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読了時間:約32分
この記事のポイント
- 結論:UFCエドモントンはどんな大会だったのか?
- UFCエドモントンは、いつ・どこで・どんな条件で行われたのか?
- UFCエドモントンの全13試合は、誰がどう勝ったのか?
※本ページはアフィリエイト広告(PR)を含みます。本ページの情報は2026年10月時点のものです。試合開始時間、対戦カードが変更になる可能性あります。最新の配信状況はU-NEXTサイトや大会公式サイトにてご確認ください。
13試合のうち、ジャッジの判定まで行ったのはコ・メインの1試合だけ。
残る12試合は、すべてフィニッシュで決着しました!
UFCファイトナイト・エドモントンのメインイベントでは、マイク・マロットが2ラウンド2分32秒、踏み込んできたホアキン・バックリーに膝蹴りを合わせてKO勝利!
地元カナダの観客の前で、これで5連勝となりました!
事前記事では、この大会を「13試合のうち9試合がカナダ vs アメリカの大会」として書きました。
メインとコ・メインはカナダの2人が勝ったんですが、9試合の勝ち星を最後まで数えるとアメリカの5勝、カナダの4勝。
プレリムの4試合をアメリカ勢が全部取っていった結果となりました!
コ・メインではジャズミン・ジャズダヴィジアスがエリン・ブランチフィールドに判定勝利!
そして結果として、ファイト・オブ・ザ・ナイト(FOTN)の選出はなく、パフォーマンス・オブ・ザ・ナイト(POTN)が4人に出ています。
この記事を読めば、UFCエドモントン(バックリー vs マロット)の全13試合の結果、注目3試合(マロット vs バックリー、ジャズダヴィジアス vs ブランチフィールド、マルク・アンドレ・ベリオー vs カイル・ドーカス)の展開と今後への影響、そして「カナダ vs アメリカ」9試合の答え合わせが分かります。
「結果だけ早く知りたい」人は結論と結果表から、「中身までじっくり知りたい」人は注目3試合の分析まで読んでみて下さい。
読了目安は約20分です。
事前記事の見立ては、どうなった?
事前記事で注目した3試合の見立てと、実際に起きたことを先に並べておきます。
この試合の見どころ事前記事はこちら
結論:UFCエドモントンはどんな大会だったのか?
UFCファイトナイト・エドモントンは2026年10月17日(日本時間10月18日)、カナダ・アルバータ州エドモントンにある「ロジャーズ・プレイス」という会場で行われ、メインイベントでマイク・マロットがホアキン・バックリーに2ラウンド2分32秒、膝蹴りでKO勝利!
全13試合のうち12試合がフィニッシュで、判定まで行ったのはコ・メインの1試合だけ!
一言で言うなら、「12のフィニッシュが続いた大会を、地元のマロットが膝の一撃で締めた大会」となりました。
理由は3つ。
マロットは1ラウンドをどう使って、2ラウンドの膝にたどり着いたのか?
答えは「静かな1ラウンドのあと、マロットの膝はなぜバックリーに届いたのか?」の分析にあります。
※決着方法・ラウンド・時間はUFC公式スコアカード・UFC公式の結果記事・ufcstats.comで照合しています。フィニッシュ数の記録は、UFC公式の結果記事とボーナス記事の記載によります。
UFCエドモントンは、いつ・どこで・どんな条件で行われたのか?
※本記事の試合結果はUFC公式スコアカード・UFC公式の結果記事・ufcstats.comの3つで照合し、全13試合の勝者・ラウンド・時間が一致したものです。ガランティとクアンバの一本の技名は、UFC公式の結果記事の本文はリアネイキドチョークと書いていますが、公式スコアカードの画像とufcstats.comがネッククランクと記録しているため、ネッククランクを採用しました。選手名のカタカナ表記はUFC公式イベントページと各選手ページに準拠しています。
UFCエドモントンの全13試合は、誰がどう勝ったのか?
メインカードからプレリムまで、UFCエドモントン全13試合の結果です。★はボーナス受賞者です。
判定まで行ったのはジャズダヴィジアス vs ブランチフィールドの1試合だけで、残る12試合はすべてフィニッシュで決着しました。
| カード | 勝者 | 決着方法 | ラウンド / 時間 |
|---|---|---|---|
| メインイベント (ウェルター級) |
マイク・マロット | KO(膝蹴り) ★POTN |
2R 2:32 |
| コ・メイン (女子フライ級) |
ジャズミン・ジャズダヴィジアス | UD(29-28、29-28、29-28) | 3R 5:00 |
| メインカード (ライト級) |
クリスティアン・ペレス | KO(パンチ) ★FB |
1R 0:27 |
| メインカード (ミドル級) |
マルク・アンドレ・ベリオー | TKO(グラウンドの肘打ち) ★POTN |
1R 4:28 |
| メインカード (バンタム級) |
ティミー・クアンバ | サブミッション(ネッククランク) ★FB |
2R 2:48 |
| メインカード (ライト級) |
マンデル・ナロ | TKO(グラウンドのパンチ) ★POTN |
2R 0:47 |
| プレリム (ヘビー級) |
タナー・ボーザー | TKO(グラウンドのパンチ) ★FB |
3R 4:26 |
| プレリム (ミドル級) |
ニック・ガランティ | サブミッション(ネッククランク) ★FB |
1R 1:26 |
| プレリム (ヘビー級) |
ジョール・フェイグラー | TKO(グラウンドのパンチ) ★POTN |
2R 2:11 |
| プレリム (女子フライ級) |
ケイトリン・サーミナラ | TKO(グラウンドのパンチ) ★FB |
1R 4:46 |
| プレリム (バンタム級) |
スティーヴン・コズロウ | サブミッション(リアネイキドチョーク / RNC) ★FB |
3R 4:31 |
| プレリム (女子バンタム級) |
チェルシー・チャンドラー | サブミッション(キムラ) ★FB |
1R 4:52 |
| プレリム (バンタム級) |
ユ・スヨン | サブミッション(キムラ) ★FB |
3R 4:19 |
※UD=ユナニマス判定。★POTN=パフォーマンス・オブ・ザ・ナイト(各10万ドル / 約1,580万円)。★FB=フィニッシュボーナス(各2.5万ドル / 約395万円)。FBはUFC公式のボーナス記事に記載がなく、MMA専門メディアのCageside PressとMMA Weekly(Yahoo Sports掲載)で一致した受賞者を載せています。KOとTKOの区別は、UFC公式スコアカードの表記に合わせました。出典:UFC公式サイト(2026年10月18日確認)
ボーナスを獲ったのは誰か?
パフォーマンス・オブ・ザ・ナイト(POTN)は、その大会で特に印象に残る勝ち方をした選手に贈られるボーナス。
フィニッシュボーナス(FB)は、POTNに選ばれなかった選手のうち、KO・TKO・一本で試合を終わらせた勝者に出るボーナスになっています。
ファイト・オブ・ザ・ナイト(FOTN)の選出はなく、パフォーマンス・オブ・ザ・ナイト(POTN)が通常の2名から4名に増えました。
UFC公式は選出なしの理由を説明していませんが、13試合のうち判定まで行ったのはコ・メインの1試合だけで、ほかの12試合は3ラウンドを戦い切る前に終わっています。
POTNの4人も、全員が判定を待たずに試合を終わらせています!
フィニッシュで勝ったほかの8人には、各2.5万ドルのフィニッシュボーナス(FB)が出たと、MMA専門メディアのCageside PressとMMA Weeklyが伝えています。
UFC公式のボーナス記事はPOTNの4人だけを発表していて、FBの記載はありません。
※パフォーマンス・オブ・ザ・ナイト(POTN)の受賞者はUFC公式サイトのボーナス記事で確認しました(2026年10月18日)。同記事はPOTNの4名だけを発表しており、FOTNとフィニッシュボーナス(FB)の記載はありません。FBの8名はCageside PressとMMA Weekly(Yahoo Sports掲載)で一致しています。円換算は1ドル158円(2026年10月16日の為替の終値の目安)で計算した概算です。
静かな1ラウンドのあと、マロットの膝はなぜバックリーに届いたのか?
先に1つだけ想像して考えてみて下さい…。
この試合で、バックリーが頭を狙った打撃は何発当たったでしょう?
答えは下の「分析」にあります。
UFC公式インタビュー
※以下はUFC公式YouTubeチャンネルが公開した、試合後オクタゴンインタビューです。

KO勝利の直後、解説のポール・フェルダーに答えたマロットのオクタゴンインタビューです。
#10 / 21-9
#13 / 15-2-1試合結果まとめ
分析
※打撃の数と命中率はufcstats.comの記録(有効打=Significant Strikes)によります(2026年10月18日確認)。
事前記事では、この試合を「バックリーが倒し切れなかった直近2試合の続きになるか、倒されなかったマロットの4連勝の続きになるか?」っていう問いで書きました。
あわせて、マロットにとってはまだ最後まで戦ったことのない5ラウンドだっていう点も焦点にしてました。
結果は、4連勝の続きのほうに転びました。
UFC公式の結果記事は、1ラウンドを「どちらも数発ずつ当てたが、主導権は取れなかった緊張したラウンド」と書いています。
ただし数字を見ると、1ラウンドからマロットは25発中15発、バックリーは37発中9発と、当てた数にはもう差が出始めていたんです。
そして2ラウンド。
有効打の数はマロット22発、バックリー5発。
中盤、バックリーが頭を下げて打ちに入ったところへ、マロットが蹴りを出し、その膝がバックリーのあごに直撃!
初めての5ラウンドは、2ラウンドの途中で終わっています。
2ラウンド、頭を下げて踏み込んできたバックリーのあごに、マロットの膝が下から入りました。
例えると、水の入ったコップを下から急に突き上げると、中の水がコップの壁にぶつかって大きく揺れる。あれに近いことが、起きると想像してみて下さい。
脳震盪(のうしんとう)は、頭が強く揺さぶられて、脳の働きが一時的に乱れる状態のこと。
あごの先は首から遠いので、ここに入った力は頭を大きく速く振らせやすく、踏み込んできた勢いの分だけぶつかる力も大きくなるんです。
※一般的な体の仕組みの説明で、この選手の診断ではありません。
5連勝のマロットは、ウェルター級のどこまで上がるのか?
マロットはこれでプロ戦績15勝2敗1分、そして5連勝!
UFC公式の結果記事によると、5勝はすべてカナダの大会で、メインイベントでは2試合続けてのフィニッシュ勝利になります。
同記事は、次のランキング更新でマロットがトップ10に入るはずだとも書いています。
オクタゴンインタビューでは、次は少なくともトップ10、できればトップ5の相手と戦いたいと話していました。
大会時点のランキングはウェルター級13位で、順位が動くかは次回のランキング更新を待つことになります。
敗れたバックリーはプロ戦績21勝9敗となり、3連敗…。
カマル・ウスマン、ショーン・ブレイディに判定で敗れたあと、今回はKOで負けてしまいました…。
それでも2024年には、コルビー・コビントンやスティーブン・トンプソンを倒してランキングを駆け上がった選手でもありました。
※試合後の発言は、UFC公式YouTubeのオクタゴンインタビュー(英語の音声と字幕で確認)をもとに要約しています。鉤括弧の発言は、英語の発言を日本語に訳したものです。マウスピースが飛んだ場面と試合経過は、UFC公式の結果記事とMMA専門メディアSherdogの試合経過で一致した内容をまとめています。
まとめ
マロットが勝ったのは、打ち合いで押し切ったからではない。
1ラウンドからボディと組んだ距離で当て続け、頭を下げて入ってきた瞬間に膝を合わせたから。
打撃の数で下回ったジャズダヴィジアスが、なぜ3-0の判定で勝てたのか?
先に1つだけ想像して考えてみて下さい…。
ジャッジ3人がそろってブランチフィールドに付けたのは、何ラウンド目だったでしょう?
答えは下の「分析」にあります。
UFC公式インタビュー

ジャズダヴィジアスはオクタゴンインタビューで、カナダで戦えて、観客の声が聞こえて、最高の気分だと話していました。
1・2ラウンドの組み技について聞かれると、「グラップリングが大好き。よく分かっているし、けっこう得意なんだ」と答えています。
次については、現UFC女子フライ級王者のナタリア・シウバともう一度戦いたいと話しました。
#4 / 14-3
#6 / 16-4試合結果まとめ
分析
事前記事では、この試合を「2人ともフィオロに負けた4位と6位。先に『次の挑戦者』に近づくのはどちらか?」っていう問いで書きました。
あわせて、ジャズダヴィジアス本人が「自分のパンチを一度味わえば、ブランチフィールドはもっとタックルに来るはず」と話していたことも紹介しています。
ところが、組み技で前に出たのはジャズダヴィジアスのほうでした。
UFC公式の結果記事は、1・2ラウンドのジャズダヴィジアスがマットの上で常に一歩先を行き、何度も相手より先に有利な位置を取ってサブミッションを狙ったと書いています。
インタビューでも、コーナーから「どっちがグラップラーだ?」っていう声が飛んでいたと聞かれていました。
それでも、打撃の数だけを見るとブランチフィールドが上なんです!
数字はすべて「ブランチフィールド / ジャズダヴィジアス」の順です
※有効打(Significant Strikes)・テイクダウン・上の位置で使った時間(Control Time)はufcstats.comの記録、ラウンドごとの採点はUFC公式スコアカードによります(2026年10月18日確認)。
1ラウンドは、有効打の数ならブランチフィールドが1発多い。
それでもジャッジ3人はそろってジャズダヴィジアスに付けていて、テイクダウン3回と上で使った3分28秒のほうを上に置いた形だと思います。
3ラウンドはブランチフィールドが立ったまま42発を当てて取り返しましたが、先に2つのラウンドを渡していた差は埋めることができませんでした…。
4位に勝ったジャズダヴィジアスは、王座挑戦にどこまで近づいたのか?
ジャズダヴィジアスはこれでプロ戦績16勝4敗となりこれで2連勝!
UFC公式の結果記事によると、直近8試合で7勝目となります。
37歳で、大会時点で4位の選手に勝ったことになります。
オクタゴンインタビューでは、現UFC女子フライ級王者のナタリア・シウバともう一度戦いたいと話していました。
ジャズダヴィジアスは2022年6月にナタリア・シウバと戦っていて、そのときは判定で負けています。
大会時点のランキングは女子フライ級6位で、順位の動きは次回のランキング更新を待つことになります。
敗れたブランチフィールドはプロ戦績14勝3敗となり、2連勝がストップ…。
UFCでの黒星は、マノン・フィオロ戦に続いて2つ目となってしまいました…。
※試合後の発言は、UFC公式YouTubeのオクタゴンインタビュー(英語の音声と字幕で確認)をもとに要約しています。鉤括弧の発言は、英語の発言を日本語に訳したものです。ナタリア・シウバ戦の結果は、UFC公式の選手ページの戦歴で確認しました。
まとめ
ジャズダヴィジアスが勝ったのは、打ち合いで上回ったからではない。
組み技が得意な相手より先にテイクダウンを奪い、1・2ラウンドを上の位置で使い切ったから。
背中を取られたベリオーは、どうやって1ラウンドでひっくり返したのか?
先に1つだけ想像して考えてみて下さい…。
ベリオーがTKO勝利した1ラウンド4分28秒のうち、ドーカスが上の位置で使った時間はどれくらいだったでしょう?
答えは下の「分析」にあります。
UFC公式インタビュー

ベリオーはオクタゴンインタビューで、自分のパンチ力は分かっているから、コーチの言うとおり無理に何かをしようとせず、全部を出し切っただけだと振り返りました。
「36歳だけど、どこにも行かないよ」と話し、これからもカナダを背負って戦いたいと続けています。
年を重ねて、毎日一緒に練習してくれる近い距離のチームが必要だと感じ、フロリダのジムに練習環境を移したことも明かしていました。
NR / 18-11
NR / 17-6試合結果まとめ
分析
事前記事では、この試合を「距離を取って打ち合う時間が長いほどベリオー、組み付いて首に腕が回る場面が増えるほどドーカス」と読んでいました。
どちらも前の試合で負けていて、ここでもう1つ負けると立場が苦しくなる一戦でもありました。
試合は、ドーカスの形から始まりました。
ufcstats.comの記録では、1ラウンド4分28秒のうち3分15秒をドーカスが上の位置で使っています。
首に腕が回る場面も来たんで、ドーカスのペースに寄るっていう読みどおりの展開でもあったんです。
ただ、勝利したのはベリオー。
組み付かれて首を狙われたほうが負けるっていう読みは、外れちゃいました…。
UFC公式の結果記事は、ベリオーが焦らずに立ち上がり、立った瞬間から頭の横への肘打ちと重い膝蹴りでドーカスを効かせたと書いています。
ベリオーの有効打は46発中32発で、そのうち28発が倒れた相手への打撃。
上の位置で使った時間はたったの28秒でしたが、その28秒の中で試合を終わらせました!
※有効打(Significant Strikes)と上の位置で使った時間(Control Time)はufcstats.comの記録によります(2026年10月18日確認)。
連敗を止めたベリオーと、2連敗のドーカスは、ここからどうなるのか?
ベリオーはこれでプロ戦績18勝11敗となり、2連敗をストップ!
UFC公式の結果記事によると、直近の2試合はどちらもファイト・オブ・ザ・ナイト(FOTN)に選ばれながら敗れていた試合でもありました。
2024年11月の前回のエドモントン大会では、カナダの観客の前で1ラウンドに敗れていたベリオーが、同じ会場で1ラウンドに勝ち返したことになります。
敗れたドーカスはプロ戦績17勝6敗となり、2連敗…。
2026年6月のUFC Freedom 250でボー・ニッカルにTKO負けしてから、2試合続けて1ラウンドで止められてしまいました…。
※試合後の発言は、UFC公式YouTubeのオクタゴンインタビュー(英語の音声と字幕で確認)をもとに要約しています。鉤括弧の発言は、英語の発言を日本語に訳したものです。ベリオーの過去2試合とFOTNはUFC公式の結果記事の記載によります。
まとめ
ベリオーが勝ったのは、組み技を防ぎ切ったからではない。
背中を取られ首を狙われながら立ち上がり、上を取った28秒の中で終わらせたから。
注目3試合の外では、何が起きていたのか?
注目3試合の外でも、首と腕を取る一本が4つ続いていました。
クアンバが2ラウンドのネッククランクで、UFC初の一本勝利
メインカードのバンタム級では、ティミー・クアンバがルイ・ジョーデインに2ラウンド2分48秒のネッククランクで一本勝利!
1ラウンドからテイクダウンで上を取り、2ラウンドの序盤にもう一度倒して背中を取り、首を極めています。
クアンバはこれでプロ戦績11勝4敗で、UFCでの一本勝ちはこれが初めて。
UFCデビュー戦だったジョーデインはプロ戦績9勝4敗となってしまいました…。
そのほかの試合
バンタム級では、スティーヴン・コズロウがチャド・アンヘリガーに3ラウンド4分31秒のリアネイキドチョーク(RNC)で一本勝利!約4年ぶりの試合で、UFC初勝利を挙げました。コズロウはプロ戦績7勝1敗、アンヘリガーはプロ戦績13勝9敗…。
女子バンタム級では、チェルシー・チャンドラーが大会時点で14位のメリッサ・クローデンに1ラウンド4分52秒のキムラで一本勝利!テイクダウンされたところから返して上を取り、腕を極めています。チャンドラーはプロ戦績8勝4敗、クローデンはプロ戦績8勝4敗となりました。
大会の第1試合、バンタム級ではユ・スヨンが無敗のコーディ・コヴァンチェクに3ラウンド4分19秒のキムラで一本勝利!1・2ラウンドを上の位置で抑え続け、3ラウンドに腕を極めました。ユ・スヨンはプロ戦績17勝4敗、コヴァンチェクはプロ戦績9勝1敗で、プロで初めての黒星となってしまいました…。
ヘビー級のマハジュブ vs フェイグラー、ライト級のナロ vs ランドウェア、女子フライ級のサーミナラ vs スティラー、ライト級のネルソン vs ペレス、ミドル級のラブラン vs ガランティ、ヘビー級のボーザー vs ジニスの6試合は、noteで試合ごとに掘り下げています。
事前にnoteで見どころを書いた3試合の続きと、終わり方がまったく違った3つのフィニッシュです。
結果表だけでは伝わらない中身は、下のnote記事で読んでみて下さい。
この大会前に掘り下げたnote記事
大会後のnote記事
- UFCエドモントン フェイグラー、ナロ、サーミナラ…3つの問いの答えは、判定を待たずに出た!(試合後記事)【2026/10/19 21時公開】
- 27秒、86秒、残り34秒…UFCエドモントン ペレス、ガランティ、ボーザーの3つの終わらせ方(試合後記事)【2026/10/20 21時公開】
結局、このUFCエドモントンはどんな大会だったのか?
この大会のいちばん大きな出来事は、マロットの5連勝だったと思います。
5連勝の始まりは、2024年1月にトロントで開かれたUFC 297。ニール・マグニーに3ラウンド4分45秒のTKOで敗れた試合が、UFCでの唯一の黒星でした…。
そこから2024年11月の前回のUFCファイトナイト・エドモントンでトレヴィン・ジャイルズに判定勝利、2025年5月のUFC 315でチャールズ・ラドキをKO、同年10月のUFCファイトナイト・バンクーバーでケヴィン・ホランドに判定勝利。
判定でもKOでも、1つずつ勝ち方の幅を積み上げてきました。
そして2026年4月のUFCファイトナイト・ウィニペグで、初めてのメインイベントでギルバート・バーンズにTKO勝利!
2回目のメインになった今回は、10位のバックリーを膝で終わらせています!
負けた試合の次から5つ、すべて地元カナダのファンの前で積み上げた白星でもあります。
コ・メインのジャズダヴィジアスも、2025年10月にフィオロにTKO負けしたあと、2026年4月のウィニペグ大会でカリーニ・シウヴァに判定勝利し、今回4位のブランチフィールドを破って2連勝としました!
9つの「カナダ vs アメリカ」は、最後にどちらの星が多かったのか?
事前記事では、9試合が終わったときにどちらの星が多く並ぶかを追ってみて下さい、と書きました。
答え合わせはこうなります。
※国は大会時点のUFC公式イベントページの国旗表示に合わせています(マハジュブはイラン生まれですが、同ページの表示に合わせてカナダ側に数えています)。プレリムの勝敗の流れはUFC公式のプレリム結果記事の記載とも一致しています。
プレリムでは、カナダの選手が出た最初の5試合でカナダ側が続けて敗れ、6試合目のボーザーでようやく1勝。
その流れを、メインカードでマロットたちが取り返していった大会となりました。
勝ち星の数だけ見ればアメリカの5勝4敗ですが、メインとコ・メインを取ったのはカナダの2人だった、っていうのがこの大会の形だったと思います。
前回のエドモントン大会にも出ていた5人では、マロット、ジャズダヴィジアス、ベリオーの3人が勝ち、ブランチフィールドとアンヘリガーが敗れています。
選手の今後
大会を振り返るための3ステップ
UFCエドモントンの結果、どこまで覚えてる?理解度クイズ
Q1マロットがバックリーを仕留めたのは、いつ・何で?
⭕ 正解!踏み込んできたバックリーに、膝を合わせたKO勝利でした。初めての5ラウンドは、2ラウンドで終わっています。
❌ 惜しい!正解は2ラウンド2分32秒の膝蹴りでのKO勝利です。 → マロット vs バックリーへ
Q2コ・メインで、ジャッジ3人がそろってブランチフィールドに付けたラウンドは?
⭕ 正解!1・2ラウンドは3人ともジャズダヴィジアス、3ラウンドだけ3人ともブランチフィールドで、29-28が3つでした。
❌ 惜しい!正解は3ラウンド。1・2ラウンドはジャッジ3人ともジャズダヴィジアスに付けています。 → ジャズダヴィジアス vs ブランチフィールドへ
Q3全13試合のうち、フィニッシュで終わったのは何試合?
⭕ 正解!判定まで行ったのはコ・メインの1試合だけ。UFC公式は、1大会の最多タイと伝えています。
❌ 惜しい!正解は12試合。11試合は、第1試合から続けてフィニッシュで終わった数です。 → 全13試合の結果へ
Q4事前記事で軸にした9つの「カナダ vs アメリカ」、星の数はどうなった?
⭕ 正解!メインカードはカナダが4勝1敗、プレリムはアメリカが4戦全勝でした。
❌ 惜しい!正解はカナダ4勝・アメリカ5勝。メインとコ・メインはカナダが取りましたが、プレリムの4試合はアメリカの全勝でした。 → カナダ vs アメリカの答え合わせへ
Q5パフォーマンス・オブ・ザ・ナイト(POTN)を受け取ったのは何人?
⭕ 正解!マロット、ナロ、ベリオー、フェイグラーの4人。ファイト・オブ・ザ・ナイト(FOTN)の選出はありませんでした。
❌ 惜しい!正解は4人(マロット、ナロ、ベリオー、フェイグラー)です。 → ボーナスへ
ホントかウソか、意外な事実を当てられる?
1マロットの5連勝は、5つともカナダの大会で挙げたもの
⭕ 正解!エドモントン、モントリオール、バンクーバー、ウィニペグ、そして今回のエドモントン。5つともカナダの大会です。
❌ 惜しい!ホントです。5勝ともカナダの大会で挙げています。 → 総括へ
2判定で負けたブランチフィールドは、有効打の数でも下回っていた
⭕ 正解!有効打はブランチフィールドが62発、ジャズダヴィジアスが43発。差を作ったのはテイクダウンと上の位置で使った時間でした。
❌ 惜しい!ウソです。有効打はブランチフィールドが62発で、ジャズダヴィジアスの43発を上回っていました。 → コ・メインへ
3ベリオーは、ドーカスに背中を取られる場面があったうえで勝った
⭕ 正解!テイクダウンから背中を取られ、首を狙われてから立ち上がり、1ラウンド4分28秒にTKO勝利しています。
❌ 惜しい!ホントです。背中を取られてから立ち上がり、1ラウンドのうちにひっくり返しました。 → ベリオー vs ドーカスへ
- 見逃した試合の配信状況については、UFC視聴方法ガイドでも詳しく紹介しています。
- 過去大会の結果記事は、UFC大会結果アーカイブ|2025-2026年 全大会の結果・プレビュー記事まとめから大会別にたどれます。
よくある質問
Q1UFCエドモントンのメインイベント(バックリー vs マロット)の結果は? タップで答え
- マロットはプロ戦績15勝2敗1分で5連勝。5勝ともカナダの大会での勝利。
- マロットはパフォーマンス・オブ・ザ・ナイト(POTN)の10万ドル(約1,580万円)を獲得。
- バックリーはプロ戦績21勝9敗で3連敗となった。
Q2UFCエドモントンのメインカードの結果は? タップで答え
- メインイベント:マロットがホアキン・バックリーに2ラウンド2分32秒の膝蹴りでKO勝利。
- コ・メイン:ジャズダヴィジアスがエリン・ブランチフィールドに3-0の判定勝利(29-28、29-28、29-28)。
- ライト級:ペレスがカイル・ネルソンに1ラウンド0分27秒のパンチでKO勝利。
- ミドル級:ベリオーがカイル・ドーカスに1ラウンド4分28秒のTKO勝利。
- バンタム級:クアンバがルイ・ジョーデインに2ラウンド2分48秒のネッククランクで一本勝利。
- ライト級:ナロがネイト・ランドウェアに2ラウンド0分47秒のTKO勝利。
Q3ブランチフィールドは誰に負けた?判定の内訳は? タップで答え
- ジャッジ3人とも、1・2ラウンドをジャズダヴィジアス、3ラウンドをブランチフィールドに付けた。
- 有効打はブランチフィールドが62発、ジャズダヴィジアスが43発(ufcstats.com)。
- テイクダウンはジャズダヴィジアスが5回、上の位置で使った時間は合計7分59秒。
Q4UFCエドモントンのボーナスは誰が受賞したの? タップで答え
- フィニッシュボーナス(FB)(各2.5万ドル / 約395万円)は、ペレス、クアンバ、ボーザー、ガランティ、サーミナラ、コズロウ、チャンドラー、ユ・スヨンの8名とMMA専門メディアが伝えている。
- フィニッシュボーナス(FB)はUFC公式のボーナス記事に記載がない。
- 全13試合のうち12試合がフィニッシュで、判定はコ・メインの1試合だけだった。
Q5マイク・マロットは次にどんな相手と戦いたい?ランキングはどうなる? タップで答え
- UFC公式の結果記事は、次のランキング更新でトップ10に入るはずだと書いている。
- ランキングの決まり方は、UFCランキングは順番待ちじゃない!仕組みと理由を解説で詳しく紹介しています。
Q6あごへの膝蹴りで、なぜ一瞬で倒れるの? タップで答え
- あごの先は首から遠いので、同じ力でも頭を大きく振らせやすい。
- 相手が踏み込んでくると、その勢いの分だけぶつかる力も大きくなる。
- UFCエドモントンのメインでは、頭を下げて踏み込んだバックリーのあごにマロットの膝が入った。
- 一般的な体の仕組みの説明で、特定の選手の診断ではありません。
Q7UFCエドモントンの見逃し配信はどこで確認できる? タップで答え
- 見逃し配信の有無と期間は、U-NEXTのUFCページで確認できる。
- 最新の配信状況は公式サイトでご確認ください。
配信の最新情報はU-NEXTのUFCページで確認できます。![]()
※試合結果とボーナス情報は本記事執筆時点でUFC公式サイトの結果記事・公式スコアカード・ufcstats.comで照合したものです。対戦ブロックのランキングは試合前時点のもので、順位はUFC公式ランキングページ(メディア投票ランク、2026年10月6日更新)に準拠しています。戦績は本記事全体で試合後の数字で、大会前の戦績に今大会の勝敗を加えて計算しています。UFC公式の選手ページは多くの選手で大会前の戦績のままのため、試合後の戦績はufcstats.comの記録と照合しました。UFCは2026年6月からメディア投票ランクとMeta Rankingsを別集計しているため、参照するページによって順位が異なる場合があります。ランキングは大会後に更新されるため、本記事の順位表記は大会時点の目安としてお読み下さい。
まとめ
12のフィニッシュが続いた大会を、地元のマロットが膝の一撃で締めた大会でした。
マロットは1ラウンドから当てた数で上回り、2ラウンド2分32秒、頭を下げて踏み込んできたバックリーに膝を合わせて5連勝としました。
その一方で、ジャズダヴィジアスは打撃の数で下回りながらテイクダウンで2つのラウンドを取り、ベリオーは背中を取られた状態から1ラウンドのうちにひっくり返しています。
そして全13試合のうち12試合がフィニッシュで、パフォーマンス・オブ・ザ・ナイト(POTN)は4人に出ました。
ただし、マロットがこれでタイトル戦の話に入ったと言い切るのは、まだ早いと思います。
ウェルター級の上位には、バックリーに勝ったウスマンやブレイディもまだいます。
次回のランキング更新でマロットの順位がどう動くかで、この膝の一撃の重さは変わってくるはずです!
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※この記事の情報は、2026年10月18日時点でUFC公式サイトおよびufcstats.comをもとに確認したもので、ランキング・戦績は大会後に更新されるため、最新情報はご自身で都度公式サイトで確認して下さい。
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※本ページの情報は2026年10月時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。