【UFC 328 結果】ストリックランドが無敗チマエフを撃破し2度目の王者に!平良達郎5R TKO敗戦・全13試合まとめ
※UFC公式サイト・UFC公式リザルトをもとに作成しています。
UFC 328(チマエフvsストリックランド)2026 試合結果まとめ|全13試合
- 大会:UFC 328: Chimaev vs. Strickland
- 日時:日本時間 2026年5月10日(日)(現地ニューアーク:2026年5月9日・EDT)
- 開催地:プルデンシャル・センター/ニューアーク(米国ニュージャージー州)
- メインイベント:ミドル級タイトルマッチ ハムザト・チマエフ vs ショーン・ストリックランド
UFC 328 2026の結果サマリー
メインイベントは、ショーン・ストリックランドがハムザト・チマエフを5Rスプリット判定で下し、2度目のUFCミドル級王者に輝きました。
15戦無敗を誇ったチマエフはキャリア初黒星。ストリックランドは序盤にチマエフの組みで苦しい時間を作られながらも、ジャブの手数とテイクダウンディフェンスで流れを引き戻し、2・3・5Rの評価を得て接戦を制しました。スコアは48-47、47-48、48-47のスプリット判定。MMA史に残る大番狂わせが生まれました。
コ・メインでは、UFCフライ級王者ジョシュア・ヴァンが平良達郎を5R 1:32、TKOで下し初防衛に成功。1Rに組みで苦しんだヴァンが2R以降に打撃で巻き返し、最終Rにパンチのラッシュでストップ。日本人初UFC王者誕生の夢は次戦以降に持ち越しとなりました。
大会全体では13試合中7試合がフィニッシュ(TKO×1・KO×1・一本×5)。ジム・ミラーのUFC 47戦目での一本勝ち、アモソフの元Bellator王者らしいアームトライアングルチョークでの一本勝ちなど、随所に見どころの多い大会となりました。
- ストリックランドが無敗チマエフをスプリット判定で撃破!2度目のミドル級王者に返り咲く歴史的番狂わせ
- ヴァンが平良達郎を5R TKOで下しフライ級タイトル初防衛。日本人初UFC王者誕生は次戦以降へ
- ジム・ミラーがUFC 47戦目でギロチンチョーク一本勝ち。28UFC勝利で最多記録を更新し、息子のがん克服にも触れる感動的な勝利
- アモソフが2Rアームトライアングルチョークでアルバレスを沈め、元Bellator王者の実力を改めて証明
- 全13試合中7試合がフィニッシュ(フィニッシュ率約54%)。2本のタイトルマッチを軸にドラマが続出した夜
この試合の見どころ事前記事はこちら
- UFC 328完全ガイド|チマエフvsストリックランドの開始時間・対戦カード・ファイトウィーク完全ガイド【更新型】
- 【UFC 328 ニューアーク】チマエフvsストリックランド観戦ガイド|元チームメイトの頂上決戦+日本時間・全試合の見どころを解説
目次
- UFC 328 結論:どんな大会だった?
- 【メインイベント・MW】チマエフ vs ストリックランド 結果
- 【コ・メイン・FLW】ヴァン vs 平良達郎 結果
- 【メインカード・HW】ヴォルコフ vs コルテス・アコスタ 結果
- 【メインカード・WW】ブレイディ vs バックリー 結果
- 【メインカード・CW】キング・グリーン vs スティーブンス 結果
- 【プレリム・MW】グーティエ vs ディアス 結果
- 【プレリム・WW】アモソフ vs アルバレス 結果
- 【プレリム・LW】ドーソン vs レベッキ 結果
- 【プレリム・LW】ジム・ミラー vs ゴードン 結果
- 【アーリープレリム・MW】コプィロフ vs トゥリオ 結果
- 【アーリープレリム・FW】サバティーニ vs ゴミス 結果
- 【アーリープレリム・MW】ススルカエフ vs サントス 結果
- 【アーリープレリム・FLW】オチョア vs カーペンター 結果
- ボーナス受賞者
- 全試合結果一覧
- 総まとめ
- よくある質問(FAQ)
UFC 328 結論:どんな大会だった?
UFC 328は、「誰も倒せないと思われていた男がついに倒された夜」として記憶される大会になりました。
メインイベントで、ショーン・ストリックランドが無敗のUFCミドル級王者ハムザト・チマエフを5Rスプリット判定で撃破!チマエフはプロMMAキャリアで一度も負けたことのない男でしたが、ストリックランドのジャブの手数とプレッシャーを最後まで完全には封じ込められず、初の黒星を喫しました。
ストリックランドは2度目の戴冠。MMA史に残る番狂わせが、ニュージャージーで生まれました。
コ・メインでは、UFCフライ級王者ジョシュア・ヴァンが平良達郎の挑戦を5R TKOで退け、初防衛を果たしました。1Rに組みで苦しんだヴァンが2R以降に打撃で流れを引き戻し、最終ラウンドに圧倒的な打撃ラッシュでストップ。
「UFC史上初の両者2000年代生まれタイトルマッチ」であり「男子UFC史上初のオールアジア系タイトルマッチ」という記録的な一戦も、ヴァンの打撃力で幕を閉じました。
プレリムでは、ジム・ミラーがUFC 47戦目にギロチンチョークで一本勝ち。試合後に「息子ががんを克服した」と報告し、会場全体が感動に包まれました。アモソフはアームトライアングルチョークでアルバレスを2Rに沈め、元Bellator王者の復活を印象付けました。
- 【15戦無敗の神話が崩れた夜】
ストリックランドがチマエフを5Rスプリット判定で撃破。UFC史に残るアップセット。ストリックランドは2度目のミドル級王者に - 【平良達郎、5R TKO敗戦…次の挑戦へ】
コ・メインでヴァンが初防衛成功。平良は1Rに組みで健闘するも、2R以降の打撃で失速。男子UFC史上初のオールアジア系タイトルマッチは王者ヴァンに軍配 - 【ジム・ミラー、家族のために戦った47試合目】
1R ギロチンチョークで一本勝ち。UFC最多勝利記録を28に更新し、がんを克服した息子への感謝をオクタゴンで伝えた
※選手のランキングは試合前時点のものです。試合後の公式ランキング更新で変動する場合があります。
| 今大会のデータスナップショット | |
|---|---|
| 総試合数 | 13試合(メインカード5・プレリム4・アーリープレリム4)+キャンセル1 |
| フィニッシュ | 7試合(TKO×1・KO×1・一本×5) |
| 判定決着 | 6試合(フィニッシュ率 約54%) |
| ボーナス受賞 |
・FOTN:ヴァン vs 平良(各$100,000) ・POTN:ジム・ミラー、アモソフ(各$100,000) ・フィニッシュボーナス:グリーン、グーティエ、ドーソン、ススルカエフ(各$25,000) |
| キャンセル | ヤン・ブワホビッチ vs ボグダン・グスコフ(ライトヘビー級) |
※フィニッシュ率は実施13試合中7試合がフィニッシュ決着だったことをもとに算出しています。
関連記事
【メインイベント・ミドル級タイトルマッチ】ハムザト・チマエフ vs ショーン・ストリックランド 結果|ストリックランドがスプリット判定で2度目の戴冠!無敗神話に終止符
- 【対戦】
・ハムザト・チマエフ(Khamzat Chimaev /
)(15-1)
・ショーン・ストリックランド(Sean Strickland /
)(C / 31-7) - 【階級】ミドル級 / Middleweight(185lbs / 約83.9kg)
- 【結果】ショーン・ストリックランドがスプリット判定勝ち(判定2-1:48-47×2、47-48)
- 【ラウンド/時間】5R 5:00
試合結果まとめ
- ストリックランドが15戦無敗の王者チマエフを5Rスプリット判定で下し、2度目のUFCミドル級王者に返り咲いた
- チマエフはプロデビューから無敗を誇ったが、この試合でキャリア初の黒星を喫した
- 1Rはチマエフがテイクダウンとグラウンドで支配。2Rはストリックランドがテイクダウンを防ぎ、逆に上のポジションを取る場面を作った
- 3Rはストリックランドがジャブと手数で流れを引き戻し、チマエフは大きなパンチで対抗する展開に
- 4Rはチマエフが右のパンチ、ボディへの攻撃、終盤のテイクダウンで再び印象を作った
- 5R、チマエフがテイクダウンで奪いに出るも、ストリックランドが立ち上がってジャブを当て返し、最後は両者スタンドで打撃を交換して終了
- 判定は48-47×2がストリックランド、47-48が1名チマエフという接戦のスプリット判定
「かつての仲間」に土をつけた5ラウンド
1Rはチマエフのペース。大会最重量のプレッシャーでストリックランドを押し込み、開始早々にテイクダウンに成功。グラウンドでコントロールし、終盤にはチョークを狙う場面も作って1Rを終えた。判定的にも有利な滑り出しだった。
2R、試合の流れが一変した。ストリックランドはチマエフのテイクダウンを防ぎ、なんとトップポジションを取り返してグラウンドでコントロール。「組みで圧倒するチマエフ」のイメージを、そのラウンドで一度ひっくり返してみせた。
3Rはストリックランドのジャブが主役になった。チマエフは単発で重いパンチを狙ったが、ストリックランドは前手のジャブと右を返しながら、必要以上に深追いせずにポイントを積み上げた。
4Rは再びチマエフが見せ場を作った。右のパンチ、ボディへの攻撃、終盤のテイクダウンで印象を残し、試合は最終ラウンドまでもつれ込む展開に。ここまでの流れは、まさに判定が割れてもおかしくない接戦だった。
5R、最後の攻防で勝負が決まった
5Rに入ると、チマエフはすぐにテイクダウンを仕掛けた。しかしストリックランドは立ち上がり、スタンドに戻してジャブを当て返し、チマエフも最後まで前に出て組みを狙ったが、試合を明確に終わらせる決め手までは生み出せなかった。
最終スコアは48-47×2がストリックランド、47-48が1名チマエフ。「元トレーニングパートナー対決」は接戦の末、ストリックランドに軍配が上がった。
まとめ
ストリックランドは、イズラエル・アデサニヤを破って初戴冠した男として知られてきたが、今度は無敗の王者チマエフを下し、再びミドル級の頂点に返り咲いた。
接戦のスプリット判定とはいえ、15戦無敗の王者から白星を奪ったことの意味は非常に大きく、UFC 328の夜、ニュージャージーでまたひとつ、MMA史の1ページが書かれました。
【コ・メイン・フライ級タイトルマッチ】ジョシュア・ヴァン vs 平良達郎 結果|ヴァンが5R TKOで初防衛!平良は打撃で削られ夢持ち越し
- 【対戦】
・ジョシュア・ヴァン(Joshua Van /
)(C / 17-2)
・平良達郎(Tatsuro Taira /
)(18-2) - 【階級】フライ級 / Flyweight(125lbs / 約56.7kg)
- 【結果】ジョシュア・ヴァンがTKO勝ち(パンチ)
- 【ラウンド/時間】5R 1:32
試合結果まとめ
- ジョシュア・ヴァンが平良達郎を5R 1:32、パンチによるTKOで下し、UFCフライ級タイトルの初防衛に成功
- この試合はUFC史上初の両者2000年代生まれタイトルマッチであり、男子UFC史上初のオールアジア系タイトルマッチでもあった
- 1Rは平良が組みで支配する場面を作り、テイクダウンからポジション争いで優位に立った
- 2R、ヴァンが右の強打で平良からダウンを奪取。試合の流れがここで一気に変わった
- 3Rはヴァンのジャブと連打が平良に蓄積。4Rは平良もテイクダウンとトップコントロールで粘り、勝負は最終ラウンドへ
- 5R、ヴァンがボディから顔面への連打で平良を追い込み、レフェリーストップを呼び込んだ
- 日本人初UFC王者誕生の夢は、今後へ持ち越しとなった
1Rの組みから2Rの右の強打へ。試合を動かした「ひとつの瞬間」
1Rは平良のペース。開始直後からシングルレッグで組みに入り、テイクダウンに成功。マウントやサイドコントロールを取りながらヴァンを苦しめ、フライ級タイトルマッチとしての序盤の「らしさ」を平良が体現した。
2Rに入ると、ヴァンは距離を取りながらパンチの回転を上げ始めた。平良もテイクダウンを成功させたが、ラウンド終盤にヴァンが右の強打を直撃させ、平良からダウンを奪う。会場の空気が一気に変わった瞬間だった。
平良は倒れながらもヴァンを捕まえ、その場をしのいだ。しかしその後もヴァンはジャブ、右、アッパーを当て続け、3Rにはさらにダウンを奪取。平良の顔にはダメージが蓄積していった。
5R、試合開始直後のラッシュでレフェリーが止めた
最終ラウンドに入ると、ヴァンはすぐにパンチのラッシュを開始した。平良がタックルで流れを変えようとする中、ヴァンはそれを防ぎながら、ボディへの攻撃から顔面への連打につなげた。平良が大きくダメージを受けたところで、レフェリーが試合を止めた。試合時間は5R 1:32。
ヴァンの打撃は試合を通じて精度が高く、2Rのダウン以降は平良が組みで流れを作っても、スタンドに戻った場面でヴァンが強烈に削り返す展開になった。平良は1Rと4Rにグラップリングの質の高さを見せたが、最終的にはヴァンの打撃圧を止めきれなかった。
まとめ
「男子UFC史上初のオールアジア系タイトルマッチ」として記録的な意味を持った一戦は、ヴァンの打撃力によるフィニッシュで幕を閉じました。平良達郎は1Rと4Rのグラップリングで高い水準を見せたが、2R以降の打撃戦で大きく削られ、最後は5Rの連打でストップ。日本人初UFC王者誕生の夢は今後へ持ち越しとなりました。ただ、フライ級トップ戦線で通用する組みの強さは十分に示しており、ここからの再浮上に期待したい一戦です。
関連記事
【メインカード・ヘビー級】アレクサンドル・ヴォルコフ vs ワルド・コルテス・アコスタ 結果|ヴォルコフが3R判定でタイトル戦線に名乗り
- 【対戦】
・アレクサンドル・ヴォルコフ(Alexander Volkov /
)(#2 / 40-11)
・ワルド・コルテス・アコスタ(Waldo Cortes-Acosta /
)(#4 / 17-3) - 【階級】ヘビー級 / Heavyweight(265lbs / 約120.7kg)
- 【結果】アレクサンドル・ヴォルコフがユナニマス判定勝ち(30-27、29-28、29-28)
- 【ラウンド/時間】3R 5:00
試合結果まとめ
- ヴォルコフがコルテス・アコスタを3Rユナニマス判定(30-27、29-28、29-28)で下した
- ヴォルコフはリーチの長さを活かしたジャブ、ボディキック、ローキックで距離を管理し、コルテス・アコスタの強打をクリーンヒットさせる場面を最小限に抑えた
- コルテス・アコスタも前に出て右やコンビネーションで見せ場を作ったが、ヴォルコフの距離管理と打撃のバリエーションを崩し切るには至らなかった
ヘビー級らしいリーチ戦の攻防
ヴォルコフはボディキック、ローキック、ジャブを軸にコルテス・アコスタとの距離を管理した。約201cmの長身から放たれるリーチの長い打撃が、コルテス・アコスタの前進を止める場面が多く、ヘビー級らしいアウトボクサー対プレッシャーファイターの構図が3Rを通じて続いた。
コルテス・アコスタも前に出てパンチを振るい、ヴォルコフを下がらせた場面があった。特に右のパンチやコンビネーションで印象を作る時間もあったが、試合全体ではヴォルコフが蹴りとジャブでペースを取り戻し、ポイントを積み上げた。
ヘビー級タイトル戦線への影響
ランキング上位のヴォルコフが、勢いのあるコルテス・アコスタに勝利したことで、ヘビー級王座戦線へのアピールとして意味のある1勝となった。
試合後にはタイトルショットを要求し、トム・アスピナルを頂点とするヘビー級戦線、そしてアレックス・ペレイラ vs シリル・ガヌの暫定王座戦の流れにも絡む存在感を示した。
まとめ
ヴォルコフは経験、リーチ、打撃のバリエーションを活かして判定勝利を収めた。コルテス・アコスタは前に出る積極性と強打で見せ場を作ったが、ヴォルコフの距離管理を最後まで崩し切れなかった。
ヘビー級ランク上位のヴォルコフが、次のタイトル戦線に絡む可能性を高めた一戦だった。
【メインカード・ウェルター級】ショーン・ブレイディ vs ホアキン・バックリー 結果|ブレイディが圧倒的な判定勝利でバックリーを封じ込める
- 【対戦】
・ショーン・ブレイディ(Sean Brady /
)(#6 / 19-2)
・ホアキン・バックリー(Joaquin Buckley /
)(#9 / 21-8) - 【階級】ウェルター級 / Welterweight(170lbs / 約77.1kg)
- 【結果】ショーン・ブレイディがユナニマス判定勝ち(30-25、30-25、30-27)
- 【ラウンド/時間】3R 5:00
試合結果まとめ
- ブレイディがバックリーを3Rユナニマス判定(30-25、30-25、30-27)で下した。2名のジャッジは30-25という圧倒的なスコアをつけた
- ブレイディはテイクダウンとグラウンドコントロールでバックリーの決定力を封じ続けた
- バックリーはスタンドで打撃を放つ場面を限定され、普段のペースで試合を運ぶことができなかった
組みで完封。バックリーの打撃戦を許さなかった試合
「一撃で試合を動かす」バックリーに対して、ブレイディは組みとテイクダウンで完全な対策を実行した。1Rからテイクダウンを奪い、マウントやサイドコントロールでグラウンドの支配時間を積み上げた。バックリーがスタンドで打撃を振るう時間を最小限に抑える試合運びで、3Rを通じて危ない場面をほとんど作らなかった。
バックリーも立ち際やスクランブルで反撃を狙ったが、試合を通じて主導権を握ることができず、スコアの差が大きく開いた。
ウェルター級タイトル戦線への影響
ランキング6位のブレイディが同9位のバックリーに30-25(2名)という圧倒的なスコアで勝利。ウェルター級タイトル戦線に再び名乗りを上げる内容として注目される。
まとめ
ブレイディは「バックリーの打撃を消す」という明確なプランを3R完遂した。30-25というスコアが示すとおり、接戦ではなく内容での圧勝。ウェルター級のタイトル戦線でブレイディの名前が再び浮上してくる可能性が高まった試合だった。
【メインカード・キャッチウェイト】キング・グリーン vs ジェレミー・スティーブンス 結果|グリーンが1R RNCでスティーブンスから一本勝ち
- 【対戦】
・キング・グリーン(King Green /
)(NR / 35-17-1D-1NC)
・ジェレミー・スティーブンス(Jeremy Stephens /
)(NR / 29-23-1NC) - 【階級】キャッチウェイト / Catchweight(160lbs / 約72.6kg)※スティーブンスが体重超過
- 【結果】キング・グリーンがサブミッション勝ち(RNC / リアネイキッドチョーク)
- 【ラウンド/時間】1R 4:20
試合結果まとめ
- キング・グリーンがジェレミー・スティーブンスからリアネイキッドチョークで1R 4:20にタップを奪った
- 本来はライト級戦として組まれていたが、スティーブンスが160lbsで体重超過したため、試合はキャッチウェイトで実施された
- グリーンはスタンドの攻防からテイクダウンを奪い、トップからパウンドを落としたあと、バックに回ってリアネイキッドチョークを完成させた
- スティーブンスは序盤にパンチで反撃する場面もあったが、グラウンドで首をさらしたところを捕まえられ、タップを奪われた
UFCベテラン同士の対決。グリーンがバックから決める
UFCで長いキャリアを持つ両者の対戦は、グリーンが試合序盤から積極的に前へ出る展開となった。スタンドでは速いパンチと動きでスティーブンスに圧力をかけ、そこからテイクダウンへ移行。トップからパウンドを落とし、スティーブンスがスクランブルで動いたところを逃さずバックに回った。
最後はグリーンがリアネイキッドチョークを完成させ、1R 4分20秒でタップを奪取。フィニッシュボーナス$25,000も受賞し、メインカード開幕戦で存在感を示した。
スティーブンスの復帰戦としての意味
スティーブンスはUFC復帰後の勝利を狙った一戦だったが、体重超過もあり、結果は1R一本負け。試合後にはグローブを外すような仕草も見せ、今後のキャリアにも注目が集まる内容となった。
まとめ
グリーンはキャリア35勝目をリアネイキッドチョークで手にした。試合前にはスティーブンスの体重超過というアクシデントもあったが、ケージの中ではグリーンが打撃、テイクダウン、パウンド、サブミッションまで流れるように展開し、きっちりフィニッシュ。メインカード最初の試合として会場の温度を上げる一本決着となった。
【プレリム・ミドル級】アテバ・グーティエ vs オジー・ディアス 結果|グーティエが2R KO/TKOでUFC5連勝を飾る
- 【対戦】
・アテバ・グーティエ(Ateba Gautier /
)(NR / 11-1)
・オジー・ディアス(Ozzy Diaz /
)(NR / 10-4) - 【階級】ミドル級 / Middleweight(185lbs / 約83.9kg)
- 【結果】アテバ・グーティエがKO/TKO勝ち(パンチ)
- 【ラウンド/時間】2R 1:10
試合結果まとめ
- グーティエがディアスを2R 1:10、パンチによるKO/TKOで下し、UFC5連勝を達成した
- 1Rは両者の打撃戦。グーティエが前に出ながら、レッグキックやパンチでディアスに圧力をかけた
- 2Rに入ると、グーティエがディアスのジャブに右オーバーハンドを合わせてダウンを奪い、追撃のパンチでレフェリーストップを呼び込んだ
2Rに本領発揮したグーティエ
1Rはディアスもガードを固めながら耐え、グーティエの強打を簡単にはクリーンヒットさせなかった。それでもグーティエは前に出続け、レッグキック、右アッパー、ワンツーを散らしながら少しずつプレッシャーを強めていった。
2Rに入ると、グーティエが一気に試合を動かした。ディアスのジャブに右オーバーハンドを合わせてダウンを奪うと、そのまま追撃。レフェリーが間に入り、2R 1分10秒で試合終了となった。フィニッシュボーナス$25,000も受賞。
UFC5連勝の意味
グーティエはこれでUFC5連勝。ミドル級の若手として上昇中のグーティエが、次戦でランキング入りや上位選手との対戦を狙える位置に浮上してきた。
まとめ
グーティエは2Rに試合を決める爆発力を見せた。UFC5連勝とフィニッシュボーナスで、プレリムの中でも存在感のある勝利を手にした大会だった。
【プレリム・ウェルター級】ヤロスラフ・アモソフ vs ジョエル・アルバレス 結果|アモソフがアームトライアングルチョークで2R一本!元ベラトール王者の力を発揮
- 【対戦】
・ジョエル・アルバレス(Joel Alvarez /
)(NR / 23-4)
・ヤロスラフ・アモソフ(Yaroslav Amosov /
)(NR / 30-1) - 【階級】ウェルター級 / Welterweight(170lbs / 約77.1kg)
- 【結果】ヤロスラフ・アモソフがサブミッション勝ち(アームトライアングルチョーク)
- 【ラウンド/時間】2R 1:13
試合結果まとめ
- アモソフがアルバレスからアームトライアングルチョークで2R 1:13にタップを奪った
- 元Bellatorウェルター級王者のアモソフが、UFCオクタゴンでグラップリングの高さを改めて示した
- アルバレスはスタンドの打撃で対抗しようとしたが、グラウンドへの移行後にアモソフの絞め技に捕まり、タップを奪われた
元Bellator王者が絞め技で仕留める
アモソフは1Rから組みとトップコントロールで試合を支配し、アルバレスに得意の打撃や長いリーチを活かす時間をほとんど与えなかった。2Rにはアルバレスの打撃に対して組みつき、力強いテイクダウンから一気にグラウンドへ移行。そこからアームトライアングルチョークを締め込み、タップアウトを奪った。
元Bellatorウェルター級王者らしい完成度の高いフィニッシュで、UFCウェルター級でも通用する実力を改めて証明。POTNも受賞($100,000)し、プレリムの中でも強烈なインパクトを残した。
UFC挑戦の行方
アモソフはBellatorで長く活躍したグラップラー。今回のフィニッシュでUFC戦績を2勝0敗とし、ウェルター級への本格的な参戦アピールとなった。試合後にはトップ10級との対戦にも意欲を示しており、次戦でランキング入り、あるいは上位選手とのマッチメイクを狙う位置に立ちつつある。
まとめ
アモソフは元Bellator王者の実力をUFCでも発揮した。グラップリングを軸としたアームトライアングルチョークでのフィニッシュで、ウェルター級で無視できない存在となった一戦だった。
【プレリム・ライト級】グラント・ドーソン vs マテウス・レベッキ 結果|ドーソンが3R RNCで一本勝ち!激闘のライト級戦に決着
- 【対戦】
・グラント・ドーソン(Grant Dawson /
)(NR / 24-3-1D)
・マテウス・レベッキ(Mateusz Rebecki /
)(NR / 20-5) - 【階級】ライト級 / Lightweight(155lbs / 約70.3kg)
- 【結果】グラント・ドーソンがサブミッション勝ち(RNC / リアネイキッドチョーク)
- 【ラウンド/時間】3R 4:42
試合結果まとめ
- ドーソンがレベッキをリアネイキッドチョークで3R 4:42に一本勝ちした
- 1Rはドーソンがヘッドキックでレベッキを効かせ、トップポジションからバックを狙う展開を作った
- 2Rはレベッキが右フックでドーソンからダウンを奪い、試合の流れを大きく引き戻した
- 3R、ドーソンが再びバックを奪い、残り22秒でリアネイキッドチョークを極めてタップを奪った
最終ラウンドに決着をつけたドーソン
激しいライト級戦は、ドーソンが最終ラウンドに勝負を決める形となった。1Rはドーソンがヘッドキックでレベッキをぐらつかせ、そこからトップポジションへ移行。バックを狙いながらリアネイキッドチョークのチャンスを作り、先に主導権を握った。
しかし2Rはレベッキが反撃。右フックでドーソンからダウンを奪い、荒い打撃戦に持ち込むことで流れを引き戻した。ここで試合は一気に拮抗し、最終ラウンド勝負の空気が強まった。
3R、ドーソンは再びグラップリングで圧力をかけ、早い段階でバックコントロールを確保。レベッキは長い時間をかけて逃げようとしたが、ドーソンはポジションを離さず、最後はリアネイキッドチョークを完成させた。フィニッシュ時間は3R 4分42秒。残り22秒での劇的な一本勝ちだった。
ライト級戦線での意味
ドーソンはこれでキャリア24勝目。前戦の敗北から立て直すうえで、大きな意味を持つ勝利となった。レベッキも2Rにダウンを奪うなど見せ場を作ったが、最後はドーソンのグラップリングと粘りが上回った。
まとめ
ドーソンは最終ラウンドのリアネイキッドチョークで接戦に決着をつけた。2Rにはレベッキにダウンを奪われる苦しい場面もあったが、最後まで自分の強みであるグラップリングを信じ、残り22秒でフィニッシュ。ライト級での再浮上に向けて、価値ある一本勝ちとなった。
【プレリム・ライト級】ジム・ミラー vs ジャレッド・ゴードン 結果|ミラーが47戦目ギロチン一本勝ち!息子のがん克服を報告し会場に感動
- 【対戦】
・ジム・ミラー(Jim Miller /
)(NR / 39-19-1NC)
・ジャレッド・ゴードン(Jared Gordon /
)(NR / 21-9-1NC) - 【階級】ライト級 / Lightweight(155lbs / 約70.3kg)
- 【結果】ジム・ミラーがサブミッション勝ち(ギロチンチョーク)
- 【ラウンド/時間】1R 3:29
試合結果まとめ
- ジム・ミラーがジャレッド・ゴードンをギロチンチョークで1R 3:29に一本勝ちした
- これはミラーにとってUFC 47試合目の出場であり、UFC最多試合記録をさらに更新した
- UFC28勝目もこの試合で達成。UFC最多勝利数記録も更新し続けている
- 試合後のマイクで息子ワイアット君が希少な軟部組織がんを克服したことに触れ、会場全体が感動に包まれた
47試合目のギロチン。ミラーが伝説に1ページ追加
ミラーとゴードンはスタンドで距離を測った序盤、ゴードンがテイクダウンを試みた瞬間にミラーがギロチンチョークへ移行した。クローズドガードを固めてチョークを絞り込み、3分29秒でタップを奪った。
この一本勝ちはミラーにとってUFCキャリア20本目のフィニッシュ。UFC歴代2位のフィニッシュ数としても歴史的な数字となった。さらに47試合目の出場と28UFC勝利は、どちらもUFCの記録として残り続ける数字になった。
「息子ががんに勝った」。オクタゴンで届けた家族への感謝
試合後のオクタゴン内でのインタビューで、ミラーは息子ワイアット君が長く厳しい治療を乗り越え、がんを克服したことに触れた。家族が見守る前での勝利は、単なる1勝以上の意味を持つ場面となり、観客と会場全体が拍手と声援に包まれた。POTNも受賞($100,000)。
まとめ
ジム・ミラーはUFC 47試合目でも「勝てる力」を見せた。ギロチンチョークの精度はキャリアを通じて磨き続けたものであり、42歳のベテランが記録と感動をひとつのオクタゴンに詰め込んだ夜だった。
【アーリープレリム・ミドル級】ロマン・コプィロフ vs マルコ・トゥリオ 結果|コプィロフが3R判定でダウン絡みの接戦を制す
- 【対戦】
・ロマン・コプィロフ(Roman Kopylov /
)(NR / 15-5)
・マルコ・トゥリオ(Marco Tulio /
)(NR / 14-3) - 【階級】ミドル級 / Middleweight(185lbs / 約83.9kg)
- 【結果】ロマン・コプィロフがユナニマス判定勝ち(29-28、29-28、29-28)
- 【ラウンド/時間】3R 5:00
試合結果まとめ
- コプィロフがトゥリオを3Rユナニマス判定(29-28、29-28、29-28)で下した
- 1Rはトゥリオがジャブや蹴りで前に出る場面を作り、コプィロフを苦しめた
- 2Rはトゥリオが圧力をかける中、コプィロフが右ジャブから左ストレートでダウンを奪い、追撃でもう一度倒して流れを引き戻した
- 3R序盤にもコプィロフが左フックでダウンを奪い、その後は距離を取りながら試合をまとめた
- 接戦の展開だったが、複数のダウンシーンの印象がジャッジのスコアに反映された
接戦をダウンで決着。コプィロフが逆転で判定勝ち
試合序盤はトゥリオが前に出てコプィロフを苦しめた。ジャブや蹴りを使いながら攻撃を散らし、コプィロフの顔面にもダメージを与えるなど、1Rはトゥリオが先に流れを作った。
しかし2R終盤、試合の空気が大きく変わる。コプィロフが右ジャブから左ストレートを当ててトゥリオをダウンさせると、追撃でもう一度トゥリオをマットに落とした。この場面でコプィロフが一気にラウンドを取り返し、試合は1-1のような形で最終ラウンドへ向かった。
3R序盤にもコプィロフが左フックでダウンを奪取。トゥリオはすぐに立ち上がって前に出続けたが、コプィロフは距離を取りながらボディへの攻撃や蹴りで大きな打ち合いを避け、最後まで試合をまとめた。
コプィロフの打撃力
コプィロフはフィニッシュできる打撃を持つ選手。今回は判定になったが、2Rと3Rにダウンを奪った事実は「一発で流れを変える力」を持つことの証明だった。劣勢になりかけた場面から打撃で流れを変えた点は、今回の勝利で最も大きなポイントだった。
まとめ
接戦の末にコプィロフが判定で勝利した。序盤はトゥリオが流れを作ったが、2R終盤と3R序盤のダウンが試合の評価を大きく左右した。ダウンを奪う力がスコアシートにも反映された形で、コプィロフにとって厳しい試合を乗り越えた一勝となった。
【アーリープレリム・フェザー級】パット・サバティーニ vs ウィリアム・ゴミス 結果|サバティーニが3Rユナニマス判定勝利
- 【対戦】
・パット・サバティーニ(Pat Sabatini /
)(NR / 22-5)
・ウィリアム・ゴミス(William Gomis /
)(NR / 15-4) - 【階級】フェザー級 / Featherweight(145lbs / 約65.8kg)
- 【結果】パット・サバティーニがユナニマス判定勝ち(30-27、30-27、29-28)
- 【ラウンド/時間】3R 5:00
試合結果まとめ
- サバティーニがゴミスを3Rユナニマス判定(30-27、30-27、29-28)で下した
- サバティーニはケージ際の組み、テイクダウン、コントロールを中心に試合を運び、ゴミスに主導権を渡さなかった
- ゴミスはスタンドで打撃を当てる場面もあったが、サバティーニの組みとコントロールを崩し切るには至らなかった
グラップリング中心でサバティーニが試合を支配
サバティーニはグラップリングを軸にした安定した試合運びで3Rを通じてスコアを積み上げた。1Rからケージ際で組みを作り、終盤にはテイクダウンでトップを奪ってラウンドをまとめた。
2Rもサバティーニが組みでゴミスをケージに押し込み、スラム気味のテイクダウンで印象を作った。ゴミスは離れた場面でストレート系の打撃を返し、スタンドでは良い時間も作ったが、試合全体ではサバティーニのコントロール時間が上回った。
3Rもゴミスが前に出て打撃で反撃する場面はあったが、サバティーニは再び組みで試合を落ち着かせた。最終的に2名が30-27、1名が29-28を付け、サバティーニがユナニマス判定勝利を収めた。
フェザー級での立ち位置
サバティーニはグラップリングを活かした技巧派として知られる。今回の安定した判定勝利で連勝を伸ばし、フェザー級内での実力を改めて示した試合となった。
まとめ
サバティーニは組みとコントロールを軸に、ゴミスの打撃を大きく機能させず判定勝利を収めた。派手なフィニッシュではなかったが、ケージ際の圧力、テイクダウン、ポジション維持で確実にラウンドを積み上げた内容だった。
【アーリープレリム・ミドル級】バイサングル・ススルカエフ vs ジョーデン・サントス 結果|ススルカエフが3R RNCで一本勝ち!UFC無敗継続
- 【対戦】
・バイサングル・ススルカエフ(Baisangur Susurkaev /
)(NR / 12-0)
・ジョーデン・サントス(Djorden Santos /
)(NR / 11-3) - 【階級】ミドル級 / Middleweight(185lbs / 約83.9kg)
- 【結果】バイサングル・ススルカエフがテクニカルサブミッション勝ち(RNC / リアネイキッドチョーク)
- 【ラウンド/時間】3R 4:12
試合結果まとめ
- ススルカエフがサントスをリアネイキッドチョークで3R 4:12に下し、UFC3戦無敗を維持
- ススルカエフはチマエフのチームメイトとしても注目される無敗のミドル級プロスペクト
- 序盤はサントスの前進とジャブに苦しむ場面もあったが、2R以降に打撃の流れをつかみ直した
- 3R終盤、ススルカエフが組みからグラウンドへ持ち込み、リアネイキッドチョークでレフェリーストップを呼び込んだ
粘り強い試合展開の末の一本
ススルカエフは1Rからサントスの前進とジャブに苦しむ場面があり、決して一方的な展開ではなかった。サントスはプレッシャーをかけながら手数を出し、ススルカエフの鼻にもダメージを与えるなど、序盤から試合を荒らしていった。
2Rに入ると、ススルカエフはハイガードとカウンターを使いながら立て直し始めた。サントスもジャブやアッパーで攻めたが、ススルカエフはヒジを当ててカットを作り、そこから徐々に流れを引き戻した。
3R、ススルカエフは打撃でサントスにダメージを蓄積させたあと、終盤にクリンチからグラウンドへ移行。バックを取ってリアネイキッドチョークを絞め込み、サントスを失神させる形でフィニッシュした。フィニッシュボーナス$25,000も受賞。
チェチェン系プロスペクトの成長
ススルカエフはUFC3勝0敗、プロMMAでは12戦無敗をキープ。チマエフのチームメイトとしても注目される存在だが、今回の勝利では苦しい時間を乗り越えて最後に仕留める勝負強さを示した。ミドル級の若手プロスペクトとして、次戦ではより実力のある相手とのマッチメイクも見えてくる。
まとめ
ススルカエフは苦しい時間を耐えたうえで、最後にリアネイキッドチョークで試合を決める力を見せた。UFC3戦無敗、プロ12戦無敗という実績をさらに積み上げ、ミドル級での今後の動向がますます注目される一戦となった。
【アーリープレリム・フライ級】ホセ・オチョア vs クレイトン・カーペンター 結果|オチョアが3R判定でUFC 328開幕戦に勝利
- 【対戦】
・クレイトン・カーペンター(Clayton Carpenter /
)(NR / 8-3)
・ホセ・オチョア(Jose Ochoa /
)(NR / 9-2 1NC) - 【階級】フライ級 / Flyweight(125lbs / 約56.7kg)
- 【結果】ホセ・オチョアがユナニマス判定勝ち(30-27、30-27、30-27)
- 【ラウンド/時間】3R 5:00
試合結果まとめ
- ホセ・オチョアがクレイトン・カーペンターを3Rユナニマス判定(30-27、30-27、30-27)で下した
- UFC 328のオープニングバウトとして行われたフライ級戦で、オチョアが全ラウンドを取る内容で勝利した
- コ・メインのヴァン vs 平良と同じフライ級として、大会の冒頭を飾った一戦
- フィニッシュは生まれなかったが、3Rを通じてオチョアが打撃の精度と手数で上回り、明確な判定勝利を手にした
大会の幕を開けたフライ級対決
オチョアとカーペンターのフライ級戦は、UFC 328の最初の試合として行われた。3R判定勝負となったが、オチョアは序盤から打撃の精度で上回り、カーペンターに主導権を渡さない展開を作った。
カーペンターも前に出て反撃を狙ったが、オチョアは距離を保ちながらパンチと蹴りを散らし、3Rを通じてポイントを積み上げた。最終的に3名のジャッジ全員が30-27を付け、オチョアが文句なしのユナニマス判定勝利を収めた。
フライ級の奥行きを感じる試合
コ・メインのヴァン vs 平良というタイトルマッチと合わせて、フライ級2試合が行われたこの大会。下部での対戦と上部のタイトルマッチが同日に存在することで、フライ級の層の厚さを感じられる構図だった。
また、オチョアは試合後のオクタゴンインタビューで、ブラジルにいる恋人へプロポーズする印象的な場面も作った。勝利と人生の節目が重なった、本人にとっても忘れられないUFC 328の開幕戦となった。
まとめ
ホセ・オチョアはUFC 328の開幕戦で、クレイトン・カーペンターを相手に30-27×3の明確な判定勝利を収めた。派手なフィニッシュこそなかったが、打撃の精度、距離管理、試合運びで上回り、フライ級での存在感を示した一戦だった。
ボーナス受賞者|UFC 328
UFC 328では、タイトルマッチの激闘だけでなく、ベテランの一本勝ちや元王者のサブミッションも高く評価されました。
今大会のボーナスは、Fight of the NightとPerformance of the Nightが各$100,000。
さらに、FOTN/POTNに選ばれなかったフィニッシュ勝者には、各$25,000のフィニッシュボーナスが付与されました。
- Fight of the Night(各$100,000)
ジョシュア・ヴァン(Joshua Van)& 平良達郎(Tatsuro Taira)。5Rにわたる激戦。ヴァンが打撃で主導権を奪い、タイトルマッチとして最高レベルの攻防が展開されたことが評価された。 - Performance of the Night($100,000)
ジム・ミラー(Jim Miller)。UFC 47試合目でギロチンチョーク一本勝ち。息子のがん克服という家族の物語も重なった感動のパフォーマンス。 - Performance of the Night($100,000)
ヤロスラフ・アモソフ(Yaroslav Amosov)。アームトライアングルチョークで2R一本勝ち。元Bellator王者がUFCでの実力を示した。 - フィニッシュボーナス(各$25,000)
キング・グリーン(King Green)、アテバ・グーティエ(Ateba Gautier)、グラント・ドーソン(Grant Dawson)、バイサングル・ススルカエフ(Baisangur Susurkaev)
※2026年1月UFC 324以降のボーナス金額:FOTN・POTN各$100,000。FOTN/POTN非選出のフィニッシュ勝者は$25,000のフィニッシュボーナスを付与。
UFC 328 全試合結果一覧
UFC 328は、2つのタイトルマッチを含む全13試合が実施されました。
メインではストリックランドがチマエフの無敗を止め、コ・メインではヴァンが平良達郎を5R TKOで下して初防衛に成功。
ここでは、メインカードからアーリープレリムまでの全試合結果を一覧でまとめます。
| カード | 勝者 | 方法 | R/時間 |
|---|---|---|---|
| メイン・MW王座 | ストリックランド | スプリット判定(48-47×2、47-48) | 5R 5:00 |
| コ・メイン・FLW王座 | ヴァン | TKO(パンチ) | 5R 1:32 |
| メイン・HW | ヴォルコフ | UD(30-27、29-28×2) | 3R 5:00 |
| メイン・WW | ブレイディ | UD(30-25×2、30-27) | 3R 5:00 |
| メイン・CW | グリーン | 一本(RNC) | 1R 4:20 |
| プレリム・MW | グーティエ | KO/TKO(パンチ) | 2R 1:10 |
| プレリム・WW | アモソフ | 一本(アームトライアングル) | 2R 1:13 |
| プレリム・LW | ドーソン | 一本(RNC) | 3R 4:42 |
| プレリム・LW | ミラー | 一本(ギロチン) | 1R 3:29 |
| アーリー・MW | コプィロフ | UD(29-28×3) | 3R 5:00 |
| アーリー・FW | サバティーニ | UD(30-27×2、29-28) | 3R 5:00 |
| アーリー・MW | ススルカエフ | テクニカル一本(RNC) | 3R 4:12 |
| アーリー・FLW | オチョア | UD(30-27×3) | 3R 5:00 |
| キャンセル・LHW | ヤン・ブワホビッチ vs ボグダン・グスコフ(キャンセル) | ||
※UD=ユナニマス判定、SD=スプリット判定、RNC=リアネイキッドチョーク、CW=キャッチウェイト。選手のランキングは試合前時点のものです。
UFC 328 総まとめ|ニュージャージーで書かれた2つの歴史
UFC 328は、1つの大会に収まりきらないほどのドラマが詰まった夜でした。
最も大きな出来事は、ショーン・ストリックランドが15戦無敗のハムザト・チマエフを5Rスプリット判定で撃破したことです。
チマエフはプロMMAキャリアで一度も負けたことがなく、この大会でも圧倒的な本命と目されていた。しかしストリックランドはジャブの手数とプレッシャーで5Rを戦い切り、2度目のUFCミドル級王座に就きました。
「元トレーニングパートナーを破って2度目の戴冠」という、フィクションのような物語が現実になった瞬間でした。
コ・メインでは、ジョシュア・ヴァンが平良達郎の初タイトル挑戦を5R TKOで退け、フライ級初防衛を成功させました。
「男子UFC史上初のオールアジア系タイトルマッチ」として、平良が1Rに見せた組みの質とヴァンの打撃の精度が噛み合った激戦の末、5Rのラッシュで試合が終わりました。日本のMMAファンにとっては悔しい結果ですが、平良達郎の挑戦者としての質の高さは大会全体を通じて証明されました。
プレリムでは、ジム・ミラーがUFC 47試合目にギロチンチョークで一本勝ちを収め、UFC最多勝利記録を28勝に更新。
「息子ががんを克服した」というオクタゴン内での言葉に、会場全体が感動に包まれました。アモソフのアームトライアングルチョーク、ドーソンの3R終盤のリアネイキッドチョークなど、随所にストーリーが溢れた大会でした。
UFC 328の夜、ニュージャージーでMMAの地図が塗り替わりました。
よくある質問(FAQ)
Q1
ストリックランドはなぜ勝てたの? タップで答え
- 1Rはチマエフがテイクダウンとグラウンドコントロールで支配しましたが、2Rにストリックランドがテイクダウンを防ぎ、逆に上のポジションを取る場面を作ったことが流れを変えました。
- 3Rはストリックランドのジャブと手数が評価され、4Rはチマエフもパンチや終盤の組みで見せ場を作る接戦の展開になりました。
- スコアは接戦のスプリット判定。ジャッジ2名はストリックランドに2・3・5Rを付け、「出力×手数」を5R続けた点を評価しました。
Q2
平良達郎は今後どうなる? タップで答え
- 敗戦はしたものの、1Rのテイクダウンとトップコントロール、4Rのマウントや三角絞めの形は、王者ヴァンにも通用する武器であることを示しました。
- 平良のプロMMA戦績は18勝2敗。次戦でランキング上位相手に勝てば、フライ級タイトル戦線に再浮上する可能性は十分にあります。
Q3
チマエフはこれからどうなる? タップで答え
- 判定は2名が48-47でストリックランド、1名が48-47でチマエフを支持した内容。チマエフ勝利と見るファンがいても不思議ではない接戦でした。
- すぐに再戦が組まれるかはUFCの判断次第ですが、チマエフ vs ストリックランド2は今後のマッチメイク候補のひとつになります。
Q4
ジム・ミラーのUFC記録はどれだけすごいの? タップで答え
- UFC 328ではジャレッド・ゴードンを1R 3:29、ギロチンチョークで下し、UFC最多勝利記録を28勝に更新しました。
- 42歳でギロチンチョークを1Rで決める決定力は、長年磨き続けてきた技術の結晶。UFCでのフィニッシュ数も歴代上位に入る数字です。
- 試合後に息子ワイアット君ががんを克服したことに触れたシーンは、今大会最大級の感動的な瞬間として多くのファンの記憶に残るものになりました。
Q5
ヴァンvs平良が「UFC史上初」と言われるのはなぜ? タップで答え
- ヴァン(ミャンマー出身・2001年生まれ)と平良(日本出身・2000年生まれ)は、どちらもアジア出身かつ2000年代生まれ。UFCタイトルマッチとして非常に珍しい歴史的な組み合わせでした。
- 女子ではUFC 300でジャン・ウェイリー vs ヤン・シャオナンの中国人同士タイトル戦があったため、日本語の記事では「男子UFC史上初のオールアジア系タイトルマッチ」と書くと誤解を避けやすいです。
- MMAの世界的な普及とアジア勢の台頭を示す歴史的な試合として、今後も語られる一戦になりました。