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この記事のポイント
- UFCベガス119 結果|ケイプ vs 堀口(2026年6月20日)
- 目次
- 結論:どんな大会だった?
※情報出典:UFC公式サイト
UFCベガス119 結果|ケイプ vs 堀口(2026年6月20日)
- 大会名:UFC Fight Night:Kape vs Horiguchi(UFCベガス119 / UFC Fight Night 279)
- 開催日:2026年6月20日(日本時間:6月21日 プレリム06:00〜 / メインカード09:00〜)
- 会場:Meta APEX(メタ・エイペックス)、ラスベガス、アメリカ合衆国
- 視聴:U-NEXT(日本・日本語実況) / Paramount+(米国) / UFC Fight Pass(配信地域により異なる)
大会結果サマリー
ラスベガスのMeta APEXで開催されたUFCベガス119。
全12試合のうち7試合がフィニッシュ決着、5試合が判定となりました。
メインイベントでは、フライ級2位のマネル・ケイプと同5位の堀口恭司が、2017年大晦日のRIZINバンタム級トーナメント以来となる約8年半ぶりの再戦に臨みました。1R・2Rは堀口がボディキック、打撃のタイミング、テイクダウンとトップコントロールで試合をリード。しかし3R、ケイプがカウンターの右を効かせると、グラウンドでの追撃からパンチを畳みかけ、3R 2分42秒にTKO勝利。8年半越しのリベンジを果たしました。
メインカードでは、UFCデビュー戦のムルタザリ・マゴメドフがメルシック・バグダサリアンを相手に、1R 1分17秒のツイスターで一本勝ち。公式記録上はツイスター、報道ではスコティッシュ・ツイスターとも表現される希少なフィニッシュで、ツイスター系の一本勝ちとしてはUFC史上4例目。デビュー戦から強烈なインパクトを残しました。
- ケイプが堀口に3R 2分42秒TKO勝利。8年半前のRIZIN戦での雪辱を果たし、フライ級タイトル戦線に名乗りを上げた
- マゴメドフがUFCデビュー戦でツイスター一本勝ち。1R 1分17秒はUFC史上4例目のツイスター決着として報じられた
- オリヴェイラ vs フィリの打撃戦がFight of the Night!パンチ、ニー、エルボーを交えた猛攻で、オリヴェイラがフィリを2R終盤に沈めた
この記事の要点
- 【大会結果】
2026年6月20日(日本時間21日)、UFCベガス119(Meta APEX, ラスベガス)にて全12試合が実施。フィニッシュ7試合・判定5試合 - 【メインイベント結果】
マネル・ケイプ(フライ級2位)が堀口恭司(同5位)に3R 2分42秒TKO勝利。2017年RIZIN戦での敗戦を約8年半越しに雪辱 - 【最大の見どころ】
ムルタザリ・マゴメドフがUFCデビュー戦でツイスター一本勝ち(1R 1分17秒)。ツイスター系の一本勝ちとしてUFC史上4例目で、希少なフィニッシュとして大きな注目を集めた - 【ボーナス】
Fight of the Nightはオリヴェイラ vs フィリ、Performance of the Nightはマゴメドフとケイプが受賞
目次
- 結論:どんな大会だった?
- 【メインイベント・フライ級】マネル・ケイプ vs 堀口恭司
- 【コ・メインイベント・ライトヘビー級】ナヴァホ・スターリング vs イオン・クテラバ
- 【メインカード・フェザー級】クリスチャン・ロドリゲス vs ハイダー・アミル
- 【メインカード・フェザー級】ムルタザリ・マゴメドフ vs メルシック・バグダサリアン
- 【メインカード・フェザー級】ヴィニシウス・オリヴェイラ vs アンドレ・フィリ
- 【プレリム・129lbsキャッチウェイト】ケヴィン・ボルハス vs アンドレ・リマ
- 【プレリム・女子バンタム級】ビア・メスキータ vs メリッサ・マリンズ
- 【プレリム・フライ級】ミッチ・ラポーゾ vs アラン・ナシメント
- 【プレリム・フェザー級】ガストン・ボラニョス vs マイケル・アズウェルJr.
- 【プレリム・ウェルター級】レヴァン・チョクヘリ vs リオン・シャバージアン
- 【プレリム・女子バンタム級】ルアナ・サントス vs カロル・ホザ
- 【プレリム・フェザー級】シェーン・コリンズ vs オタリ・タンジロヴィ
- ポストファイトボーナス
- 全試合一覧
- 総まとめ
- よくある質問
結論:どんな大会だった?
先に結論
UFCベガス119でこの記事が伝えたいことは、「ケイプが8年半越しの雪辱を逆転TKOで果たし、マゴメドフがUFC史上4例目のツイスターでデビュー戦を飾った夜」ということです。
理由は3つあります。
- メインイベントで、2017年にRIZINで一本負けしたケイプが、2ラウンド分のビハインドを背負いながら3Rの一撃で堀口を逆転TKOした
- UFCデビュー戦のマゴメドフが、UFC史上わずか4人目という稀少なツイスターを1分17秒で成功させ、強烈なインパクトを残した
- メインカード5試合すべてがフィニッシュ決着となり、全体のフィニッシュ率も7/12試合、約58%と高水準だった
一言で言うなら、「8年半越しのリベンジと、UFC史上4例目の珍しい一本が同居した夜」でした。
2017年大晦日、RIZINバンタム級トーナメントでアームトライアングルチョークに沈められたマネル・ケイプ。再戦となったメインイベントでは1R・2Rを堀口恭司にリードされながらも、3Rの一瞬で勝負を決めるカウンターを的中させ、3R 2分42秒のTKO勝利でついに雪辱を果たしました。元RIZINライバル同士の8年半ぶりの再戦が、まさかの形で決着した一夜です。
メインカードでは、UFCデビュー戦のムルタザリ・マゴメドフがメルシック・バグダサリアンを相手に、開始からわずか1分17秒でツイスターによる一本勝ち。UFC史上でもこの技を極めたのはコリアン・ゾンビ、ブライス・ミッチェル、ダモン・ブラックシアーに次いでわずか4人目という、滅多に見られないフィニッシュでした。
メインカードの他の試合も劇的でした。
クリスチャン・ロドリゲスはハイキックでハイダー・アミルを崩してからギロチンで仕留め、ヴィニシウス・オリヴェイラは代役出場のアンドレ・フィリをパンチ、ニー、エルボーを交えた猛攻で圧倒。さらにコメインイベントでは、ナヴァホ・スターリングがイオン・クテラバを2R TKOで下し、無敗の勢いをさらに強めました。オリヴェイラ vs フィリはFight of the Nightに選ばれています。
- フィニッシュ率:7/12試合(約58%)
- メインカードのフィニッシュ率:5/5試合(100%)
- 1Rフィニッシュ:4試合(ロドリゲス、マゴメドフ、メスキータ、チョクヘリ)
- 堀口にとって第2次UFC参戦後初の黒星。一方ケイプはUFCで4連続KO/TKO勝利となり、タイトル戦線に前進
- マゴメドフのツイスターはUFC史上4例目の希少な決着として報じられ、デビュー戦のインパクトとしては歴史に残る一本だった
大会を彩った3つのドラマ
- 【ケイプの「3R大逆転」】
1R・2Rは堀口が試合をリード。しかし3Rに入ってもケイプはひるまず、カウンターの右から試合をひっくり返した。8年半前に敗れた相手への雪辱を、最も劇的な形で果たした逆転劇だった。 - 【マゴメドフの「77秒の伝説」】
UFCデビュー戦で、UFC史上わずか4人目となるツイスターを決めた新人。1R 1分17秒という短時間で極め切ったインパクトは、フェザー級に新たな脅威の登場を告げるものだった。 - 【オリヴェイラ vs フィリの「殴り合いの末の決着」】
代役出場のフィリが被弾しながらも前進し続け、オリヴェイラもダメージを負いながら最後まで攻め切った。両者譲らぬ打撃戦はFight of the Nightにふさわしい激闘だった。
【メインイベント・フライ級】マネル・ケイプ vs 堀口恭司 結果|ケイプが3R 2分42秒TKOで8年半越しのリベンジ達成!
- 【対戦】
・マネル・ケイプ(Manel Kape /
)(#2 / 23-7)
・堀口恭司(Kyoji Horiguchi /
)(#5 / 36-6 1NC) - 【階級】フライ級 / Flyweight(125lbs / 約56.7kg)
- 【結果】マネル・ケイプがTKO(パンチ)で勝利
- 【ラウンド / 時間】3R 2:42
試合結果まとめ
- 1Rは互いに探り合う展開ながら、堀口がボディキックとテイクダウンで主導権を握った。終盤にはシングルレッグでテイクダウンを奪い、ラウンドを取った
- 2Rも堀口が左フックから流れを作り、テイクダウンへ移行。ハーフガードから上を取り続けてコントロールしたが、ケイプは下から肘で応戦して耐えた
- 3R、堀口が打撃でケイプを止める場面もあったが、ケイプが右カウンターを的中させて一気に形勢逆転。崩れた堀口に追撃のパウンドを浴びせ、2分42秒にレフェリーが試合を止めた
分析:なぜケイプは劣勢から一気に逆転できたのか?
この試合で最も際立ったのは、「2ラウンド分のビハインドを一発で帳消しにする」ケイプの瞬間的な決定力でした。
堀口恭司は元RIZIN二階級制覇王者、元Bellatorバンタム級王者という輝かしい実績を持つベテラン。2025年のUFC再参戦後はタギル・ウランベコフ戦を一本勝ち、アミル・アルバジ戦を判定勝ちと2連勝中で、今回のケイプ戦に勝てばタイトル戦線に大きく近づく一戦でした。
序盤から堀口は、ボディキックでケイプのリズムを崩し、距離が詰まったところでテイクダウンを差し込む戦略を選択。1R終盤のシングルレッグ、2Rの打撃からのテイクダウンと、計算された試合運びでケイプを苦しめ続けました。2Rはハーフガードで上を取る時間が長く、ケイプは下から肘を返しながら耐える展開でした。
ポイントになったのは、3Rの打撃戦です。
堀口は3Rに入っても前に出て、右、左フック、ジャブなどを当ててケイプを一時的に止める場面を作りました。普通ならここで堀口が試合の流れを完全に握り直す場面でしたが、ケイプは下がり切らず、距離とタイミングを探り続けました。
そして、堀口が前進してきた瞬間。ケイプの右カウンターが顎を捉え、堀口は大きくふらつきました。ケイプはそこを見逃さず、押し倒してから連打。うつ伏せに崩れた堀口に追撃のパンチを当てたところで、レフェリーが試合を止めました。
2ラウンドのビハインドを、3Rのわずか1発で帳消しにする。これがケイプの最大の武器であり、この試合の本質だったと言えます。
フライ級タイトル戦線へ
この勝利で、ケイプはフライ級タイトル戦線に一気に近づきました。
UFCでは4連続KO/TKO勝利を継続。試合後のインタビューでは「堀口は自分が戦った中で最高のファイターの一人」と最大限のリスペクトを示しつつ、次戦はタイトルマッチを希望する意思を明確にしました。
堀口にとっては、第2次UFC参戦後初の黒星。元RIZIN二階級制覇王者としての誇りを持ちながら、再起への道を探ることになります。
まとめ
8年半前にRIZINでアームトライアングルチョークに沈められたマネル・ケイプ。今回のリマッチでは2ラウンド分のビハインドを背負いながら、3R 2分42秒の劇的なTKOで雪辱を果たしました。
堀口の的確なテイクダウンと打撃に苦しみながらも、一瞬のカウンターチャンスを逃さなかったケイプの勝負強さは、キャリアでも屈指のパフォーマンスと言える内容でした。
ケイプはこの勝利でフライ級タイトル戦線へ大きく踏み込みました。次戦の相手が誰になるか、フライ級の今後が大きく動く一夜となりました。
【コ・メインイベント・ライトヘビー級】ナヴァホ・スターリング vs イオン・クテラバ 結果|スターリングが2R 3分23秒TKOで無敗継続、UFC5戦全勝!
- 【対戦】
・ナヴァホ・スターリング(Navajo Stirling /
)(10-0)
・イオン・クテラバ(Ion Cutelaba /
)(20-12-1 1NC) - 【階級】ライトヘビー級 / Light Heavyweight(205lbs / 約93.0kg)
- 【結果】ナヴァホ・スターリングがTKO(ストライク / パンチ&エルボー)で勝利 ★$25,000フィニッシュボーナス
- 【ラウンド / 時間】2R 3:23
試合結果まとめ
- 1Rはクテラバが組みとスタンディングギロチンで主導権を握ろうとしたが、スターリングが冷静に対処し、大きなダメージを許さなかった
- 2Rもクテラバがキムラを絡めるなど粘りを見せたが、徐々にスタミナを消耗。スターリングがケージ際でクテラバを捕まえ、上のポジションから一方的に攻め込んだ
- クテラバが反撃できないまま亀のように固まるところへパンチとエルボーが続き、2R 3分23秒でレフェリーストップ。スターリングがプロ通算10戦全勝、UFC5戦全勝に伸ばした
分析:スターリングが見せた「我慢の勝負強さ」
この試合で目立ったのは、クテラバの粘っこい仕掛けに対してスターリングが最後まで動じなかったことでした。
イオン・クテラバは経験豊富なベテランとして知られ、スタンディングギロチンやキムラなど、組み際でサブミッションを狙える危険なファイター。前戦ではウマル・シーを1R一本で仕留めるなど、油断ならない相手でした。
1Rからクテラバはスタンディングギロチンを仕掛けるなど積極的に試合を動かそうとしましたが、スターリングはそこで慌てなかった。極められそうな場面でも落ち着いて対処し、致命的なダメージを負わずに切り抜けました。
2Rに入ると、クテラバはキムラを絡めたスクランブルから一時的に上のポジションを奪う場面もありました。しかし、その攻防の中でクテラバは体力を消耗。ケージ際に追い詰められたところから反撃できないまま、スターリングの連打を浴び続けることになりました。
スターリングの怖さは、単に打撃が強いことではありません。
相手の仕掛けに対して焦らず受け止め、相手のスタミナが切れるタイミングを見極めて畳みかける。今回もその勝ちパターンが如実に出た試合でした。
ライトヘビー級ランキング入りも視野に
スターリングはこれでプロ通算10戦全勝、UFCでも5戦全勝という記録を継続しました。
ダナ・ホワイト・コンテンダーシリーズ(DWCS)での契約獲得以来、ライトヘビー級で着実に白星を積み重ねてきたスターリング。試合後には「自分が次世代のスターだと言い続けてきた」という趣旨のコメントを残し、次戦については10月頃の復帰にも前向きな姿勢を見せました。
まとめ
ナヴァホ・スターリングが、イオン・クテラバを2R 3分23秒でTKO。
クテラバの組みとサブミッションの仕掛けを冷静にしのぎ切り、スタミナが落ちたところを一気に攻め込んだ勝利でした。
これでプロ通算10戦全勝、UFC5戦全勝。ライトヘビー級の新たな注目株として、ランキング入りも視野に入ってきました。
【メインカード・フェザー級】クリスチャン・ロドリゲス vs ハイダー・アミル 結果|頭部キックからのギロチンで1R 3分43秒テクニカル一本勝ち
- 【対戦】
・クリスチャン・ロドリゲス(Christian Rodriguez /
)(13-4)
・ハイダー・アミル(Hyder Amil /
)(11-3) - 【階級】フェザー級 / Featherweight(145lbs / 約65.8kg)
- 【結果】クリスチャン・ロドリゲスがテクニカルサブミッション(ギロチンチョーク)で勝利 ★$25,000フィニッシュボーナス
- 【ラウンド / 時間】1R 3:43
試合結果まとめ
- 序盤からロドリゲスがカウンターの右で先行し、アグレッシブに前へ出るアミルに自由な打撃をさせない立ち上がりを見せた
- 残り2分を切った場面で、ロドリゲスの強烈な頭部キックがクリーンヒット。アミルがダウンを喫した
- ダウンから本能的にタックルへ逃れようとしたアミルに対し、ロドリゲスが素早くギロチンを成立。絞め落として1R 3分43秒、レフェリーストップとなった
分析:苦難を乗り越えたロドリゲスの会心の一本
この試合は、クリスチャン・ロドリゲスにとって単なる勝利以上の意味を持つ一戦でした。
長年師事してきたヘッドコーチを失うという苦しい出来事を経て、ロドリゲスはラスベガスのXtreme Coutureへ移籍。再起をかけた一戦で、連敗中ながら攻撃力のあるハイダー・アミルを相手に、UFCキャリアでも印象的なパフォーマンスを披露しました。
序盤からアミルはローキックで揺さぶりをかけてきましたが、ロドリゲスはそのたびに正確なカウンターを返した。打撃の精度と動きで一歩リードする展開を作り、テイクダウンも織り交ぜながらアミルにプレッシャーをかけ続けました。
そして残り2分弱というタイミングで訪れた決定機。
ロドリゲスのクリーンな右に続いて放たれた頭部キックが、アミルを崩れ落とした。それでもアミルは本能的にタックルで逃れようとしましたが、その動きこそロドリゲスが待っていたものでした。すかさずギロチンを差し込み、絞め上げてアミルを失神させました。
打撃で崩し、サブミッションで仕留める。この完成度の高いフィニッシュは、移籍直後のロドリゲスにとって最高のタイミングでの会心の勝利となりました。
2連敗を脱し、フェザー級での評価を再構築
この勝利は、ロドリゲスにとってかなり大きいです。
それまで2連敗中だったロドリゲスは、同じく連敗からの再起を狙っていたアミルを相手に勝利。コーチの喪失という私生活の苦しみを乗り越え、移籍したジムでの成果をいきなり結果に結びつけました。
一方のアミルにとっては、自身3連敗となる厳しい黒星。序盤から攻める姿勢は見せたものの、ロドリゲスのカウンターとフィニッシュ力に捕まり、再起が求められる結果となりました。
まとめ
クリスチャン・ロドリゲスが、ハイダー・アミルを1R 3分43秒でギロチンチョークによりテクニカルサブミッション勝ち。
カウンターの精度で試合をリードし、頭部キックでダウンを奪ってからのギロチンという、見栄えも完成度も高いフィニッシュでした。
私生活の苦しみを乗り越えての勝利は、ロドリゲスにとってキャリアの転機となる一戦になりました。
【メインカード・フェザー級】ムルタザリ・マゴメドフ vs メルシック・バグダサリアン 結果|UFCデビュー戦で史上4例目のツイスター一本勝ち!
- 【対戦】
・ムルタザリ・マゴメドフ(Murtazali Magomedov /
)(11-0)
・メルシック・バグダサリアン(Melsik Baghdasaryan /
)(8-4) - 【階級】フェザー級 / Featherweight(145lbs / 約65.8kg)
- 【結果】ムルタザリ・マゴメドフが一本(ツイスター / スコティッシュ・ツイスター系)で勝利 ★Performance of the Night
- 【ラウンド / 時間】1R 1:17
試合結果まとめ
- 序盤の打撃の応酬からマゴメドフがテイクダウンを奪い、ケージ際でバグダサリアンの背中を狙う展開に持ち込んだ
- 背後からボディトライアングルを狙う流れの中で、バグダサリアンの腕と首を巻き込む変則的なツイスターへ移行
- 1R 1分17秒、強烈な極めにバグダサリアンが即タップ。UFCデビュー戦にして、UFC史上4例目のツイスター系サブミッションとして報じられる衝撃の一本勝ちとなった
分析:覚えたての技を本番で完璧に決めた胆力
ツイスターとは、相手をうつ伏せに近い姿勢にした状態から首・肩・胴体をねじるように極める、MMAでも屈指の難易度を誇るサブミッション技です。この試合のインパクトは、UFC全体で見てもかなり大きいものでした。
UFCではこれまでジョン・チャンソン、ブライス・ミッチェル、ダモン・ブラックシアのわずか3人しか成功させたことがない稀少な技でした。マゴメドフはそこに続くUFC史上4人目のツイスター成功者となりました。
マゴメドフはダナ・ホワイト・コンテンダーシリーズ(DWCS)でKO勝利を収めて契約を獲得した無敗のプロスペクト。試合前から高い評価を受けていましたが、誰も「デビュー戦でツイスターを決める」とまでは予想していませんでした。
試合は序盤の打撃の応酬から始まりましたが、マゴメドフはすぐにレベルチェンジ。背中を狙う流れから、バグダサリアンの腕と頭を巻き込む形でツイスターへ移行しました。
この技は、本人いわく元UFCフライ級のアスカル・アスカロフから約1カ月前に教わったばかりのもの。修得して間もない技を、プレッシャーのかかる本番の舞台でいきなり完璧に極め切った精神力と技術力は、並大抵のものではありません。
フェザー級に現れた新たな脅威
この勝利は、マゴメドフにとってこれ以上ないデビューとなりました。
UFC史上でも稀な技をデビュー戦で成功させたことで、一気に注目を集める存在に。Performance of the Nightにも選出され、フェザー級で今後どこまで勝ち進むのか、大きな期待がかかるプロスペクトの誕生となりました。
まとめ
ムルタザリ・マゴメドフが、メルシック・バグダサリアンを1R 1分17秒でツイスターにより一本勝ち。
UFC史上わずか4人目という稀少なフィニッシュを、デビュー戦という大舞台で成功させた衝撃のパフォーマンスでした。
UFC史上4例目のツイスター決着という希少性とともに、フェザー級に新たな無敗プロスペクトの誕生を強く印象づける一戦となりました。
【メインカード・フェザー級】ヴィニシウス・オリヴェイラ vs アンドレ・フィリ 結果|オリヴェイラが2R 4分56秒TKOでFight of the Night獲得!
- 【対戦】
・ヴィニシウス・オリヴェイラ(Vinicius Oliveira /
)(24-4)
・アンドレ・フィリ(Andre Fili /
)(25-14 1NC) - 【階級】フェザー級 / Featherweight(145lbs / 約65.8kg)
- 【結果】ヴィニシウス・オリヴェイラがTKO(エルボー / ストライク)で勝利 ★Fight of the Night
- 【ラウンド / 時間】2R 4:56
試合結果まとめ
- 当初対戦予定だったギガ・チカゼが欠場し、アンドレ・フィリが代役で出場。フェザー級転向初戦となるオリヴェイラとの一戦が実現した
- 1Rはオリヴェイラのローキックとパンチが当たる一方、フィリのボディキックでオリヴェイラもダメージを負う互角の打撃戦に
- 2Rはオリヴェイラが攻勢を強め、ケージ際に詰めてパンチ、ニー、エルボーを連打。フィリが崩れ落ちたところで残り4秒、レフェリーが試合を止めた
分析:階級変更初戦で見せたオリヴェイラの「打ち合う覚悟」
この試合は、両者譲らぬ打撃の応酬がそのままFight of the Nightにつながった激闘でした。
ヴィニシウス・オリヴェイラはバンタム級から上げてのフェザー級転向初戦。前戦で連勝を止められた直後の一戦で、新しい階級での結果が求められていました。一方のアンドレ・フィリは、本来の対戦相手だったギガ・チカゼの欠場を受けて急遽出場。経験豊富なベテランとして、立ち向かう姿勢を見せました。
1Rは互いに一歩も引かない展開でした。
オリヴェイラがローキックと正確なパンチでフィリを揺さぶる場面があれば、フィリもボディキックでオリヴェイラを苦しめる場面がありました。特にフィリがローキックをチェックした後、オリヴェイラが足を痛めたように見える場面もあり、そこからフィリのボディキックが効く時間帯も生まれました。
2Rに入ると、オリヴェイラがギアを上げます。
打ち合いの中でフィリをぐらつかせると、ケージ際に追い詰めてパンチ、ニー、エルボーを次々と浴びせ続けました。フィリも最後まで簡単には崩れませんでしたが、ラウンド終了4秒前、ついに膝から崩れ落ち、レフェリーが試合を止めました。
ただし、フィニッシュ直前のエルボーについては、後頭部付近に入ったのではないかという指摘もありました。勝利そのものはオリヴェイラのTKOとして記録されていますが、最後の連打にはやや議論の余地も残った決着でした。
新しい階級、しかも急な相手変更という難しい条件の中で、最後まで攻める姿勢を貫いたオリヴェイラの戦いぶりが、この試合をFight of the Nightへと導きました。
フェザー級転向初戦を白星で飾る
この勝利は、オリヴェイラにとって大きな意味を持ちます。
階級を上げての初戦をフィニッシュで飾ったことで、フェザー級でも通用することを証明。Fight of the Nightのボーナスも獲得し、新天地での好スタートを切りました。
フィリにとっては急な代役出場の中での敗戦。それでも最後まで前に出続けた姿勢は評価されるべき内容でした。
まとめ
ヴィニシウス・オリヴェイラが、アンドレ・フィリを2R 4分56秒でTKO。
互いに一歩も譲らない打撃戦は、最後までどちらに転んでもおかしくない緊迫した内容で、Fight of the Nightに選出されました。
フェザー級転向初戦をフィニッシュで飾ったオリヴェイラにとって、新たなスタートにふさわしい価値ある勝利となりました。
【プレリム・129lbsキャッチウェイト】ケヴィン・ボルハス vs アンドレ・リマ 結果|ボルハスが3R全員一致判定で無敗リマを撃破
- 【対戦】
・ケヴィン・ボルハス(Kevin Borjas /
)(11-5)
・アンドレ・リマ(Andre Lima /
)(11-1) - 【階級】129lbsキャッチウェイト(約58.5kg・ボルハス計量オーバー)
- 【結果】ケヴィン・ボルハスが判定(全員一致)で勝利(30-27, 29-28, 29-28)
- 【ラウンド / 時間】3R 終了
試合結果まとめ
- ボルハスが計量を3ポンドオーバーし、ファイトマネー20%減額のペナルティを受けた上で、129lbsキャッチウェイトでの開催となった
- 1Rはボルハスが機動力を生かしてリマを苦しめ、終盤に大きな打撃を当てて接戦のラウンドを奪った
- 2R・3Rも一進一退の攻防が続いたが、ボルハスがクリンチワークとカウンターで要所を押さえ、30-27、29-28、29-28の判定勝利を手にした
分析:計量オーバーの批判を背負いながら勝ち切ったボルハス
この試合は、無敗のフライ級プロスペクトであるアンドレ・リマに、連敗中のケヴィン・ボルハスが挑む構図の一戦でした。
アンドレ・リマはUFCで4戦4勝、プロ通算でも11戦全勝という無敗記録を誇るフライ級プロスペクト。今回12戦目を白星で飾れば、さらに評価を高めるはずでした。
しかしボルハスは、計量オーバーによるペナルティと批判を背負いながらも、終始機動力で試合をコントロールしました。
1Rはリマを苦しめる動きを見せ、終盤の大きな打撃でラウンドを奪取。クリンチでの膝や、距離を取ってからのカウンターを織り交ぜ、リマに自由なペースを作らせませんでした。
リマも要所でクリンチを返すなど反撃を見せましたが、全体を通してボルハスの機動力とカウンターの精度が上回り、3者ともボルハス支持のスコアとなりました。
無敗リマを破った価値あるアップセット
この勝利は、ボルハスにとってかなり大きいです。
直近2連敗中だったボルハスが、計量に失敗するという厳しい状況の中で無敗のリマを撃破。もちろん計量オーバーは褒められることではありませんが、試合内容としてはフライ級戦線での評価を立て直す貴重な白星となりました。
一方のリマにとっては、プロ初黒星となる厳しい結果。長期欠場明けでの一戦でもあり、試合勘の面でも難しさがあったかもしれません。
まとめ
ケヴィン・ボルハスが、アンドレ・リマを3R全員一致判定で撃破。
計量オーバーという問題を抱えながらも、機動力とカウンターでプロ無敗のリマを苦しめ続けた接戦の判定勝利でした。
連敗を止め、無敗のリマを破ったボルハスにとって、価値あるアップセットとなりました。
【プレリム・女子バンタム級】ビア・メスキータ vs メリッサ・マリンズ 結果|メスキータが大ピンチからのアームバーで1R 3分16秒一本勝ち
- 【対戦】
・ビア・メスキータ(Beatriz Mesquita /
)(8-0)
・メリッサ・マリンズ(Melissa Mullins /
)(7-3) - 【階級】女子バンタム級 / Women’s Bantamweight(135lbs / 約61.2kg)
- 【結果】ビア・メスキータが一本(アームバー)で勝利 ★$25,000フィニッシュボーナス
- 【ラウンド / 時間】1R 3:16
試合結果まとめ
- 序盤、マリンズのパンチでメスキータが大きくダメージを受け、一時はフィニッシュされる寸前まで追い込まれた
- しかしマリンズがグラウンドに入ったことで、BJJを最大の武器とするメスキータに展開が傾いた
- 下の体勢からメスキータが冷静にポジションを制御し、アームバーを成立。1R 3分16秒でタップを奪い、大ピンチから試合をひっくり返した
分析:危機を逆手に取ったメスキータのグラウンドの強さ
この試合は、メスキータにとって決して楽な内容ではありませんでした。
序盤、マリンズのパンチが的確にヒットし、メスキータは大きくぐらつく場面がありました。打撃で押される展開がそのまま続けば、無敗記録に土がつく可能性も十分にあった危険な瞬間でした。
しかし、ここでマリンズが選んだのが「ダメージを与えた相手をグラウンドで押さえ込む」という選択でした。
これは、グラップリングを最大の武器とするメスキータにとっては、むしろ歓迎すべき展開だったと言えます。グラウンドに移行した瞬間から、メスキータは打撃でのダメージを忘れたかのように冷静にポジションを制御。マリンズの動きを見極めながら、腕を取りに行くタイミングを計りました。
そして、下からアームバーを成立させると、一気に極めてタップを奪取。一歩間違えれば敗戦もあり得た展開を、自身の最大の武器であるグラウンドスキルで逆転させた内容でした。
無敗記録を守った価値ある一本
この勝利は、メスキータにとってかなり価値があります。
打撃で苦しめられながらも、自分の得意分野に持ち込んでからは一瞬でフィニッシュ。これでプロ8戦無敗、UFCでも3戦3勝、しかもすべて一本勝ちという強烈な結果を残しました。
女子バンタム級の中でも、メスキータのグラウンド力はすでに明確な脅威です。ランキング上位戦線に向けて、さらに存在感を高める一本勝ちとなりました。
まとめ
ビア・メスキータが、メリッサ・マリンズを1R 3分16秒でアームバーにより一本勝ち。
打撃で大きくぐらつかされる危機がありながら、グラウンドに展開が移った瞬間に冷静にアームバーを成立させた、地力の高さを感じさせる内容でした。
無敗記録を8-0に伸ばしたメスキータ。女子バンタム級の次なるステップに向けて、大きな価値を持つ一本勝ちとなりました。
【プレリム・フライ級】ミッチ・ラポーゾ vs アラン・ナシメント 結果|ラポーゾが土壇場のダウンを耐えてスプリット判定勝利
- 【対戦】
・ミッチ・ラポーゾ(Mitch Raposo /
)(11-3)
・アラン・ナシメント(Allan Nascimento /
)(22-7) - 【階級】フライ級 / Flyweight(125lbs / 約56.7kg)
- 【結果】ミッチ・ラポーゾがスプリット判定で勝利(29-28, 28-29, 29-28)
- 【ラウンド / 時間】3R 終了
試合結果まとめ
- 1R・2Rはラポーゾが手数の多い打撃とフットワークで前に出て、ナシメントにペースを渡さない試合運びを見せた
- 3Rに入るとナシメントが闘志を見せ、強烈な右でラポーゾにダウンを奪う場面を作った
- その後ナシメントが上のポジションからパウンドで猛追したが、ジャッジは2者がラポーゾを支持。スプリット判定でラポーゾが接戦を制した
分析:ラポーゾが守り切った1R・2Rの貯金
この試合は、最終ラウンドの劇的な展開がありながらも、序盤の積み重ねが明暗を分けた一戦でした。
ミッチ・ラポーゾは1R・2Rを通じて、手数の多い打撃と前に出る姿勢でナシメントを圧迫。スピードを生かしてラウンドを着実に積み重ねていきました。
しかし3R、ナシメントが一気に火をつけます。
会心の右がクリーンに入り、ラポーゾがダウン。ナシメントはそのまま上のポジションを取り、パウンドでフィニッシュを狙いました。試合終盤だけ見れば、完全にナシメントが勝負をひっくり返しかけた時間帯でした。
それでも、ラポーゾは下から必死に抱え込み、ナシメントのパウンドを受けながらも最後まで生き残りました。ジャッジ2者は1R・2Rでのラポーゾの貯金を評価。スプリット判定という僅差の中で、ラポーゾが辛くも勝利を手にしました。
接戦を制したラポーゾの価値ある白星
この勝利は、ラポーゾにとってかなり大きいです。
前戦でUFC初勝利を挙げていたラポーゾが、4連勝中だったナシメントを相手に接戦をものにしました。最終ラウンドでダウンを喫しながらも崩れなかった精神力は、評価されるべき内容です。
一方のナシメントにとっては、連勝記録が止まる悔しい黒星。3Rの巻き返しは見事でしたが、序盤のビハインドが響く結果となりました。
まとめ
ミッチ・ラポーゾが、アラン・ナシメントをスプリット判定で撃破。
3Rにダウンを喫する劇的な展開がありながらも、1R・2Rで作った貯金を守り切り、辛くも接戦を制しました。
連勝中だったナシメントを相手にした価値ある勝利は、ラポーゾにとってフライ級でのキャリアを前進させる一戦となりました。
【プレリム・フェザー級】ガストン・ボラニョス vs マイケル・アズウェルJr. 結果|ボラニョスが接戦を制し全員一致判定勝利
- 【対戦】
・ガストン・ボラニョス(Gaston Bolanos /
)(9-5)
・マイケル・アズウェルJr.(Michael Aswell Jr. /
)(11-5) - 【階級】フェザー級 / Featherweight(145lbs / 約65.8kg)
- 【結果】ガストン・ボラニョスが判定(全員一致)で勝利(29-28, 29-28, 29-28)
- 【ラウンド / 時間】3R 終了
試合結果まとめ
- 1Rはアズウェルが1-2のコンビネーションで先行し、序盤からテンポよく手数を重ねる展開を作った
- 一方のボラニョスもボディキック、右ストレート、スピニングバックフィストを返し、接戦の中で要所のインパクトを残した
- 2Rはボラニョスがボディキックと右を軸に流れを引き寄せ、アズウェルの手数を落とすことに成功した
- 3Rはアズウェルがパンチの連打で巻き返したが、ジャッジ3者が全員29-28でボラニョスを支持。僅差の判定勝利となった
分析:ボディキックで流れを変えたボラニョスの中盤の強さ
この試合は、見ごたえのある接戦として印象に残る一戦でした。
序盤、アズウェルが1-2のコンビネーションでボラニョスを的確に捉え、手数で主導権を握ろうとしました。テンポよくパンチをまとめるアズウェルに対し、ボラニョスはやや受けに回る場面もありました。
しかし、ボラニョスも一方的に押されていたわけではありません。
ボディキックでアズウェルの腹を削り、右ストレートやスピニングバックフィストでインパクトを残しました。特に1R終盤にかけては、アズウェルの手数に対してボラニョスの一発の重さが目立つ場面もありました。
流れがより明確に変わったのは2Rです。
ボラニョスはボディキックを軸に、右、レッグキック、パンチのコンビネーションを混ぜながら攻撃を散らしました。アズウェルは序盤ほどの手数を出せなくなり、ボラニョスが中盤の主導権を握る展開となりました。
3Rはアズウェルが再び前に出て、パンチの連打でボラニョスを下がらせる場面を作りました。ボラニョスも被弾しながら、ボディキックやレッグキックで応戦。最後まで明確な差がつきにくい接戦でしたが、最終的にジャッジ3者全員が29-28でボラニョスを支持しました。
接戦を制したボラニョスの再起
この勝利は、ボラニョスにとって価値のある白星です。
直近の黒星から立て直す一戦で、粘り強く接戦をものにしたことで、フェザー級での評価を維持しました。
一方のアズウェルにとっては、3Rに巻き返しながらも届かなかった悔しい黒星。手数と前進は見せたものの、ボラニョスのボディキックと中盤の攻勢が判定に響く結果となりました。
まとめ
ガストン・ボラニョスが、マイケル・アズウェルJr.を3R全員一致判定で撃破。
アズウェルの手数に苦しむ場面もありましたが、ボラニョスはボディキックと右を軸に中盤で流れを引き寄せ、僅差の接戦を制しました。
派手なフィニッシュではなかったものの、粘り強く試合を組み立てたボラニョスにとって、価値ある再起の白星となりました。
【プレリム・ウェルター級】レヴァン・チョクヘリ vs リオン・シャバージアン 結果|チョクヘリがわずか23秒のTKOでUFCデビューを電撃的に飾る
- 【対戦】
・レヴァン・チョクヘリ(Levan Chokheli /
)(15-3)
・リオン・シャバージアン(Leon Shahbazyan /
)(12-5) - 【階級】ウェルター級 / Welterweight(170lbs / 約77.1kg)
- 【結果】レヴァン・チョクヘリがTKO(ストライク / レッグキックからのパンチ連打)で勝利 ★$25,000フィニッシュボーナス
- 【ラウンド / 時間】1R 0:23
試合結果まとめ
- 開始直後、チョクヘリの放ったカーフキックがシャバージアンの動きを止め、主導権を一気に握った
- そのままシャバージアンをケージ際に追い詰めると、パンチの連打からボディショットを効かせてダウンを奪った
- 崩れたシャバージアンに追撃が入り、レフェリーのケリー・ハットリーがわずか23秒で試合を止めた
分析:UFCデビュー戦でいきなり見せた完成度の高さ
この試合は、開始からわずか23秒という衝撃的な結末を迎えました。
リオン・シャバージアンは、ミドル級で活躍するエドメン・シャバージアンの兄としてUFCデビューを果たした注目株。兄弟そろってのUFC参戦という話題性のある一戦でしたが、相手のチョクヘリはその祝福ムードを一切無視するかのような立ち上がりを見せました。
試合開始、チョクヘリが放った最初のカーフキックがほぼノーモーションでシャバージアンに命中。これだけでシャバージアンの動きを大きく止めることに成功しました。
そこからチョクヘリは一切の迷いなく前進。ケージ際に追い詰めると、パンチの連打からボディへの一撃でシャバージアンを完全に折りました。崩れ落ちたところへ追撃のコンビネーションが決まり、レフェリーが試合を止めるまで、わずか23秒というスピード決着でした。
UFCデビュー戦で強烈な印象を残したチョクヘリ
この勝利は、チョクヘリにとって最高の形でのUFC初陣となりました。
Bellatorでも戦ってきた実力者が、UFCデビュー戦でわずか23秒のTKO勝利。さらにフィニッシュボーナスも獲得し、ウェルター級に新たな脅威が現れたことを強烈なインパクトとともに印象づける結果となりました。
シャバージアンにとっては、弟エドメンに続くUFC参戦が苦い形でのスタートに。再起をかけた巻き返しが求められます。
まとめ
レヴァン・チョクヘリが、リオン・シャバージアンを1R 0分23秒でTKO。
カーフキックで動きを止め、パンチの連打とボディショットで崩してから追撃するという、無駄のない攻撃の連続が、大会屈指のスピード決着を生みました。
UFCデビュー戦でこれ以上ない結果を残したチョクヘリ。ウェルター級の今後の動向に注目したいインパクトの大きい一戦となりました。
【プレリム・女子バンタム級】ルアナ・サントス vs カロル・ホザ 結果|サントスが全員一致判定でブラジル対決を制す

- 【対戦】
・ルアナ・サントス(Luana Santos /
)(#11 / 11-2)
・カロル・ホザ(Karol Rosa /
)(#9 / 19-8) - 【階級】女子バンタム級 / Women’s Bantamweight(135lbs / 約61.2kg)
- 【結果】ルアナ・サントスが判定(全員一致)で勝利(30-27, 30-27, 30-27)
- 【ラウンド / 時間】3R 終了
試合結果まとめ
- 同じブラジル出身、ランキング近接の両者による注目の女子バンタム級戦となった
- サントスが3Rを通じてグラップリングとコントロールでホザを上回り、安定したペースを維持した
- ジャッジ3者が全員30-27でサントスを支持。大きなダメージを与える展開ではなかったものの、支配時間で明確に上回る内容だった
分析:グラップリングで上回ったサントスの安定感
この試合は、女子バンタム級ランキング9位と11位による直接対決でした。
両者ともにブラジル出身で、近い実績を持つ実力者同士のマッチアップ。連勝中だったサントスが、この一戦でランキングをさらに押し上げる結果を狙っていました。
試合は3Rを通じてサントスがペースを握り続ける展開に。特に目立ったのは、打撃の派手さよりもグラップリングでの安定感でした。組みの攻防でホザを上回り、トップコントロールを重ねながら、ホザに決定的な反撃のチャンスを与えませんでした。
サントスは大きなダメージを量産したわけではありませんが、ポジション支配とコントロールタイムで明確に優位を作りました。結果として、3者のジャッジが全員30-27をつける完勝に近い内容となりました。
ランキング上位対決を制した価値
この勝利は、サントスにとってかなり大きいです。
UFCで連勝中だったサントスが、ランキング上位のホザを相手に危なげない内容で判定勝利。女子バンタム級でのさらなる地位向上につながる結果となりました。
一方のホザにとっては、ランキング下位のサントスに主導権を握られ続けた痛い黒星。打撃で大きな見せ場を作る前に組みで封じられ、再起が求められる結果となりました。
まとめ
ルアナ・サントスが、カロル・ホザを3R全員一致判定(30-27×3)で撃破。
派手なフィニッシュこそなかったものの、グラップリングとトップコントロールで終始ペースを渡さなかった安定感のある内容でした。
ランキング上位対決を制したサントスにとって、女子バンタム級での評価をさらに高める価値ある勝利となりました。
【プレリム・フェザー級】シェーン・コリンズ vs オタリ・タンジロヴィ 結果|コリンズがUFCデビュー戦を全員一致判定で白星発進
- 【対戦】
・シェーン・コリンズ(Shane Collins /
)(8-0)
・オタリ・タンジロヴィ(Otari Tanzilovi /
)(10-2) - 【階級】フェザー級 / Featherweight(145lbs / 約65.8kg)
- 【結果】シェーン・コリンズが判定(全員一致)で勝利(30-27, 30-27, 30-27)
- 【ラウンド / 時間】3R 終了
試合結果まとめ
- 互いにUFCデビュー戦となる一戦。序盤からタンジロヴィが手数とテイクダウンで仕掛けるも、コリンズが冷静に対応した
- コリンズは一時ギロチンを狙われる場面もあったが、落ち着いてスクランブルに持ち込み、すぐに立ち上がってペースを取り戻した
- ジャッジ3者が全員30-27でコリンズを支持。無敗記録を保ったままUFCデビューを白星で飾った
分析:危機を乗り越えたコリンズの落ち着き
この試合は、両者にとってのUFCデビュー戦という大舞台での一戦でした。
シェーン・コリンズはプロ無敗7戦、5フィニッシュという実績を引っ提げてのデビュー。一方のオタリ・タンジロヴィは、コンテンダーシリーズでの敗退を経て地域シーンで結果を出し、UFCの大舞台に辿り着いた選手でした。
序盤、タンジロヴィが積極的に前進し、テイクダウンを試みる場面も見られました。一時はコリンズがギロチンを狙われる危ない場面もありましたが、コリンズは落ち着いて対処。下で固められることなく、すぐに立ち上がって流れを切りました。
そこからコリンズはプレッシャーを継続し、ボディへの攻撃とクリンチワークを軸に試合をコントロール。タンジロヴィもたびたびテイクダウンを狙いましたが、コリンズは寝かされても長く押さえ込まれず、すぐに立ち上がる対応力を見せました。
3Rを通じて大きな崩れを見せることなく、打撃の精度とスタミナ、立ち上がる力で上回ったコリンズ。ジャッジ3者が全員30-27をつける、安定感のあるUFCデビュー戦となりました。
無敗記録を保ったままのUFCデビュー
この勝利は、コリンズにとって理想的なUFCデビューとなりました。
危ない場面を切り抜けながらも、最終的にはペースを渡さず判定勝利。プロ無敗の記録を8-0に伸ばし、フェザー級での今後に期待のかかる滑り出しとなりました。
一方のタンジロヴィにとっては、UFCデビュー戦での悔しい黒星。テイクダウンで見せ場は作ったものの、コリンズを長くコントロールできず、再起が求められる結果となりました。
まとめ
シェーン・コリンズが、オタリ・タンジロヴィを3R全員一致判定(30-27×3)で撃破。
序盤のギロチンのピンチを切り抜け、その後はボディ攻撃、クリンチ、スクランブル対応で安定したペースを作った内容でした。
UFCデビュー戦を無敗のまま白星で飾ったコリンズにとって、フェザー級でのキャリアの好スタートとなりました。
ポストファイトボーナス

UFCベガス119では、メインイベントの逆転劇とUFC史上4例目のツイスターが大会を彩りました。
ここでは、Fight of the Night、Performance of the Night、さらにフィニッシュボーナスを獲得した選手を整理します。
- 【Fight of the Night(各$100,000)】
・ヴィニシウス・オリヴェイラ vs アンドレ・フィリ
フェザー級転向初戦のオリヴェイラと、代役出場のフィリによる打撃戦は、2Rを通じて互いに一歩も譲らない激しい攻防に。最終的にはオリヴェイラがパンチ、ニー、エルボーを交えた連打でフィリを沈め、Fight of the Nightにふさわしい内容となった - 【Performance of the Night($100,000)】
・ムルタザリ・マゴメドフ
UFCデビュー戦でメルシック・バグダサリアンをツイスターにより1R 1分17秒で一本勝ち。UFC史上わずか4人目という稀少なフィニッシュを、修得して間もない技で完璧に決め切った内容は、デビュー戦としては破格のインパクトだった - 【Performance of the Night($100,000)】
・マネル・ケイプ
堀口恭司を相手に2ラウンド分のビハインドを背負いながら、3R 2分42秒の劇的なTKOで逆転勝利。8年半前の雪辱を果たした内容とドラマ性が高く評価された - 【フィニッシュボーナス(各$25,000)】
・ナヴァホ・スターリング、クリスチャン・ロドリゲス、ビア・メスキータ、レヴァン・チョクヘリ
Performance of the Night本賞には届かなかったものの、フィニッシュ勝利を収めた4選手にも追加ボーナスが支給された。スターリングは2Rのパンチ&エルボーTKO、ロドリゲスは頭部キックからのギロチン、メスキータは大ピンチからのアームバー、チョクヘリはわずか23秒のスピードTKO。メインカードからプレリムまで、フィニッシュの質の高さがUFCベガス119を強く印象づけた
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全試合一覧|UFCベガス119 結果

ここでは、UFCベガス119の全試合結果を一覧でまとめます。
勝者・決着方法・ラウンド/時間をひと目で確認できるので、各カードの流れを振り返るチェックポイントとして活用してください。
| カード | 勝者 | 方法 | R/時間 |
|---|---|---|---|
| メインイベント・FLW | マネル・ケイプ | TKO(パンチ)★POTN | 3R 2:42 |
| コ・メイン・LHW | ナヴァホ・スターリング | TKO(ストライク / パンチ&エルボー) | 2R 3:23 |
| メインカード・FW | クリスチャン・ロドリゲス | テクニカル一本(ギロチンチョーク) | 1R 3:43 |
| メインカード・FW | ムルタザリ・マゴメドフ | 一本(ツイスター)★POTN | 1R 1:17 |
| メインカード・FW | ヴィニシウス・オリヴェイラ | TKO(ストライク / エルボー)★FOTN | 2R 4:56 |
| プレリム・129lbs CW | ケヴィン・ボルハス | UD(30-27, 29-28, 29-28) | 3R 終了 |
| プレリム・WBW | ビア・メスキータ | 一本(アームバー) | 1R 3:16 |
| プレリム・FLW | ミッチ・ラポーゾ | SD(29-28, 28-29, 29-28) | 3R 終了 |
| プレリム・FW | ガストン・ボラニョス | UD(29-28×3) | 3R 終了 |
| プレリム・WW | レヴァン・チョクヘリ | TKO(ストライク / カーフキックからのパンチ連打) | 1R 0:23 |
| プレリム・WBW | ルアナ・サントス | UD(30-27×3) | 3R 終了 |
| プレリム・FW | シェーン・コリンズ | UD(30-27×3) | 3R 終了 |
※UD=ユナニマス判定、SD=スプリット判定、FLW=フライ級、LHW=ライトヘビー級、FW=フェザー級、129lbs CW=129lbsキャッチウェイト、WBW=女子バンタム級、WW=ウェルター級。★FOTN=Fight of the Night、★POTN=Performance of the Night。ボルハス vs リマは、ボルハスの計量オーバーにより129lbsキャッチウェイトで実施。$25,000フィニッシュボーナス:ナヴァホ・スターリング、クリスチャン・ロドリゲス、ビア・メスキータ、レヴァン・チョクヘリ。
総まとめ|UFCベガス119をひと言で振り返ると

UFCベガス119は、メインイベントの劇的な逆転劇とUFC史上4例目のツイスターが強く残る大会でした。
ここでは、ケイプのリベンジ達成、マゴメドフの衝撃デビュー、そして大会全体の印象をまとめて振り返ります。
UFCベガス119は「8年半の時を超えたリベンジが完結した夜」でした。
マネル・ケイプが、2017年のRIZINで自身を一本に沈めた堀口恭司を、2ラウンド分のビハインドから3Rの一発で逆転TKO。長年のライバル関係に一区切りをつけると同時に、フライ級タイトル戦線に強烈なアピールを果たした内容だった。
大会全体を見ると、メインカードの完成度の高さが際立つ夜でもありました。
マゴメドフのUFC史上4例目のツイスター、ロドリゲスの頭部キックからのギロチン、スターリングの粘り強い2R TKO、オリヴェイラの打撃連打によるFight of the Night獲得と、メインカード5試合すべてがフィニッシュ決着。さらにプレリムでもチョクヘリがわずか23秒のスピードTKO、メスキータが大ピンチからのアームバーを決めるなど、随所に見どころのある一夜でした。
また、ナヴァホ・スターリングがイオン・クテラバとの一進一退の攻防を制し、UFC5戦全勝・プロ無敗10戦を継続したことも、この大会の大きなトピックでした。経験豊富なベテランの仕掛けを冷静にしのぎ切った内容は、ライトヘビー級の今後を占う上でも見逃せない一戦でした。
堀口にとっては第2次UFC参戦後初の黒星という意味で、一つの転換点になった大会。そしてケイプ、マゴメドフ、ロドリゲス、スターリングたち勝者が、それぞれの階級で次のステップへ向かうスタートラインに立った夜でもありました。
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よくある質問|UFCベガス119 結果

UFCベガス119の結果について、特に気になるポイントをQ&A形式で整理しました。
メインイベント、ボーナス、フィニッシュ数など、大会の要点をサクッと確認できます。
Q1
UFCベガス119のメインイベントの結果は? タップで答え
- 1R・2Rは堀口がボディキックとテイクダウンでペースを握っていた
- 3Rに堀口が打撃で前に出る場面もあったが、ケイプが右カウンターを的中させて一気に形勢逆転。追撃のパウンドでTKO勝利を収めた
- 2017年大晦日のRIZIN戦でケイプを一本で下した堀口に対し、約8年半越しのリベンジとなる一戦だった
Q2
UFCベガス119のコ・メインイベントの結果は? タップで答え
- クテラバの組み際のギロチンやキムラを、スターリングが冷静にしのぎ続けた
- 2R、スタミナを消耗したクテラバをケージ際で捕まえ、上のポジションから一方的に攻め込んでのフィニッシュとなった
- この勝利でスターリングはUFC5戦全勝、プロ通算10戦全勝を継続した
Q3
UFCベガス119のボーナス受賞者は? タップで答え
- Fight of the Night(各$100,000):ヴィニシウス・オリヴェイラ vs アンドレ・フィリ
- Performance of the Night(各$100,000):ムルタザリ・マゴメドフ、マネル・ケイプ
- フィニッシュボーナス(各$25,000):ナヴァホ・スターリング、クリスチャン・ロドリゲス、ビア・メスキータ、レヴァン・チョクヘリ
Q4
ムルタザリ・マゴメドフのツイスター決着はどんな技だった? タップで答え
- 背後から相手の腕と頭を巻き込み、首・肩・胴体をひねり上げる変則的な極め技
- UFCでこの技を成功させたのは、ジョン・チャンソン、ブライス・ミッチェル、ダモン・ブラックシアに次いで史上4人目
- 1分17秒という短時間での決着は、UFC史上4例目のツイスターとして大きな話題となった
Q5
UFCベガス119のフィニッシュ数と全試合数は? タップで答え
- フィニッシュ決着:7試合(フィニッシュ率約58%)
- 判定決着:5試合(ボルハス、ラポーゾ、ボラニョス、サントス、コリンズ)
- 1Rフィニッシュは大会全体で4試合。ロドリゲス、マゴメドフ、メスキータ、チョクヘリが1Rで試合を終わらせた
- メインカード5試合すべてがフィニッシュ決着となり、上位カードの見ごたえが際立つ大会だった
Q6
UFCベガス119のアーカイブ・見逃し配信はどこで見られる? タップで答え
- U-NEXTでは日本語版・副音声版・英語版のマルチアングル配信に対応。見逃し配信は準備が整い次第開始され、2026年7月20日(月)23:59まで予定されている
- UFC Fight Passは過去大会・試合映像のアーカイブも豊富で、継続的にUFCを追いたい人向け
- 米国ではParamount+で配信対象。配信状況は地域や契約内容によって変わるため、最新情報は各サービスで確認しておきたい
- 地上波・BS・CSでの国内放送は基本的にないため、日本国内では配信サービスの利用が前提となる