /
)(NR / 20-13)
・ヴィクトル・ヴァレンズエラ(Victor Valenzuela /
)(NR / 14-4)
- 【階級】ウェルター級 / Welterweight(170ポンド/約77.11kg)
- 【結果】ヴィクトル・ヴァレンズエラがユナニマス判定勝ち(29-28×3)
- 【ラウンド/時間】3R 5:00
試合結果まとめ
- UFCデビューのヴィクトル・ヴァレンズエラがベテランのマックス・グリフィンを3R、ユナニマス判定(29-28×3)で下した
- 序盤は慎重な展開が続いたが、ヴァレンズエラは前進圧力とパワーパンチで少しずつ流れを引き寄せた
- グリフィンはカーフキック、カウンター、テイクダウンで対抗したが、終盤の印象ではヴァレンズエラが上回った
- DWCSでの黒星を経てUFC入りしたヴァレンズエラにとって、デビュー戦でベテランを下した価値ある白星
デビュー戦でベテランに競り勝ったヴァレンズエラ
1Rは両者とも慎重な立ち上がりだった。ヴァレンズエラは前に出ようとしたが、グリフィンは距離を外しながらカウンターを狙い、簡単にはパワーパンチの射程に入らせなかった。ラウンド終盤にはグリフィンが短いテイクダウンも奪い、静かながら読み合いの多い5分となった。
2Rも大きな差はつきにくい展開だった。ヴァレンズエラはスピニングバックフィストや前進で流れを作ろうとしたが、グリフィンはカーフキックとカウンターで対応。終盤にはグリフィンが再びテイクダウンを奪う場面もあり、試合は僅差のまま最終ラウンドへ進んだ。
3Rに圧力を強め、最後の印象を持っていった
3Rに入ると、ヴァレンズエラが明確にペースを上げた。前に出る圧力を強め、近距離でパンチを交換する時間を増やしていく。グリフィンも組みとテイクダウンで流れを止めようとしたが、ヴァレンズエラはすぐに立ち上がり、打撃戦へ戻した。
特に終盤は、ヴァレンズエラの前進とポケットでのパンチが目立った。序盤2Rは評価が分かれてもおかしくない内容だったが、3Rの攻勢で最後の印象を強く残したことが、29-28×3という判定につながった。
まとめ
ヴァレンズエラは、派手なフィニッシュではなく、終盤の圧力と勝負どころの打撃でUFCデビュー戦をものにした。
グリフィンにとっては、ベテランらしい試合運びを見せながらも、最終Rで流れを渡した痛い敗戦となった。一方のヴァレンズエラは、DWCSでの敗戦を経てつかんだUFCの舞台で白星を挙げ、ウェルター級の新戦力として第一歩を踏み出した。
【プレリム・女子ストロー級】タリタ・アレンカー vs ジュリア・ポライシュトリ 結果|アレンカーが29-28×3で大会開幕を飾る
- 【対戦】
・タリタ・アレンカー(Talita Alencar /
)(NR / 8-1-1D)
・ジュリア・ポライシュトリ(Julia Polastri /
)(NR / 14-6)
- 【階級】女子ストロー級 / Women’s Strawweight(115ポンド/約52.16kg)
- 【結果】タリタ・アレンカーがユナニマス判定勝ち(29-28×3)
- 【ラウンド/時間】3R 5:00
試合結果まとめ
- タリタ・アレンカーがジュリア・ポライシュトリを3R、ユナニマス判定(29-28×3)で下した
- アレンカーは1・2Rで要所のテイクダウンとトップコントロールを作り、接戦の中でポイントを積み上げた
- ポラストリはリーチ差を活かした打撃と3Rの前進で反撃したが、序盤2Rの失点を取り戻しきれなかった
- アレンカーは大会開幕戦を白星で飾り、女子ストロー級で3連勝をマーク
テイクダウンとトップコントロールが勝敗を分けた
1Rはポラストリが中央を取り、リーチを活かしたジャブや蹴りで距離を作ろうとした。アレンカーは入り際に苦戦する場面もあったが、終盤にキックをキャッチしてテイクダウンを奪うと、上からコントロールしてラウンドを締めた。
2Rも序盤はポラストリが打撃でリズムを作ろうとしたが、アレンカーは焦らず前に出続けた。終盤に再びテイクダウンを成功させ、ハーフガードから肘とパウンドを落として印象を作る。大きなダメージを与えたというより、勝負どころでグラウンドの主導権を握ったことが評価。
3Rはポラストリが反撃、しかし序盤2Rの差が響く
3Rはポラストリが打撃で巻き返したラウンドだった。長いリーチを活かしてジャブやワンツーを当て、アレンカーの入り際にカウンターを合わせる場面も作った。アレンカーも蹴りやパンチで返したが、このラウンドはポラストリがよりクリーンな打撃を見せた。
ただ、試合全体ではアレンカーが1・2Rの終盤に作ったテイクダウンとトップコントロールが大きかった。判定は3者とも29-28でアレンカー。派手なフィニッシュはなかったが、接戦の中で勝つためのポイントを確実に拾った試合だった。
まとめ
アレンカーは、打撃の距離では苦しむ場面がありながらも、勝負どころのテイクダウンとトップコントロールで接戦を制した。
ポラストリにとっては3Rの反撃があっただけに惜しい敗戦となったが、アレンカーは柔術ベースの強みをMMAの判定勝負に落とし込み、女子ストロー級で着実に白星を積み上げた。大会開幕戦としては、技術と駆け引きが詰まったブラジル勢対決だった。
UFCラスベガス116 2026 ボーナス受賞者
- 【Fight of the Night / FOTN(各$100,000)】
・デイビー・グラント(Davey Grant)vs アドリアン・ルナ・マルティネッティ(Adrián Luna Martinetti)
・UFCデビューのマルティネッティが、ベテランのグラントを相手に最後まで食らいついた激戦が評価され、両者が受賞 - 【Performance of the Night / POTN(各$100,000)】
・ライアン・スパン(Ryan Spann)
・BJJレジェンドのマーカス・ブシェシャを2R 2:10、パンチによるKOで仕留めたインパクトのある勝利が評価された - 【Performance of the Night / POTN(各$100,000)】
・ジャクソン・マクヴェイ(Jackson McVey)
・1R 2:14でセドリクエス・ドゥマスをダースチョークで仕留め、待望のUFC初白星をフィニッシュで飾った
ボーナス総評
- FOTNのグラントvsマルティネッティは、ベテランの経験値とデビュー選手の勢いがぶつかった熱戦だった
- スパンのPOTNは、BJJの世界的レジェンドを打撃で倒したインパクトがそのまま評価に直結した
- マクヴェイのPOTNは、勝利はすべてフィニッシュという持ち味に、UFC初白星を最高の形で加えた一本勝ちだった
まとめ
11試合が判定で決まった大会の中で、フィニッシュを決めたスパンとマクヴェイがPOTNを獲得し、唯一の打撃激戦となったグラントvsマルティネッティがFOTNに選ばれた。フィニッシュが少ない大会だったからこそ、3枠のボーナスはいずれも強く印象に残るものになった。
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UFCラスベガス116 2026 全試合結果一覧
メインカード6試合、プレリム7試合の全13試合結果をまとめました。
フィニッシュ2試合(KO×1・一本×1)、判定11試合、引き分けなし。
- 【フェザー級(メインイベント)】
・アルジャメイン・スターリング vs ユーセフ・ザラル
・スターリングがユナニマス判定で勝利(49-45×3|5R 5:00) - 【女子バンタム級(コ・メイン)】
・ノルマ・ドゥモン vs ヨセリン・エドワース
・エドワースがユナニマス判定で勝利(29-28、29-28、30-27|3R 5:00) - 【ライト級】
・ハファ・ガルシア vs アレクサンダー・ヘルナンデス
・ガルシアがユナニマス判定で勝利(29-28、29-28、30-27|3R 5:00) - 【バンタム級】
・デイビー・グラント vs アドリアン・ルナ・マルティネッティ
・グラントがユナニマス判定で勝利(29-28×3|3R 5:00) - 【バンタム級】
・モンテル・ジャクソン vs ハオニ・バルセロシュ
・バルセロスがスプリット判定で勝利(29-28、28-29、29-28|3R 5:00) - 【ヘビー級】
・マーカス・ブシェシャ vs ライアン・スパン
・スパンがKO(パンチ)で勝利(2R 2:10) - 【ミドル級】
・ホドルフォ・ヴィエイラ vs エリック・マコーニコ
・マコーニコがユナニマス判定で勝利(29-28×3|3R 5:00) - 【ミドル級】
・ジャクソン・マクヴェイ vs セドリクエス・ドゥマス
・マクヴェイが一本(ダースチョーク)で勝利(1R 2:14) - 【女子バンタム級】
・マイラ・ブエノ・シウヴァ vs ミシェル・モンタギュー
・モンタギューがユナニマス判定で勝利(30-27、29-28、29-28|3R 5:00) - 【キャッチウェイト】
・ジャフェル・フィーリョ vs コーディ・ダーデン
・ダーデンがユナニマス判定で勝利(30-27、30-27、29-28|3R 5:00) - 【ライト級】
・フランシス・マーシャル vs ルーカス・ブレナン
・マーシャルがユナニマス判定で勝利(30-27×3|3R 5:00) - 【ウェルター級】
・マックス・グリフィン vs ヴィクトル・ヴァレンズエラ
・ヴァレンズエラがユナニマス判定で勝利(29-28×3|3R 5:00) - 【女子ストロー級】
・タリタ・アレンカー vs ジュリア・ポライシュトリ
・アレンカーがユナニマス判定で勝利(29-28×3|3R 5:00)
UFCラスベガス116 2026 総まとめ|グラップリングと技術戦が主役、番狂わせが輝いた夜
- スターリングが49-45×3のUD勝利でフェザー級タイトル戦線に前進し、イヴロイエフやヴォルカノフスキーの名前を挙げて次戦をアピール
- エドワースがショートノーティスで#3ドゥモンを撃破し、今大会最大級の番狂わせを演じた
- スパンがBJJレジェンドのブシェシャを2R KO、マクヴェイが1R一本でPOTNを分け合った
- UFCデビューのヴァレンズエラがベテランのグリフィンを撃破し、ブレナンはマーシャル相手に厳しい初陣を経験した
- 全13試合中11試合が判定決着と、グラップリング・距離管理・試合運びの精度が問われる大会になった
大会総評
UFCラスベガス116をひとことで言うなら、「フィニッシュは少なくても、結果の意外性と技術の密度で見応えを作った夜」。
スターリングはフェザー級での完成度をさらに高めるような判定勝利で、タイトル戦線の重要な一角として存在感を強めた。
コ・メインのエドワースは、ショートノーティスで#3ランカーを下す大きなサプライズを演じ、女子バンタム級の流れを動かす勝利を手にした。
一方で、スパンのKOとマクヴェイの一本勝ちは、「判定が多い大会」の中でひときわ強いインパクトを残した。グラントvsアドリアン・ルナ・マルティネッティのバンタム級戦はFight of the Night(FOTN)に選ばれ、ベテランの経験値とデビュー選手の勢いがぶつかる熱戦となった。
フィニッシュは少なくても内容は充実していた
プレリムでは、アレンカーの接戦勝利、ヴァレンズエラのデビュー白星、ダーデンのショートノーティス勝利、マーシャルの30-27×3完勝など、タイプの違う見どころが並んだ。
フィニッシュ率約15%という数字だけを見ると派手さは控えめだが、各試合にはグラップリングの攻防、終盤の修正力、判定を引き寄せる細かい技術が詰まっていた。
ハイライトリール向きというより、MMAの読み合いをじっくり楽しむタイプの大会だったと言えます。
まとめ
- フェザー級はスターリングの勝利で、イヴロイエフやヴォルカノフスキーを含む上位戦線の動きがさらに注目される状況になった
- 女子バンタム級はエドワースとモンタギューのサプライズ勝利で、新たな台風の目が複数登場した
- 次のUFCは現地2026年5月2日、パース開催のUFC Fight Night: Della Maddalena vs Pratesが予定されており、今後のマッチメイクへの影響も注目される
関連記事
UFCラスベガス116 2026 よくある質問(FAQ)
大会の結果・ボーナス・試合数など、よく検索されている質問をまとめました。
Q1
UFCラスベガス116のメインイベント結果は? タップで答え
- スターリングは5Rを通じてテイクダウン、バックコントロール、グラウンド&パウンドで試合の大半を支配
- ザラルは3Rにギロチンやトップコントロールで巻き返したが、4・5Rはスターリングが再び流れを引き戻した
- 試合後、スターリングはモフサル・イヴロイエフと王者アレクサンダー・ヴォルカノフスキーの名前を挙げ、フェザー級タイトル戦線への意欲を示した
Q2
コ・メインの女子バンタム結果は? タップで答え
- エドワースはヤナ・サントスの欠場を受け、急きょ代替出場した
- ショートノーティスながら上位ランカーを下し、女子バンタム級で大きく存在感を高める勝利となった
- ドゥモンにとっては痛い敗戦となり、エドワースにとっては今大会最大級の番狂わせとなった
Q3
ボーナス受賞者は誰? タップで答え
- Fight of the Night(各$100,000):デイビー・グラント vs アドリアン・ルナ・マルティネッティ。ベテランとUFCデビュー選手による熱戦が評価された
- Performance of the Night(各$100,000):ライアン・スパン。ブシェシャを2R 2:10、パンチによるKOで撃破
- Performance of the Night(各$100,000):ジャクソン・マクヴェイ。セドリクエス・ドゥマスを1R 2:14、ダースチョークで一本勝ち
Q4
今大会の番狂わせ(アップセット)は何があった? タップで答え
- エドワースがショートノーティスで#3ドゥモンをUD撃破し、今大会最大級のサプライズを起こした
- モンタギュー(8-0)が#12のブエノ・シウヴァをUDで下し、無敗のままランカー撃破
- ヴァレンズエラ(UFCデビュー)がベテランのグリフィン(20-13)をUDで撃破した
- ダーデンはショートノーティスながら、一本取りのフィーリョをフィニッシュさせずにUD勝利を収めた
Q5
全何試合?フィニッシュはいくつあった? タップで答え
- フィニッシュ内訳:KO×1(スパンvsブシェシャ)・一本×1(マクヴェイvsドゥマス)
- フィニッシュ率は約15%で、判定決着が多いテクニカルな大会だった
- UFCの試合カードの読み方についてはこちらの記事も参考になります