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UFCファイトナイト・パリ|フッカーvsパルナス 5年連続の開催・フランス勢9人の夜・日本時間・全14試合観戦ガイド

UFCファイトナイト・パリ|フッカーvsパルナス 5年連続の開催・フランス勢9人の夜・日本時間・全14試合観戦ガイド

読む前に

読了時間:約39分

この記事のポイント

  • この記事の要点
  • なぜUFCパリは「フランス勢の夜」なのか?
  • 読む理由がある3試合はここ

PARIS ・ FIFTH EDITION
UFC PARIS
5年連続のアコー・アリーナ ・ ライト級メインイベント
フッカー vs パルナス
#10 ・ NEW ZEALAND
フッカー
24-14
2連敗中
NO RANK ・ FRANCE
パルナス
23-2
UFC初戦
開幕まで
大会は開幕しました

※本ページはアフィリエイト広告(PR)を含みます。本ページの情報は2026年8月時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。

試合開始時間、対戦カードが変更になる可能性あります。最新の配信状況はU-NEXTサイトや大会公式サイトにてご確認ください。

UFCファイトナイト・パリの全14試合に出る28人のうち、フランス代表として登録されている選手の数がなんと9人なんです。

28人中9人ですから、3人に1人が地元の選手っていうことになるんです。
しかもメインイベントに立つのはフランスのサラディン・パルナス。UFCではまだ1試合も戦っていない選手。

相手はUFCライト級10位のダン・フッカー。UFCで10年以上戦ってきたベテラン選手。
それなのに賭け率は、UFC未経験のパルナス側に大きく振れているんですッ!

メインカードは日本時間2026年9月6日(日)午前4:00に始まります。

※ただし、開始時間はあくまで目安です。

  • 【対象】
    UFCファイトナイト・パリをこれから観る方
  • 【所要時間】
    要点だけなら約10分 / 全文で約35分
  • 【この記事で分かること】
    ・日本時間の開始時刻 / 視聴方法 / 放送順と全14試合の見どころ
    ・なぜUFCは5年続けてパリに来て、そのたびにフランス人選手を主役に置くのか?

この記事の要点

  • 【要点1】
    ・UFCファイトナイト・パリは日本時間2026年9月6日(日)午前1:00からプレリム、午前4:00からメインカード開始
    ・会場はパリのアコー・アリーナ。UFCがこの会場で大会を開くのは2022年から5年連続5度目です
    ・メインカード6試合・プレリム8試合の全14試合。公式計量は28人全員がクリアし、カードは確定しました。アーリープレリムはありません
  • 【要点2】
    ・メインイベントはライト級10位のダン・フッカー(24勝14敗) vs サラディン・パルナス(23勝2敗)
    ・パルナスはKSWでフェザー級とライト級の王座を同時に持っていたフランス人で、今回がUFC初戦です
    ・フッカーは2連敗中。それでもオッズはフッカー+400、パルナス-550で、UFC未経験のパルナスが大本命に置かれています
  • 【要点3】
    ・全14試合に出る28人のうち9人がフランス代表。うち4人がメインカードに入っています
    ・コ・メインのファレス・ジアム vs アクセル・ソラは、UFC史上まだ2度目のフランス人同士の対戦です

Promotion

UFCパリ:フッカー vs パルナス – 9月5日 | 大会プロモーション

Weigh-In

フッカー vs. パルナス 計量 | UFCパリ

Face Off

UFCパリ:ファイターフェイスオフ

なぜUFCパリは「フランス勢の夜」なのか?

フランス勢の夜

タイトルマッチのない、14試合のファイトナイト。ランキング入りの選手は3人しかいないんです。
カードの数字だけを並べると、静かな大会にも見えます。

ただ、出場選手の代表国を1人ずつ数えていくと、様子が変わってくるんです。
28人のうち9人がフランス代表。メインカードの12人に限れば、4人がフランス人なんです!

選手 階級 放送区分 この夜での立ち位置
サラディン・パルナス ライト級 メインカード
(メインイベント)
UFC初戦で
いきなり5ラウンドの大トリ
ファレス・ジアム ライト級 メインカード
(コ・メイン)
6月の黒星で
トップ15から外れた直後
アクセル・ソラ ライト級 メインカード
(コ・メイン)
UFC3戦2勝
直近は1R一本勝ち
モーガン・チャイエー フェザー級 プレリム 直近はKO負け
立て直しの一戦
ウマル・シー ライトヘビー級 プレリム 昨年のパリで
1R TKO勝ちした地元選手
ノハ・コノル 女子バンタム級 プレリム 13位。この大会で
ランクが付く3人のうち1人
マイケル・アルジャルージュ フライ級 プレリム UFC初戦
大会1週前に公式へ反映
マチュー・デュクロ ミドル級 プレリム UFC初戦
デルフィーン・ベヌアイシュ 女子ストロー級 プレリム UFC初戦

※代表国・階級・放送区分は記事更新時点(2026年9月5日)のUFC公式イベントページの表記に基づきます。選手のカタカナ表記もUFC公式日本語ページに従っています。2026年8月23日時点ではマチュー・デュクロとデルフィーン・ベヌアイシュにカタカナ表記が用意されておらず英字で記載していましたが、その後公式ページに追加されたため差し替えました。ベヌアイシュの代表国も同時に「フランス」と明記されています。

開催地も、この大会の性格をそのまま表しているんです。

パリっていう地はUFCにとって、もう珍しい街じゃないんです。
2022年9月3日、シリル・ガヌ vs タイ・トゥイヴァサのヘビー級戦で、UFCは初めてフランスで開催されました。
フランスでMMAが競技として認められたのが2020年ですから、その2年後に一気に大会が実現した形になります。

そこから毎年9月、同じアコー・アリーナで大会が開かれており、今回で5年連続5度目!

開催 メインイベント 観客数 この夜の記録
2022年
9月3日
ガヌ vs トゥイヴァサ
(ヘビー級)
15,405人 UFC初のフランス開催
ゲート約324万ドル
(約5億1,600万円)
2023年
9月2日
ガヌ vs スピヴァク
(ヘビー級)
15,610人 ゲート約400万ドル
(約6億3,800万円)
2024年
9月28日
モイカノ vs サン・ドニ
(ライト級)
15,449人 地元のサン・ドニが
2Rドクターストップで敗戦
2025年
9月6日
イマボフ vs ボハーリョ
(ミドル級)
15,724人 1大会9KOはUFC新記録
ゲート約433万ドル
(約6億9,000万円)
2026年
9月5日
フッカー vs パルナス
(ライト級)
— 5年連続5度目
フランス代表が9人出場

※過去4大会の日付・メインイベント・観客数・ゲート収入は、各大会のWikipedia記事に記載された数値を記事更新時点(2026年9月5日)に確認したものです。ゲート収入は米ドル表記を四捨五入しています。2025年大会の「1大会9KO」はUFCの当時の新記録で、同大会は11フィニッシュでも当時のタイ記録でした(フィニッシュ数の記録はその後2026年に更新されています)。

数字を並べると、4大会とも15,400人を超えているのが分かります。
アリーナの規模はほぼ同じですから、要するに毎回ほぼ満員だっていうことなんです!

そして去年の大会は、内容のほうも記録になりました。
2025年9月6日のナッソージン・イマボフ vs カイオ・ボハーリョの夜は、1大会で9つのKOが生まれ、しかもこれがUFCの新記録にもなったんです。フィニッシュ数11も当時のタイ記録でした。

観客が入り、試合が荒れる…。UFCがパリに毎年戻ってくる理由は、この2つで足りてしまうんですッ!

そこへ今年は、地元の選手を9人並べてきました。
しかも大トリを任されたのは、UFCで1試合も戦っていないフランス人選手。

大会は日本時間で、プレリムが2026年9月6日(日)午前1:00、メインカードが同日午前4:00に開始予定。
日本の視聴者にとっては土曜の深夜から日曜の朝にかけての時間帯なので、寝るか起きるかの判断が必要になる回になっちゃいます…。

日本国内ではこれまでの大会と同様、U-NEXTとUFC Fight Passでの配信が見込まれています。

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読む理由がある3試合はここ

読む理由がある3試合

ランキング入りの選手が出るのは、メインイベント、コ・メインの次に置かれたペイジ戦、プレリムのノハ・コノル戦の3試合だけ。
ここでは、その順位の数字が通用していないメインイベントから順に、メインカード上位3試合を見ていきましょう。

① なぜUFCで1試合も戦っていない男が、10位を相手に大本命なのか?


Dan Hooker vs Salahdine Parnasse UFC lightweight main event image at UFC Paris

※タップすると拡大できます。

UFC初戦の男が、いきなり5ラウンドの大トリへ

項目 ダン・フッカー
(Dan Hooker)
NZ
サラディン・パルナス
(Salahdine Parnasse)
FR
UFCランキング #10
(ライト級)
NR
(ライト級)
プロ戦績 24勝14敗 23勝2敗
代表・出身 ニュージーランド フランス
ニックネーム “ザ・ハングマン” (登録なし)
主な特徴 KO11・一本7
第1ラウンド決着が12回
元KSW2階級王者
5連勝中でUFC初戦

※ランキング・ニックネーム・フッカーの戦績と内訳はUFC公式サイト基準・記事更新時点(2026年9月5日)の数値です。パルナスの通算戦績はUFC公式選手ページが未反映(0勝0敗表示)のため、Wikipedia・ufcstats.com・Tapologyで一致した23勝2敗を採用しました。UFC公式イベントページはフッカーを10位と表記していますが、一部の海外集計サイトは12位としています。本記事は公式イベントページの数値を採用しています。

フッカーは、ライト級で10年以上戦い続けてきたファイターです。
24勝の内訳はKO11・一本7で、第1ラウンドで終わらせた試合がなんと12回!倒す形と極める形の両方を持っている総合力の持ち主。

ここ数年の相手を並べると、その立ち位置が見えてきます。
2025年11月22日、ライト級2位のアルマン・ツァルキャンに2ラウンドのアームトライアングルチョークで一本負け。これで3連勝が止まってしまいました…。
そして2026年1月31日のUFC 325では、フランスのブノワ・サン・ドニに2ラウンド4分45秒でTKO負け…。
上位2人に連続でフィニッシュされた形です。

つまり今回、彼は2連敗中のまま10位っていう位置にいます。
それでもUFCは彼にメインを任せました。UFC公式によると、フッカーがメインイベントに立つのはこれで4度目です。
そこへ、順位を1つも持っていない相手が来るわけなんです。

パルナスは、UFCの外でずっと評価されてきた選手。
ポーランドのKSWでフェザー級とライト級の王座を同時に保持していた28歳で、戦績は23勝2敗。そのうち15試合をフィニッシュで終わらせています。
現在5連勝中で、直近は2026年5月にケネス・クロスをボディへの一撃から1ラウンドで仕留めています。
最後に負けたのは2023年12月、階級を2つ上げたウェルター級の王座戦でした。

面白いのは、彼がUFCに来るまでの経緯なんです。
2024年に一度オファーを受けながら、条件が合わずに断っています。
そしてそのまま2年KSWで戦い続け、2026年7月にあらためて契約。そして最初の試合が、いきなり5ラウンドのメインイベントなんですッ!

賭け率は、この構図をはっきり示しています。
記事更新時点でUFC公式イベントページが掲載しているオッズは、フッカーが+400、パルナスが-550。
ランキングを持っている側が大穴で、UFC戦績ゼロの側が大本命です!
市場は「フッカーの10位」より「パルナスの23勝2敗」のほうを見ている、っていうことになります。

しかも、この差はずっと開き続けてきました。
カードが発表された直後の8月中旬はフッカー+320、パルナス-400でした。それが大会1週前には+375と-500になり、大会週に入って+400と-550…。
普通なら、大会が近づくにつれて情報が出そろって数字は落ち着くものです。それが3週続けて開いたわけですから、市場は日を追うごとにパルナス側へ寄ってきたことになります。

そして大会が目前に迫ってからは、+375 / -500 と +400 / -550 の間を毎日行き来しています。
一度戻ったかと思えば、翌日にはまた開く。ただし動いているのは差の幅だけで、「UFC未経験の側が大本命」という構図そのものは、3週間まったく変わっていません。

もっとも、フッカー本人は静かに受け止めているわけではないんです。
海外メディアの取材には、パルナスのファンから常軌を逸した脅迫が届いていること、そのうえで自分は「希望と夢を壊しに行く側だ」と話したと報じられています。
相手の速さは認めつつ、5ラウンドっていう長さが自分に味方するという見立てでもあるんです。

かみ合わせもそこに集約されます。
短い時間で終わらせたいパルナスと、長引くほど経験が効いてくるフッカー。第1ラウンドが過ぎたあとに残っているのがどちらのペースか?
そこが勝敗に直結する組み合わせでもあるんです。



※オッズは記事更新時点(2026年9月5日)にUFC公式イベントページが掲載していた数値で、実際の賭け率は各社・時点によって異なります。当ブログは賭けを推奨するものではなく、市場の見立てを紹介する目的で記載しています。

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② なぜフランス人同士の対戦が、UFC史上まだ2度目なのか?


Fares Ziam vs Axel Sola UFC lightweight co-main event image at UFC Paris

※タップすると拡大できます。

同じ国の2人が、同じ夜に片方だけ勝つ

項目 ファレス・ジアム
(Farès Ziam)
FR
アクセル・ソラ
(Axel Sola)
FR
UFCランキング NR
(ライト級)
NR
(ライト級)
プロ戦績 18勝5敗 12勝1敗
(1分け)
代表・拠点 フランス
(リヨン出身)
フランス
(ニース出身)
ニックネーム “ザ・スマイル・キラー” (登録なし)
主な特徴 KO7・一本4
UFCでの経験は3倍以上
UFC3戦2勝
直近は1R一本勝ち

※ランキング・戦績・ニックネームはUFC公式サイト基準・記事更新時点(2026年9月5日)の数値です。両者ともUFC公式ランキングには入っていません。出身地・UFCでの戦績はUFC公式選手ページおよびフランスのMMA専門メディアの報道で確認しました。

この試合の珍しさは、対戦カードそのものにあるんです。
UFCでフランス人同士が組まれるのは、史上まだ2度目!

1度目は2023年、ヤニス・ゲムーリ vs ウィリアム・ゴミス。
会場はもちろんパリのアコー・アリーナ。
UFCがフランスに入ってからまだ4年ですから、そもそも同じ国の選手が同時に育つ時間がなかった、っていうことでもあります。

その2人が、今回はコ・メインに置かれました。

ジアムは、フランス勢の中でもっとも長くUFCで戦ってきた選手のひとり。
戦績は18勝5敗、内訳はKO7・一本4。2022年9月から負けなしで勝ち星を積み、トップ15に入っていました。
その流れが止まったのが、2026年6月7日のトム・ノーラン戦。ここで敗れて、ランキングから外れています。
現在は米国でトレバー・ウィットマンのもとに通い、練習環境を入れ替えたと報じられています。

ソラのほうは、まったく逆の時間軸にいます。
UFCと契約したのが2025年8月ですから、まだ1年。それでも3戦2勝で、しかも直近が目を引くんです!
2026年7月26日、イスマエル・ボンフィムを1ラウンド終了間際のダースチョークで失神させて一本勝ち。相手はUFCで実績のあるブラジル人ファイターでした。

12勝1敗1分という戦績のうち、フィニッシュ率はなんと67%!決着をつけて勝つタイプ。

かみ合わせは、経験と勢いの対比になります。
UFCでの試合数はジアムが3倍以上!ただし直近の内容は、ソラのほうが強く出ています。
そして片方が勝てば、もう片方は地元の大舞台で負けることになる。同じ国の選手が同じ夜に並ぶこと自体が、この大会の成熟度を示しているんですッ!

賭け率は、その対比をほぼ互角と見ています。
記事更新時点でUFC公式イベントページが掲載しているオッズは、ジアムが-160、ソラが+135。
本命はジアムですが、全14試合のなかでは5番目に差が小さい数字なんです。経験の差ほどには、市場が離していないっていうことになります。



※オッズは記事更新時点(2026年9月5日)にUFC公式イベントページが掲載していた数値で、実際の賭け率は各社・時点によって異なります。当ブログは賭けを推奨するものではなく、市場の見立てを紹介する目的で記載しています。

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③ なぜMVPは、契約最終戦にまた階級を上げたのか?


Michael Venom Page vs Nursulton Ruziboev UFC middleweight main card image at UFC Paris

※タップすると拡大できます。

契約の最後の1試合を、階級を上げて戦う

項目 マイケル・ヴェノム・ペイジ
(Michael Venom Page)
ENG
ヌルスルトン・ルジボエフ
(Nursulton Ruziboev)
UZ
UFCランキング #15
(ミドル級)
NR
(ミドル級)
プロ戦績 25勝3敗 37勝9敗
(2分け)
代表・出身 イギリス
(イングランド)
ウズベキスタン
ニックネーム “ヴェノム” “ブラック”
主な特徴 UFC4勝1敗
距離を取る変則的な打撃
一本21・KO13
第1ラウンド決着が26回

※戦績・内訳・ニックネーム・ランキングはUFC公式サイト基準・記事更新時点(2026年9月5日)の数値です。ペイジのミドル級15位は、2026年8月23日時点の公式イベントページには付いておらず、大会1週前の更新で反映されたものです。この試合の契約体重については、UFC公式イベントページがミドル級と表記している一方、一部の海外メディアはウェルター級(170ポンド)と報じています。本記事は公式イベントページの表記を採用しました。

ペイジは、UFCの中では珍しいタイプのファイター。
手を下げたまま距離を取り、相手が入ってきたところにカウンターを合わせる。ポイントゲームに見えて、決めるときは一撃で終わらせる。

UFCに来たのは2024年3月。そこから4勝1敗。
ミドル級ではシャラ・マゴメドフとジャレッド・キャノニアに勝って2戦2勝。ところが本人の希望でウェルター級へ戻り、2026年3月のUFCロンドンでサム・パタソンに判定勝ちしています。

そして今回、また階級を上げてきた。
本人はこの試合が現行契約の最後の1試合になると明言しています。残留してもっと大きな名前と戦いたいっていう意思は示していますが、カード発表の時点で延長は決まっていなかったと報じられています。

つまりペイジにとって、この夜は交渉のテーブルそのものなんです。

しかもその交渉材料が、大会1週前に1つ増えました。
公式ページのペイジに、ミドル級15位が付いたんです。カードが発表された8月中旬の時点では、この試合はランク外同士の対戦でした。
この夜でランキングを持っているのは、フッカー、ノハ・コノル、そしてペイジの3人。契約の最終戦に入る直前で、彼は「ランカー」という肩書きを取り戻したことになります。

相手のルジボエフは、数字が独特。
37勝9敗2分のうち、一本勝ちが21。KOが13。第1ラウンドで終わらせた試合が26回もあるんですッ!
UFCでは5勝1敗で現在3連勝中!唯一の黒星は、階級を下げたウェルター級でのホアキン・バックリー戦。その後ミドル級に戻ってから負けていません。
直近は2026年6月28日、アンドレイ・プリャエフを1ラウンドに一本勝利しています。

かみ合わせは、そのままで「触らせるかどうか」になりそうです。
距離を保ちたいペイジと、組みついて一本を取りたいルジボエフ。ペイジが下がりながら当て続けられるなら判定が見えてきますし、一度でも捕まれば話が変わってきます。

契約の最終戦で、キャリアでも指折りの一本勝ち率を持つ相手。ペイジが選んだのは、かなり分の悪い賭けになってしまったかもしれません。

もっとも、市場の見立ては違います。
記事更新時点でUFC公式イベントページが掲載しているオッズは、ペイジが-190、ルジボエフが+160。本命はペイジのほうなんです。
この数字は大会週に入って-200から-160まで縮んだあと、計量を終えてまた-190へ開きました。ルジボエフ側に寄せる見方と、ペイジの距離を買う見方が、最後まで拮抗きっこうしているっていうことになります。
37勝のうち21が一本勝ちという数字より、「捕まえられなければ意味がない」というペイジの距離のほうを買っている、っていうことになります。



※オッズは記事更新時点(2026年9月5日)にUFC公式イベントページが掲載していた数値で、実際の賭け率は各社・時点によって異なります。当ブログは賭けを推奨するものではなく、市場の見立てを紹介する目的で記載しています。

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その他の注目試合

メインカードの6試合目に置かれたフェザー級では、ルシーニ・ケイタとムハメド・ナイモフが対戦します。ケイタは2026年3月21日のUFCロンドンでナサニエル・ウッドにスプリット判定で敗れ、5連勝が止まったばかり。ナイモフは2025年12月6日のUFC 323でマイロン・サントスに3ラウンドTKOで敗れています。どちらも直近の黒星から戻る一戦です。

そして同じ夜のプレリムには、その2人を止めたウッドとサントスが並ぶ予定でした。組まれた相手は、お互い。つまりケイタ・ナイモフ・ウッド・サントスの4人が、相手を入れ替えて同じカードに載る形だったんです。

ところが大会5日前、そのサントスが病気で欠場しました。
代わりに入ったのが、UFC初参戦のパヴェル・アンドルシュカ。モルドバの24歳で、8戦全勝、8勝のうち7つがフィニッシュ、そのうち5つが第1ラウンド決着です。しかもここまでバンタム級だけで戦ってきた選手が、1週間足らずの準備でフェザー級へ上げてきました。

きれいに揃っていた4人の入れ替えは、これで3人と代役1人に変わりました。
しかも抜けたサントスは、TUFシーズン32の優勝者です。番組を勝ち抜いた選手が消え、番組を経ていない無敗の24歳が入ってきた。プレリムの1試合としては、悪い交換ではないんですッ!

そしてもう1試合、プレリムの最後に置かれた女子ストロー級も外せません。デルフィーン・ベヌアイシュ対ソフィア・モンテネグロです。

ベヌアイシュは、今シーズンのTUF(ジ・アルティメット・ファイター)から上がってきた選手なんです。
UFCが運営するリアリティ番組の第34シーズン「チーム・コーミエ対チーム・ビスピン」は2026年6月14日から配信され、男子バンタム級と女子ストロー級の2階級で契約を争いました。コーチはダニエル・コーミエとマイケル・ビスピンです。
パリ郊外エヴリー出身の31歳は、準々決勝でマッケンジー・スティラーを判定で下して準決勝へ進みました。そこで敗れて番組は終わりましたが、彼女を止めた相手がそのままシーズンを制しています。

対するモンテネグロも、勝ってUFCに入った選手ではありません。
2025年のダナ・ホワイトのコンテンダーシリーズでスプリット判定に敗れながら、その内容を評価されて契約を勝ち取ったアルゼンチン人です。しかも2026年2月のUFCメキシコで組まれていたデビュー戦が、当日に体調不良で流れています。

番組を勝ち抜いていない側と、コンテンダーシリーズで負けた側。しかも片方はデビュー戦そのものが一度消えている。サントスの欠場でアンドルシュカが加わり、この夜のUFCデビュー組は7人になりました。その7人のうちの2人が、同じケージで初勝利を取り合います。

▶ この3試合の詳しい見どころ・選手背景は、noteで詳しく解説しています。


全14試合、どの順番で誰と誰が戦うのか?

どの順番で誰と誰が戦うのか?

UFC公式イベントページに記事更新時点で掲載されているのは、メインカード6試合・プレリム8試合の全14試合です。
2026年8月23日の時点では12試合でしたが、その後2試合が追加されました。アーリープレリムは設定されていません。

UFC公式ではプレリムが米国東部時間の午後12時、メインカードが午後3時開始予定と告知されています。
日本時間では9月6日(日)の午前1:00と午前4:00。土曜の深夜から日曜の朝にかけての時間帯です。

理由は3つ。

  • 1. UFC公式ではプレリムが12:00pm ET、メインカードが3:00pm ET(米国東部時間)表記で告知されている
  • 2. ETから日本時間(JST)への変換は「+13時間」
  • 3. 会場のあるパリは中央ヨーロッパ夏時間で、ETより6時間進んだ表示になる(現地では午後6時と午後9時にあたる)

※ 開始時刻は大会直前まで変更される可能性があります。最新情報はUFC公式サイトでご確認ください。

メインカード(日本時間 9月6日 04:00〜)

※以下は記事更新時点の出場予定です。

Main Card(メインカード)開始時刻は本文参照・6試合表示を切り替え
階級 対戦カード(出場予定) 注目度
ライト級
(Lightweight)
(約70kg / 155lbs)

Main Event
ダン・フッカー
(Dan Hooker / NZ)
(#10 / 24-14)
vs
サラディン・パルナス
(Salahdine Parnasse / FR)
(NR / 23-2)
UFCで1試合も戦っていない元KSW2階級王者が、いきなり5ラウンドのメインイベントへ。相手は2連敗中とはいえライト級10位のベテランです。それでもオッズはフッカー+400、パルナス-550。順位を持たない側が大本命です。8月中旬の+320 / -400から3週続けて差が開き、大会直前は+375 / -500との間を行き来しています。
ライト級
(Lightweight)
(約70kg / 155lbs)

Co-Main Event
ファレス・ジアム
(Farès Ziam / FR)
(NR / 18-5)
vs
アクセル・ソラ
(Axel Sola / FR)
(NR / 12-1-1)
UFC史上2度目のフランス人同士の対戦。1度目も2023年のパリ大会でした。無敗が止まったばかりのジアムと、契約1年で3戦2勝のソラ。どちらが勝っても、地元の誰かが負ける一戦です。オッズはジアム-160、ソラ+135と接戦の見立てです。
ミドル級
(Middleweight)
(約84kg / 185lbs)
マイケル・ヴェノム・ペイジ
(Michael Venom Page / ENG)
(#15 / 25-3)
vs
ヌルスルトン・ルジボエフ
(Nursulton Ruziboev / UZ)
(NR / 37-9-2)
ペイジは現行のUFC契約の最終戦だと明言しています。3月にウェルター級へ戻ったばかりで、今回また階級を上げて登場。大会1週前にミドル級15位が付き、この夜でランクを持つ3人目になりました。相手は37勝のうち21が一本勝ちで、UFC3連勝中のルジボエフです。オッズはペイジ-190、ルジボエフ+160。大会週に一度-160まで縮んだあと、計量後にまた開きました。
ウェルター級
(Welterweight)
(約77kg / 170lbs)
ダニール・ドンチェンコ
(Daniil Donchenko / UA)
(NR / 15-2)
vs
プナヘレ・ソリアーノ
(Punahele Soriano / US)
(NR / 13-4)
8月下旬になって公式ページに載り、そのままメインカードへ入った一戦です。ウクライナのドンチェンコは15勝のうち10勝がKOで、UFCデビューは2025年8月。ソリアーノはUFC7年目のベテランで、13勝のうち8勝が第1ラウンド決着です。大会週に入って初めてオッズが付き、記事更新時点ではドンチェンコ-260、ソリアーノ+210です。
フェザー級
(Featherweight)
(約66kg / 145lbs)
カーティス・キャンベル
(Kurtis Campbell / ENG)
(NR / 8-1)
vs
トレヴァー・ピーク
(Trevor Peek / US)
(NR / 9-3)
リバプール出身のキャンベルは2026年3月にUFCデビューし、初戦を勝利で飾りました。ピークは9勝のうち8勝がKOで、第1ラウンド決着が6回。UFC公式に載っている直近の試合は2024年9月で、2年近く間隔が空いています。オッズはキャンベル-400、ピーク+310。大会3日前にプレリムの先頭からメインカードへ引き上げられた一戦です。
フェザー級
(Featherweight)
(約66kg / 145lbs)
ルシーニ・ケイタ
(Losene Keita / BE)
(NR / 16-2)
vs
ムハメド・ナイモフ
(Muhammad Naimov / TJ)
(NR / 13-4)
どちらも直近の試合で敗れています。ケイタは3月のUFCロンドンでナサニエル・ウッドにスプリット判定負け、ナイモフは昨年12月のUFC 323でマイロン・サントスにTKO負け。ケイタを止めたウッドは同じ夜のプレリムに出ますが、ナイモフを止めたサントスは大会5日前に病気で欠場しました。オッズはケイタ-360、ナイモフ+280。

プレリム(日本時間 9月6日 01:00〜)

※以下は記事更新時点の出場予定です。

Prelims(プレリム)開始時刻は本文参照・8試合表示を切り替え
階級 対戦カード(出場予定) 注目度
フェザー級
(Featherweight)
(約66kg / 145lbs)
モーガン・チャイエー
(Morgan Charrière / FR)
(NR / 21-12-1)
vs
フェリペ・リマ
(Felipe Lima / BR)
(NR / 14-2)
2人とも直近はフィニッシュ負けです。チャイエーは2025年12月にメルキザエル・コスタへ1ラウンドTKO負け、リマは2025年6月のUFC 317でバンタム級に落としてペイトン・タルボットに敗れました。リマは今回フェザー級へ戻ります。オッズはチャイエー+160、リマ-190。大会3日前にメインカードからプレリムへ移り、この夜の第1試合になりました。
ヘビー級
(Heavyweight)
(約120kg / 265lbs)
マリオ・ピント
(Mario Pinto / PT)
(NR / 12-0)
vs
ライアン・スパン
(Ryan Spann / US)
(NR / 24-11)
ポルトガルのピントは12戦全勝の無敗。スパンはライトヘビー級から上げてきたベテランで、24勝のうち14が一本勝ちです。オッズは8月中旬のピント-850 / スパン+575から-315 / +255まで一気に縮まりました。この大会でもっとも見立てが動いた試合です。
ライトヘビー級
(Light Heavyweight)
(約93kg / 205lbs)
ウマル・シー
(Oumar Sy / FR)
(NR / 12-2)
vs
モデスタス・ブカウスカス
(Modestas Bukauskas / LT)
(NR / 20-7)
2人とも2025年のUFCパリで勝っている選手です。シーはブレンドソン・ヒベイロを1ラウンドTKO、ブカウスカスはポール・クレイグをKOし、クレイグはその場で引退を表明しました。1年後、同じ会場で今度は互いに当たります。オッズはシー-230、ブカウスカス+190。
フェザー級
(Featherweight)
(約66kg / 145lbs)
ナサニエル・ウッド
(Nathaniel Wood / ENG)
(NR / 23-6)
vs
パヴェル・アンドルシュカ
(Pavel Andrusca / MD)
(NR / 8-0)
大会5日前にマイロン・サントスが病気で欠場し、代役にUFC初参戦のパヴェル・アンドルシュカが入りました。モルドバの24歳は8戦全勝で、8勝のうち7つがフィニッシュ、うち5つが第1ラウンド決着です。ここまでバンタム級だけで戦ってきた選手が、1週間足らずの準備でフェザー級へ上げてきました。計量は許容枠いっぱいの146ポンドでクリアしています。オッズはウッド-300、アンドルシュカ+240。代役が決まった直後はアンドルシュカ-130、ウッド+110と代役のほうが本命でしたが、丸1日で完全に入れ替わりました。
フライ級
(Flyweight)
(約57kg / 125lbs)
マイケル・アルジャルージュ
(Michael Aljarouj / FR)
(NR / 13-3)
vs
ファビア・シンテス
(Fabia Sintes / ES)
(NR / 11-3)
8月下旬に公式ページへ反映された、この大会で唯一のフライ級戦です。2人ともオクタゴン初登場で、フランスのアルジャルージュとスペインのシンテスの対戦。オッズはアルジャルージュ-125、シンテス+105。
女子バンタム級
(Women’s Bantamweight)
(約61kg / 135lbs)
ノハ・コノル
(Nora Cornolle / FR)
(#13 / 9-4)
vs
クラウディア・シグワ
(Klaudia Sygula / PL)
(NR / 8-2)
この大会でランキングが付いている3人のうちの1人がコノルです。2026年2月に敗れて2連敗となり、その試合で右肩を脱臼して数か月のリハビリを経ての復帰戦。相手のシグワは3連勝中です。オッズはシグワ-120、コノル+100。9月5日になって本命と穴が入れ替わり、ランキング13位のコノルのほうが穴になりました。
ミドル級
(Middleweight)
(約84kg / 185lbs)
マチュー・デュクロ
(Matthieu Duclos / FR)
(NR / 10-3)
vs
ルイス・フェリペ・ジアス
(Luis Felipe Dias / BR)
(NR / 18-5)
この夜に7人いるUFCデビュー組の1人がデュクロです。2026年7月にUFCと契約し、フランス国内の団体で84kg級王座を防衛してきた選手。相手のジアスはUFCで経験を積んできたブラジル人で、デビュー戦としては重い相手です。オッズはデュクロ-115、ジアス-105。両者ともマイナスという珍しい数字で、どちらを買っても賭け金より戻りが少ないという意味です。市場が優劣をほぼ付けられていません。
女子ストロー級
(Women’s Strawweight)
(約52kg / 115lbs)
デルフィーン・ベヌアイシュ
(Delphine Benouaich / FR)
(NR / 7-2)
vs
ソフィア・モンテネグロ
(Sofia Montenegro / AR)
(NR / 6-2)
2人ともオクタゴン初登場です。ベヌアイシュは今シーズンのTUF(ジ・アルティメット・ファイター第34シーズン)で女子ストロー級の準決勝まで進んだフランスの選手。モンテネグロは2025年のコンテンダーシリーズで敗れながら契約を勝ち取り、2026年2月に組まれたデビュー戦は当日に流れています。どちらが勝ってもUFCデビュー戦での勝利になります。オッズはベヌアイシュ-145、モンテネグロ+120。

※ 上記は記事更新時点(2026年9月5日)にUFC公式イベントページで確認できる全14試合と、そこに掲載されている放送順です。戦績はUFC公式サイト、ufcstats.com、および各種MMA専門メディアで確認した数値です。サラディン・パルナスの23勝2敗は、UFC公式選手ページが未反映のため複数の集計サイトで一致した数値を採用しました。マチュー・デュクロ、デルフィーン・ベヌアイシュ、マイケル・アルジャルージュ、ファビア・シンテスの4人は、これまでUFC公式選手ページの通算戦績が未反映(0勝0敗などの表示)でしたが、大会3日前までに反映されたため表へ記載しました。デュクロは公式の日本語表記そのものが「マチュー・ルト・デュクロ」から「マチュー・デュクロ」へ変わっています。マイケル・アルジャルージュは公式選手ページの出身地がシリアのアレッポ、ルシーニ・ケイタは同じくギニアですが、イベントページの代表国表示はそれぞれフランスとベルギーです。本記事は代表国表示のほうに従っています。大会5日前にマイロン・サントスが病気で欠場し、ナサニエル・ウッドの相手はパヴェル・アンドルシュカへ変わりました。アンドルシュカのカタカナ表記は大会3日前に公式日本語ページへ追加されたため、表もそれに合わせています。オッズは全14試合に掲載されていますが、数値は毎日動いています。メインカードとプレリムの区分について:公式イベントページは区分タブのない1本の「Fight Card」リストで表示されていますが、UFC公式が2026年8月31日に公開した試合ごとのプレビュー記事が、メインカード6試合・プレリム8試合として全14試合を明記しました。本記事の区分はこれに従っています。放送順・出場選手は大会当日まで変わる可能性があるため、最終確認はUFC公式サイト、U-NEXT、UFC Fight Passなどの最新情報を確認するのが確実です。

計量は全員クリア。14試合がそのまま成立します

公式計量は現地9月4日(金)に行われ、日本時間の同日夜に結果が出ました。
28人全員がリミットをクリアし、計量失敗による中止・キャッチウェイト変更はゼロ。カードは14試合のまま確定しています。

数字で目を引くのは、次の3試合です。

  • 【メインイベント】
    ダン・フッカー 155lbs(70.31kg) vs サラディン・パルナス 155lbs(70.31kg)
    2人とも同じ数字。5ラウンドの大トリを前に、体重差はゼロです
  • 【コ・メイン】
    ファレス・ジアム 155lbs(70.31kg) vs アクセル・ソラ 155lbs(70.31kg)
    フランス人同士の一戦も、そろって同じ数字でした
  • 【注目のプレリム】
    ナサニエル・ウッド 146lbs(66.22kg) vs パヴェル・アンドルシュカ 146lbs(66.22kg)
    大会5日前にバンタム級から上げてきた代役が、許容枠いっぱいの146ポンドでクリアしました

体重を落としきれずに揉めた選手は、1人もいません。
許容枠いっぱいまで使ったのは、ミドル級のヌルスルトン・ルジボエフ(186lbs)とライトヘビー級のウマル・シー(206lbs)の2人。どちらも規定内なので、試合の成立には影響しません。

※計量体重はUFC公式の計量結果ページに基づきます。ライト級・フェザー級・ミドル級・ライトヘビー級・女子バンタム級・女子ストロー級の各非タイトル戦には1ポンドの許容枠があります(フェザー級なら146ポンドまで、ミドル級なら186ポンドまでが規定内)。

なぜUFCパリのカードは、1週間で14試合まで増えたのか?

このカードは、7月中旬から少しずつ発表が積み上がってきました。
2026年8月23日の時点では公式ページに12試合しか載っていませんでしたが、大会1週前までに14試合へ増えています。経緯を知っておくと当日の混乱が減るので、判明している分をまとめておきます。

  • 【メインイベントが最後に決まった】
    2026年7月15日の時点でUFCが発表していたのは8試合で、メインイベントは未定でした。ダン・フッカー vs サラディン・パルナスが決まったのは、パルナスがUFCと契約した7月24日以降です。つまりこのカードは、大トリが空いたまま2週間近く組み立てられていました
  • 【報道が先行していた2試合が、そのまま公式へ載った】
    ウェルター級のダニール・ドンチェンコ vs プナヘレ・ソリアーノと、フライ級のマイケル・アルジャルージュ vs ファビア・シンテスは、8月中旬の時点で報じられながら公式日本語ページに反映されていませんでした。それが8月下旬に掲載され、全14試合になっています。しかもドンチェンコ vs ソリアーノは、そのままメインカードの4試合目に入りました
  • 【ペイジにミドル級15位が付いた】
    8月中旬の公式ページでは、マイケル・ヴェノム・ペイジ vs ヌルスルトン・ルジボエフはランク外同士の対戦でした。大会1週前の更新でペイジに15位が付き、この夜でランキングを持つ選手は2人から3人に増えています
  • 【全28人の日本語表記がそろった】
    マチュー・デュクロ、デルフィーン・ベヌアイシュ、マイケル・アルジャルージュ、ファビア・シンテスの4人は、8月中旬の公式日本語ページでは英字表記のままでした。大会3日前には代役のパヴェル・アンドルシュカにもカタカナが付き、28人全員の日本語表記がそろっています。なおデュクロは、公式の表記そのものが「マチュー・ルト・デュクロ」から「マチュー・デュクロ」へ変わりました
  • 【UFCデビューが7人いる】
    サラディン・パルナス、マチュー・デュクロ、デルフィーン・ベヌアイシュ、マイケル・アルジャルージュ、ファビア・シンテス、ソフィア・モンテネグロ、そして代役のパヴェル・アンドルシュカの7人は、UFC公式選手ページのオクタゴンデビュー日がいずれも2026年9月5日です。28人中7人がオクタゴン初登場で、そのうち1人がメインイベンターという構成になっています
  • 【大会5日前に欠場と代役が出た】
    フェザー級のマイロン・サントスが病気でカードを外れ、UFC初参戦のパヴェル・アンドルシュカ(8戦全勝)がナサニエル・ウッドの相手として入りました。サントスはTUFシーズン32の優勝者で、アンドルシュカはここまでバンタム級だけで戦ってきた24歳です
  • 【放送順が大会週に入って2度動いた】
    大会4日前の更新で、メインカードの5・6番目(ケイタ vs ナイモフとチャイエー vs リマ)と、プレリムの1・2番目(キャンベル vs ピークとピント vs スパン)が入れ替わりました。さらに大会3日前の更新では、プレリムの先頭にいたキャンベル vs ピークがメインカードの5試合目へ上がり、入れ替わりにチャイエー vs リマがメインカードからプレリムの先頭へ下がっています。メインカード6試合・プレリム8試合という区分自体は、どちらの更新でも変わっていません
  • 【オッズは毎日動いている】
    8月中旬に掲載されていたのは2試合分だけでしたが、大会1週前に12試合、大会週に入って残る2試合にも数値が付きました。そこからは日ごと、ときには1日のうちにも動いています。大会3日前は14試合中13試合の数字が変わり、その日のうちにさらに5試合、9月4日と9月5日にもそれぞれ9試合ずつ動いています。もっとも大きく振れたのはウッド vs アンドルシュカで、代役のアンドルシュカに付いていた-130が、丸1日で+270まで移りました。当日には女子バンタム級のコノル vs シグワで本命と穴が入れ替わっています
  • 【アーリープレリムは設定されていない】
    公式ページの表示が「メインカード / プレリム / アーリープレリム」のタブ形式から、1本の「Fight Card」リストへ変わりました。アーリープレリムに相当する試合は入っておらず、開始時刻の告知もプレリムとメインカードの2区分だけです

つまり、7月や8月中旬に公開された各媒体のカード紹介記事と、当日の実際の並びはずれる可能性があります。
目当ての試合がある方は、大会当日にもう一度UFC公式サイトを開くのが確実です。

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今日からできる3ステップ

3ステップ

当日に向けて今日からできる準備は、大きく3つです。
アラーム、視聴サービス、そして予習。順番に片づけていきましょう。

STEP1. 日本時間9月6日(日)午前1:00 / 午前4:00にアラームをセットする

第1試合から追いたい人は9月6日(日)午前1:00、メインカードだけで十分な人は同日午前4:00を目安にしておきましょう。土曜の深夜から日曜の朝にかけての開催なので、寝るか起きるかを先に決めておくと当日が楽になります。

自分に合う観戦スタイルは、以下の表からイメージしてみてください。

観戦スタイル 起きる時間の目安(日本時間) こんな人向け
全部観る派 9月6日(日)午前1:00 プレリムから全14試合を見届けたい人
メインカード派 9月6日(日)午前4:00 メインとコ・メイン、MVPの一戦を効率よく楽しみたい人
ハイライト派 日曜の午前以降 結果記事とハイライトで振り返りたい人

STEP2. 視聴サービスを確認する

日本国内では、これまでの大会と同様にU-NEXTでの見放題ライブ配信が見込まれています。
UFC Fight Passでも視聴できる見通しですが、いずれも大会直前に公式で最新情報を確認しておきましょう。

なお米国ではParamount+での配信が発表されており、日本向けの配信条件とは別物です。
配信スケジュールや料金の最新情報は、U-NEXTのUFCページで確認できます。

STEP3. 「なぜパルナスが大本命なのか?」を予習する

当日いきなり観るより、メインイベントの背景だけでも先に頭に入れておくと、試合の見え方が変わります。

覚えておくのは1つだけで十分です。
パルナスはUFCでこそ無名ですが、KSWという団体でフェザー級とライト級の王座を同時に持っていた選手で、通算戦績23勝2敗。最後の黒星は2023年12月です。

一方のフッカーは、上位2人に連続でフィニッシュされて2連敗中。順位の「10位」は、その2敗の前に積み上げたものなんです。

つまり今回の焦点は、「フッカーがまだ上位相手に耐えられるのか」に集約されます。
第1ラウンドが静かに終わればフッカー側、序盤から一方的に圧が続けばパルナス側。
時計を見ながら観ると、判定を待たなくても流れが読めるようになりますッ!

観戦前セルフチェック:準備は整ってる?

3ステップを終えたら、当日までにこのチェックで抜けがないか確認しておきましょう。
3つすべてYesなら準備は完璧ですッ!

  • 【チェック1】
    日本時間9月6日(日)午前1:00(プレリム)または午前4:00(メインカード)にアラームをセットした?
  • 【チェック2】
    自分が使う視聴サービス(U-NEXT / UFC Fight Pass)にログインできる状態になっている?
  • 【チェック3】
    パルナスがUFCの外でどんな実績を残してきたかは把握した?

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よくある質問

FAQ

ここでは、UFCファイトナイト・パリについて特に気になりやすいポイントを、よくある質問形式でまとめています。
視聴方法と時間、放送順、パルナスとフッカーの立ち位置、パリ開催の回数、そして掲載試合数の5点が中心です。

Q1UFCパリはどこで見られる? タップで答え
答え:これまでの大会と同様、U-NEXTでの見放題ライブ配信が見込まれます。UFC Fight Passでの視聴も可能な見通しです。
  • 日本国内では、U-NEXTとUFC Fight Passの配信情報を確認するのが基本
  • U-NEXT:日本語実況・見逃し配信に対応
  • UFC Fight Pass:英語実況・アーカイブ重視の人向け
  • 米国ではParamount+での配信が発表されており、日本向けの配信条件とは別
  • 大会直前にU-NEXT、UFC Fight Pass、UFC公式ページで最新情報を確認しておきましょう

最新の配信状況や料金はU-NEXTのUFCページで確認できます。

Q2UFCパリは日本時間でいつ開催? タップで答え
答え:プレリムが日本時間2026年9月6日(日)午前1:00、メインカードが同日午前4:00開始予定です。
  • 米国東部時間では9月5日(土)の午後12時と午後3時に開始予定
  • ETから日本時間(JST)への変換は「+13時間」
  • 会場のあるパリは中央ヨーロッパ夏時間で、ETより6時間進んだ表示になる
  • 現地の時計では午後6時(プレリム)と午後9時(メインカード)にあたる
Q3UFCパリのメインカードとプレリムの放送順は? タップで答え
答え:記事更新時点のUFC公式イベントページでは、メインカード6試合・プレリム8試合の全14試合です。
  • メインカード:①フッカー vs パルナス(ライト級)②ジアム vs ソラ(ライト級・コ・メイン)③ペイジ vs ルジボエフ(ミドル級)④ドンチェンコ vs ソリアーノ(ウェルター級)⑤キャンベル vs ピーク(フェザー級)⑥ケイタ vs ナイモフ(フェザー級)
  • プレリム:①チャイエー vs リマ②ピント vs スパン③シー vs ブカウスカス④ウッド vs アンドルシュカ⑤アルジャルージュ vs シンテス⑥コノル vs シグワ⑦デュクロ vs ジアス⑧ベヌアイシュ vs モンテネグロ
  • 大会5日前にマイロン・サントスが病気で欠場し、ウッドの相手はパヴェル・アンドルシュカへ変わりました。放送順は大会週に入って2度動いており、大会3日前の更新ではキャンベル vs ピークがプレリムからメインカードへ、チャイエー vs リマがメインカードからプレリムへ移っています
  • アーリープレリムは記事更新時点で設定されていません
  • 2026年8月23日の時点では全12試合でしたが、ドンチェンコ vs ソリアーノとアルジャルージュ vs シンテスが加わって14試合になりました
  • 公式イベントページは区分タブのない1本の「Fight Card」リスト表示に変わっていますが、UFC公式が2026年8月31日に公開した試合ごとのプレビュー記事がメインカード6試合・プレリム8試合と明記しています
Q4なぜUFCで1試合も戦っていないパルナスがメインイベントなの? タップで答え
答え:UFCの外ですでにトップクラスの実績を積んでおり、しかも開催地フランスの選手だからです。
  • パルナスは通算23勝2敗で、記事更新時点で5連勝中
  • ポーランドのKSWでフェザー級とライト級の王座を同時に保持していた
  • 最後の黒星は2023年12月の、階級を2つ上げたウェルター級王座戦
  • 2024年に一度UFCのオファーを断り、2026年7月に改めて契約した
  • UFC公式選手ページのオクタゴンデビュー日は2026年9月5日で、今回が正真正銘のUFC初戦
  • UFCのパリ開催は5年連続5度目で、地元選手を主役に置く構成が定着している
Q5フッカーは2連敗中なのに、なぜまだ10位なの? タップで答え
答え:2敗の相手がどちらもライト級の上位で、その前には3連勝を積み上げていたからです。
  • 2025年11月22日、ライト級2位のアルマン・ツァルキャンに2ラウンドのアームトライアングルチョークで一本負け
  • 2026年1月31日のUFC 325で、フランスのブノワ・サン・ドニに2ラウンド4分45秒でTKO負け
  • その2敗の前は3連勝で、プエレス戦のTKO勝ちを含む
  • 通算24勝14敗で、KO11・一本7・第1ラウンド決着12回
  • UFC公式イベントページは記事更新時点でフッカーを10位と表記しているが、一部の海外集計サイトは12位としている
  • 記事更新時点のオッズはフッカー+400、パルナス-550で、市場は順位ほどフッカーを評価していない
  • 2026年8月中旬は+320 / -400、8月下旬は+375 / -500、大会週の頭は+400 / -550。3週開き続けたあと、大会直前は+375 / -500と+400 / -550の間を日ごとに行き来している
Q6UFCのパリ開催はこれで何回目? タップで答え
答え:5年連続5度目です。2022年から毎年9月に、同じアコー・アリーナで開かれています。
  • 2022年9月3日:ガヌ vs トゥイヴァサ。UFC初のフランス開催で観客15,405人
  • 2023年9月2日:ガヌ vs スピヴァク。観客15,610人
  • 2024年9月28日:モイカノ vs サン・ドニ。観客15,449人
  • 2025年9月6日:イマボフ vs ボハーリョ。観客15,724人で、1大会9KOはUFCの当時の新記録
  • フランスでMMAが競技として認められたのは2020年で、その2年後に初開催にこぎつけた
Q7UFCパリの試合数は結局いくつになったの? タップで答え
答え:記事更新時点で全14試合です。8月中旬の12試合から2試合増えました。
  • 内訳はメインカード6試合・プレリム8試合で、アーリープレリムは設定されていない
  • 追加されたのはウェルター級のダニール・ドンチェンコ vs プナヘレ・ソリアーノと、フライ級のマイケル・アルジャルージュ vs ファビア・シンテス
  • どちらも8月中旬の時点で報道はされていたが、公式日本語ページには載っていなかった
  • ドンチェンコ vs ソリアーノはそのままメインカードの4試合目に入っている
  • 同じ更新でマイケル・ヴェノム・ペイジにミドル級15位が付き、ランキング保持者が2人から3人になった
  • 大会当日まで欠場・追加で並びが変わることがあるため、最終確認はUFC公式サイトで行うのが確実

まとめ:パリの日曜未明に、誰が主役になるのか?

まとめ

UFCファイトナイト・パリは、タイトルマッチのない14試合の大会。
ただ、出場選手の代表国と経歴を並べると、この夜の性格が見えてきます。

  1. 全14試合に出る28人のうち9人がフランス代表で、メインカードの12人に限れば4人がフランス人。
  2. メインイベントに立つサラディン・パルナスは、UFCで1試合も戦っていない元KSW2階級王者。
  3. コ・メインのジアム vs ソラは、UFC史上まだ2度目のフランス人同士の対戦になります。

その一方で、この夜に「順位」を持ち込んでいるのはたった3人です。
ライト級10位のダン・フッカー、大会1週前に15位が付いたマイケル・ヴェノム・ペイジ、そして女子バンタム級13位のノハ・コノル。
しかもフッカーは2連敗中で、コノルも2連敗からの復帰戦なんです。

賭け率も、その構図をなぞっています。
大会週に入って全14試合にオッズが付きましたが、メインでは順位を持たないパルナスが-550。8月中旬の-400から-500、-550と開き、大会直前は-500と-550の間を行き来しています。
そして開幕を翌日に控えた9月5日、13位のノハ・コノルまで穴に回りました。ランキングを持つ3人のうち2人が、市場では格下に見られている計算です。数字は毎日動いても、順位の数字と市場の評価が揃っていないことだけは、この3週間ずっと変わっていないんです。

5年続けてパリに来たUFCが、今年はカードの3分の1を地元の選手で埋めました。その答えが出るのが、日本時間の日曜未明ですッ!

※この記事の情報は、2026年9月5日時点でUFC公式サイトおよび各種MMA専門メディアの報道をもとに確認したもので、対戦カード・放送順・ランキング・戦績は大会直前まで変動する可能性があるため、最新情報はご自身で都度公式サイトで確認して下さい。

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試合開始時間、対戦カードが変更になる可能性あります。最新の配信状況はU-NEXTサイトや大会公式サイトにてご確認ください。

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